パレットタウン、2022年中に順次閉館-大型アリーナなど建設で、Zepp Tokyoは1月1日・ヴィーナスフォートは3月27日閉店

東京都江東区青海の複合施設「パレットタウン」が、再開発のため2022年中に順次閉館する。

パレットタウン。
左からメガウェブ、Zepp、レジャーランド(現チームラボ)。

パレットタウン再開発、いよいよ始動-「都市博」跡

パレットタウンは1999年に開業。もともとこの地は1996年に開催されることが決まっていた世界都市博覧会の予定地だったが、博覧会の開催に反対する青島幸男氏が都知事に当選したことにともない開会直前に中止となったため、空き地となっていた。
そのため、トヨタグループ東和不動産森ビルが東京都から土地を借り受け建設したのがパレットタウンであった。敷地面積は79,295㎡。

中核施設のヴィーナスフォート。

パレットタウンはショッピングセンター(一部アウトレットモール)の「ヴィーナスフォート」を核に、トヨタの資料館「メガウェブ トヨタ シティ ショウケース」を核とした「メガウェブ」、ライブハウス「Zepp Tokyo」、アミューズメント施設「チームラボプラネッツ TOKYO」(ネオジオワールド・東京レジャーランド跡)、大観覧車などで構成される。

パレットタウン。

お台場という立地から数多くのドラマやアニメ作品の舞台となっており、近年は「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の舞台としても知られるほか、館内では多くのアーティスト・アイドルなどのイベントも行われるため、まれに「間違えて青梅に行く」出演者が現れることも恒例となっていた。

チームラボと大観覧車。

一方で、トヨタグループと森ビルは近い将来の大型再開発を見越して、借地権が切れる前の2008年に東京都から同地の土地を取得。当初、再開発は2013年ごろに完了するとされていたものの、リーマンショックなどの影響で延期されていた。
再開発を前にして、Zeppは代替施設として2012年に開業した三井不動産グループの複合商業施設「ダイバーシティ東京」に「Zepp DiverCity TOKYO」を開業、さらに2020年7月18日には羽田空港近くに「Zepp Haneda」を開業させるなど、準備が進められていた。
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ダイバーシティ東京。

全館ともに2022年中に閉館-再開発後はアリーナ併設

パレットタウン各館は、再開発着工に向けて2022年中に順次閉館する。
具体的な最終営業日は、「Zepp Tokyo」が2022年1月1日に、「ヴィーナスフォート」が2022年3月27日に、「MEGA WEB TOYOTA CITY」が2021年12月31日に、「パレットタウン大観覧車」「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が2022年8月31日となる予定。

営業終了後、各館は再開発に向けて解体される。
東和不動産などによると、再開発後に建設される施設の核となる大型多目的アリーナの延床面積は約37,000 ㎡。
収容人員はスポーツで約10,000席、ライブなどイベント等では約 10,000〜13,000席とする計画となっている。

アリーナ完成予想図(東和不動産)。
2020年時点で名称は発表されていないが、イラストには「トヨタアリーナ」の看板が掲げられている。


アリーナ内観(東和不動産)。

さらに、アリーナにはヴィーナスフォートに変わる新たな商業施設も併設される計画。今回の再開発にもトヨタグループが関わっており、同社の博物館機能の復活も予想される。

トヨタの資料館「メガウェブ トヨタ シティ ショウケース」。

全体の再開発は2025年6月ごろの完成を見込んでおり、今後工事が進められることとなる。

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