Zepp Haneda、2020年夏開業-羽田空港跡地第1ゾーン整備「イノベーションシティ」の中核施設

東京都大田区の羽田空港跡地第1ゾーン整備事業第一期部分が2020年夏に「まちびらき」となり、その中核施設として大型ライブハウス「Zepp Haneda」(ゼップ羽田)が開業することが発表された。

天空橋駅前、羽田空港旧敷地の一部を再開発

Zepp Hanedaが開業するのは京急・モノレールの天空橋駅前。
この場所はかつて羽田空港の敷地であったが、大田区により「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業」として再開発が計画されていた。
再開発地は約16.5haで、「“HANEDA Future Core”を具現化する取組方針」を再開発コンセプトとする。

「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業」開発パース。
(大田区ウェブサイトより)

建築家・隈研吾氏なども参画し、2022年の全面開業をめざしてライブハウスのほかベンチャー企業の進出を想定するオフィス、先端医療研究センターなどが進出、交通広場(天空橋駅の駅前広場)も整備される予定となっている。

「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業」開発計画。
(大田区ウェブサイトより)

東京3番目のZepp、収容人数は約3,000人規模

Zepp Hanedaは、ライブハウスZeppとしては「Zepp Tokyo」、「Zepp DiverCity」に続く東京3館目。
運営するのはZeppを運営するZeppホールネットワークと鹿島建設が代表を務める「羽田みらい開発」で、キャパシティ(収容人数)は約3,000人規模になる計画だという。

追記:名称は「羽田イノベーションシティ」

追記:開発地区は「羽田イノベーションシティ」と命名された。
宿泊施設は「京急EXイン」が進出する。

外部リンク:東京・羽田に3,000人規模の「Zepp」ホールを2020年夏オープン!
外部リンク:ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」整備・運営事業予定者の提案概要(PDF)
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