ヤオコー横浜天神橋店、2024年2月20日開店-フードストアあおき跡に

神奈川県横浜市南区の国道16号線沿いにあるフードストアあおき横浜天神橋店跡に、首都圏地場大手食品スーパー「ヤオコー横浜天神橋店」が2024年2月20日午前9時に開店する。

横浜天神橋のフードストアあおき跡

フードストアあおき横浜天神橋店は、2012年7月に同社神奈川県内1号店として開店。建物は店舗面積は1,286㎡。
横浜天神橋店はキャッチフレーズに「食文化のパラダイス」を掲げる同社店舗として、創業地である静岡・伊豆半島のご当地商品やバイヤー厳選商品の取扱い、自動演奏ピアノを打ち出すなど高級路線の食品スーパーとして知られていたが、2022年8月に近隣の横浜都岡店とともに閉店。神奈川県内から全面撤退していた。

地域一番の冷惣菜を始め「インストア加工」訴求

ヤオコー横浜天神橋店は、フードストアあおき時代の建物を全面改修し開店するもので、敷地面積は約3,134㎡、店舗面積は約1,515㎡、延床面積は約7,384㎡。
ストアコンセプトに「『美味しさ』『楽しさ』を『固定と変化』で伝え豊かな食生活を提供するお店」を掲げ、野菜に関しては高糖度・機能性・調理用トマト、果物に関してはカットフルーツ、鮮魚に関しては天然魚を軸とした刺身や厚切り・大型パック商品、精肉に関しては曜日に応じた和牛中心の焼肉用商品を強化。デリカに関して冷惣菜「CREATIVE Y’s DELI」や鉄板商品、インストアベーカリーなど店内加工の強みを活かした商品を展開するとしている。

ヤオコー横浜天神橋店。

ヤオコー横浜天神橋店

住所:〒232-0042 神奈川県横浜市南区堀ノ内町1丁目102番地1 
営業時間:午前9時~午後9時45分

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ホームワイド若松店、2024年2月20日閉店-イオン若松ショッピングセンターの準核店舗、わずか2年で

福岡県北九州市若松区のJR筑豊本線(若松線)二島駅近く、イオン九州が展開する商業施設「イオン若松ショッピングセンター」の1階にある同社直営ホームセンター「ホームワイド若松店」が2024年2月20日をもって閉店する。

ホームワイド約8年ぶりの新店舗だった

ホームワイド若松店は、2022年3月にイオン若松ショッピングセンター専門店街1階の大部分を直営化するかたちで開店。売場面積は約6,870㎡で、2013年11月の小郡店以来約8年ぶりのホームワイド新店舗であった。(派生業態や既存業態の再転換は除く)
若松店はコンセプトに「暮らしに癒しと楽しさの提案」を掲げ、イオン若松専門店街のエンクローズドモール部分にペット用品・アウトドア用品・園芸用品を中心とした「ライフ館(本館)」、増床棟セリア・リバップ跡に衣料・DIY用品を中心とした「ワーク館(別館)」を展開した。

2022年に全館新装開業したイオン若松ショッピングセンター。

また、ホームワイド若松店では、ミレニアル世代のファミリーを意識した「ライフスタイル型ホームセンター」として、直営専門店「PetWide(ペットワイド)」「SunGarden(サンガーデン)」や福岡初となるキャプテンスタッグ公認アウトドア専門サテライトショップ「CAPTAIN STAG STAND」を導入するなど、専門店街2階のイオングループ系アウトドア用品店「スポーツオーソリティアウトドアステージ」や世界的トレーニングジム「ゴールドジム」と歩調をあわせることで施設の客層拡大や差別化を図った。

ホームワイド若松店。

一方、イオン若松ショッピングセンターでは、2023年5月にホームワイドと同時期に開店したスポーツオーソリティアウトドアステージが閉店、同年10月には韓国食材・物産店「イエスマート」「イエスマートビューティ」が親会社の破産申請の影響を受けて閉店するなど、改装の目玉だった大型専門店のが相次ぐ消滅により一転して苦境に立たされることとなった。

新装開業からわずか2年で再び大規模リニューアルへ

イオン若松ショッピングセンターでは、2023年5月に東京・新大久保発祥の韓国チキン店「gamaro chicken(カマロチキン)」を同業イエスチキン跡に導入、同年12月には「西松屋」をスポーツオーソリティ跡に導入するなど、コロナ禍で伸長したDIY・アウトドア用品・海外産品を中心とした営業施策の一部見直しを進めている。
今回、専門店街1階の大部分を占めるホームワイドを閉店(ワンラブがコンセ店舗として営業するペットワイド除く)することで、時流に沿った施設として再び再活性化を図る狙いがあるとみられる。

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ハローデイ若松店、2024年2月20日閉店-JR若松駅ベイサイドモールの核担う古参店、施設開業から27年で

福岡県北九州市若松区のJR九州グループ系商業施設「ベイサイドモール」の核店舗「ハローデイ若松店」が2024年2月20日をもって閉店する。

若松駅再開発で生まれた「ベイサイドモール」

ベイサイドモールは1996年7月に開業。建物は平屋建で店舗面積は1,936㎡。2024年2月現在はJR九州ビルマネジメントが「若松ベイサイド商業施設」として管理運営を担っている。
同施設は旧若松駅操車場跡地再開発(久岐の浜ニュータウン)と一体的に整備された施設であり、開業当初は「ハローデイ」を食品核にドラッグストア「サンキュードラッグ」や複合書店「白石書店」、眼鏡店「眼鏡の松田(ビジョンメガネ)」、酒販店「ロビンフッド」など、北九州地場大手チェーンが多数立ち並んでいた。
若松駅周辺ではベイサイドモールの開業以後、複合商業施設「ベイサイドプラザ若松」(核店舗:サンリブ若松)の開業や商店街再整備、道路拡幅など、市街地再活性化に向けた取組みがみられたが、洞海湾を挟み対岸に位置する小倉北区・戸畑区の大型店や若松北湊の新興ロードサイド型店舗(サンリブグループ・大黒天物産・コスモス・ヤマダデンキ)への買物客流出もあり、依然として衰退が続いている。

専門店撤退相次ぐベイサイドモール、食品核ハローデイも

ベイサイドモールは2018年1月の「白石書店S-PAL若松」閉店解体後、サンキュードラッグの閉店(若松桜町店への事実上の統廃合)やauショップの隣接地(旧くじら館)移転、ロビンフッド・ビジョンメガネの完全閉店が生じており、開業当初からの店舗はハローデイ1店舗を残すのみであった。
また、ハローデイ若松店も積極的なスクラップ&ビルドが目立つ同社店舗としては貫店(1986年11月開店)に次ぐ古参店であり、店舗面積も673㎡と狭小、顕著な設備投資もみられなかった。

ハローデイ若松店。

2024年2月現在、施設を管理運営するJR九州ビルマネジメントは施設跡の活用方法を発表しておらず、ハローデイも若松区内への後継店出店計画を打ち出していないため、若松区内在住の施設利用者からは「駅のハローデイ古いけね」「サンリブやラ・ムーがあるから困らん」と諦めに近い声が多数聞かれている。JR九州には地元の失望感を拭い去る若松の活性化に結び付くような後継店の誘致に期待したい。

ベイサイドモール若松専門店棟。

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フクハラハピネスマート春採店、2024年2月18日開店-アークス福原の新業態、全面刷新でサンドラッグ対策めざす

北海道釧路市で地場大手流通グループ「アークス」(本社:札幌市中央区)の地域子会社「福原」(本社:北海道帯広市)が展開する食品スーパー「フクハラ春採店」跡に、同社の新業態1号店「ハピネスマート春採店」が2023年2月18日午前9時に開店した。

春採のフクハラ、老朽化が深刻だった

フクハラ春採店は1989年開店で建物は平屋建、店舗面積は789㎡。
春採店は開店当初、地域唯一の大型食品スーパーであったが、1995年には釧路市民生協系食品スーパー「コープ春採店(コープさっぽろ春採店を経て2023年10月閉店)」が、2003年にはイオングループ系食品スーパー「マックスバリュ春採店(現ザ・ビッグ春採店)」が開店するなど競争が激化。店舗建物も青果フロアを中心に雨漏りが続くなど老朽化が顕著であり、売場什器も雨漏りに対応した変則的な配置となっていた。
そのため、フクハラ春採店では2024年2月1日に「売り場改装」を発表、2月6日午後6時をもって一時閉店していた。

小商圏型新業態でサンドラッグ対策へ

ハピネスマート春採店は、福原による新業態1号店となる。
ハピネスマートではチラシを廃止し、毎日お求めやすい価格の提供を打ち出すEDLP型の営業に移行。青果コーナーではカット野菜、水産・食肉コーナーでは長期保存可能な真空冷凍食品や急速冷凍商品、デリカコーナーでは食べきりサイズの和惣菜を拡充するなど、少人数世帯向けの店舗づくりを打ち出す。

2023年当時のフクハラ春採店。
既存の店舗建物を活かしつつ新業態となる。

店舗近隣では2023年10月に道内大手生協系食品スーパー「コープさっぽろ春採店」(旧釧路市民生協運営店舗)が閉店したもの、2024年2月22日には店舗跡に大手ドラッグストア「サンドラッグ春採店」が開店を予定している。
サンドラッグ春採店では青果・精肉・冷凍食品・酒類の取扱いも予定しているため、リニューアルによる集客力維持を狙いがあるとみられる。

2023年10月に閉店したコープさっぽろ春採店。
2024年2月22日にサンドラッグ春採店となる。

フクハラハピネスマート春採店

住所:北海道釧路市春採6丁目2番43号
営業時間:午前10時~午後8時

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