イオン、九州のスーパー3社を2019年9月に経営統合【追記:2020年9月に延期】

イオン九州マックスバリュ九州イオンストア九州(いずれも本社:福岡県福岡市)は、10月10日に経営統合に関する基本合意書を締結し、2019年9月に新会社を設立することを発表した。
追記:2019年4月に統合延期を発表した。業績悪化のため。
追記:2020年9月に合併による経営統合をおこなう。存続会社はイオン九州。

イオン、九州の3事業者を事実上合併

今回経営統合する3社はいずれもイオン株式会社の子会社。
イオン九州」は1972年に福岡ジャスコとして設立。
2003年にホームセンター「ホームワイド」(大分市)と、2007年に「マイカル九州」と合併した。店舗の屋号は「イオン」「ホームワイド」「ワイドマート」「イオンスーパーセンター」など。
2018年3月期の年商は2,147億円、純利益は1億円。

イオン九州の店舗(筑紫野店)。

マックスバリュ九州」は2002年に経営破綻した「寿屋」(熊本市)のスーパー「くらし館」事業を引き継ぐために設立。
店舗の屋号は「マックスバリュ」「くらし館」「ザ・ビッグ」など。2015年には旧・グルメシティ九州の多くの店舗の運営を引き継いだ。
2018年3月期の年商は1,752億円、純利益は9億円。
追記:2020年2月にはレッドキャベツ(福岡市、元本社は下関市)の店舗を全店引き継いだ。

マックスバリュ九州の店舗(別府新港店)。

イオンストア九州」は2015年に「ダイエー九州事業本部」の店舗のうち総合スーパー24店舗の資産管理を目的に設立。
現在の屋号はイオンだが、全店舗ともに2015年までダイエーの屋号で運営されていた。
なお、現在店舗の運営はイオン九州が行っている。
2018年3月期の年商は543億円、純利益はマイナス11億円。

イオンストア九州の店舗(ショッパーズ福岡)。

競合激しい九州、イオンも「苦境」に

九州はドラッグストアなどとの価格競争が激しい地域として知られ、またショッピングセンター事業ではイズミ(ゆめタウン)、サンリブの大型店など競合事業者も少なくなく、イオン九州は近年赤字を計上することもあり店舗整理を進めていた。

九州は競合が激しい地域として知られる(サンリブ)。

とくにイオンストア九州は設立後に大型店7店舗が閉店、もしくは閉店を発表しているほか、イオン九州でも旧マイカル九州の旗艦店であったイオン上峰店の閉店、旧ダイエーの旗艦店であったショッパーズ福岡の縮小などを発表している。

マイカル時代は旗艦店だったイオン上峰も閉店。

新会社は2019年9月設立-比率は検討中

3社は共同株式移転によって新たな親会社を設立する。比率は今後検討に入る。
イオン九州、マックスバリュ九州は上場廃止となり、新会社として2019年9月に東京証券取引所JASDAQ市場に新規上場申請を行う予定としている。
追記:3社は合併による経営統合をおこなう。存続会社はイオン九州。比率はイオン九州1:MV九州1.5となる予定。

外部リンク:イオン九州株式会社、マックスバリュ九州株式会社及びイオンストア九州株式会社の経営統合(株式移転)に向けた基本合意書締結に関するお知らせ
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