イオン小郡ショッピングセンター、9月29日営業再開-西日本豪雨で約3ヶ月休業、全面再開は未定

福岡県小郡市の西鉄大保駅近くにある大型商業施設「イオン小郡ショッピングセンター」が9月29日、約3ヶ月ぶりに営業再開した。

営業再開当日のイオン小郡ショッピングセンター。

豪雨で長期休業続いた小郡のイオン

イオン小郡ショッピングセンターは2013年11月開業。建物は地上1階建(平屋)、延床面積は約33,000㎡。小郡市で最大の商業施設となっている。
かつてはイオン九州が運営する総合スーパー「イオン小郡店」を核に、農産物直売所「わいわいファーム」、カジュアルファッション「Right-on」、レディスファッション「Honeys」「Green Parks topic」、バッグ・カバン専門店「LAPAX WORLD」、ファンシー雑貨店「C&C」、靴量販店「ASBee」、「未来屋書店」、大型スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」、アミューズメント施設「楽市楽座」、別棟には家電量販店「ケーズデンキ」、ホームセンター「ホームワイド」など約60の専門店が出店。地元住民からは広域集客型の「イオンモール筑紫野」(福岡県筑紫野市)と異なり、小商圏・地域密着型の普段使いのショッピングセンターとなっていたが、2018年7月の西日本豪雨で全館が水没し約3ヶ月間休業状態にあった。
RE:STARTを打ち出したイオン小郡ショッピングセンター。

直営売場を中心に営業再開-一部休業のまま

今回営業再開したのは、イオン及び専門店26店舗。(ATM含む)核テナントである「イオン小郡店」では、今回の営業再開にあたり直営売場を全面改装、キッズ売場の拡大やイートインスペース(約50席)の新設が行われた。一部の専門店でも、店舗の内装や取扱商品がリニューアルされている。
また、西日本豪雨の教訓を活かし、地下調整池水位センサーの監視体制強化や小郡市の支援を受け「水害を想定した防災訓練」も新たに行われるという。
ミスタードーナツはパスタ取扱店舗にリニューアル。

営業再開当日となった9月29日は、加地良光小郡市長や小郡市観光大使「おりりん」「ひこりん」も参加する式典が開催。小郡市長による挨拶では、イオンの撤退、閉店を危惧する市民の声、営業再開を待ち望んだ市民の声がそれぞれ紹介され、豪雨の対応については「まだまだこの問題は済んだわけではありませんが、これからもしっかりと皆さんとお話をしながら災害に対する対応については継続的に取り組んでいきたい」としつつ、「これからもこのショッピングセンター、そして街がともに栄えていきますように」と、イオン及び地域住民への感謝の言葉で締めくくられた。
食品レジでも1時間30分~2時間待ちの精算待機列が生じ、専門店街も買物客で溢れかえった

全面復旧は時期未定

イオン小郡ショッピングセンターでは、10月以降も「未来屋書店」を始めとする約20店舗の新規出店、営業再開が予定されている一方で、「ホームワイド」を始めとする相当数の専門店では、完全閉店もしくは営業休止の継続を発表している。
施設中央(おりひめ広場)周辺は専門店の再開・新規出店未定。

競合が激しく商圏の狭さが指摘されていた同店だけに、集客力のあるテナントの復活と早期の全面営業再開が待たれる。

外部リンク:イオン小郡ショッピングセンター公式ホームページ
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