イオン下大利店、2019年3月31日閉店-閉店危機を乗り越えた旧・ダイエー、建替えめざす

福岡県大野城市下大利の西鉄下大利駅前にある総合スーパー「イオン下大利店」が、2019年3月31日に閉店する。

イオン下大利店。

経営悪化を乗り越えた元ダイエー、ついに閉店

イオン下大利店は1987年4月、ユニードと地元資本の協同組合が共同開発した「下大利えびすショッピングセンターピュア」の核テナント「ダイエー下大利店」として開店。建物は2階建で、売場面積は10,879㎡。ダイエーの九州内大型店舗を承継したイオンストア九州が施設を所有する。
ダイエーの九州地方撤退に伴い、2015年9月にイオン九州に運営移管され、店舗名を「イオン下大利店」に改称していた。

館内のようす。吹き抜けの照明は殆ど切れている。

開業当初は、館内の一部が協同組合による専門店街「ピュア」となっていたほか、館内の吹き抜け部分に星座の装飾(一部現存)が施され、九州初となるミニ映画館(現在は廃止)も併設されるなど、時代を感じさせる豪華な設備が特徴であった。

閉店一転、幾度も改装-迷走した32年に幕

ダイエー下大利店は、ダイエーが産業再生機構傘下となった翌年2005年2月に不採算店として閉鎖店舗の対象に加えられたものの、同年9月に一転して営業継続が決定。
2007年には1階に直営売場を集約し、衣料品の取扱いを終了。2階に大型家具アウトレット専門店「ビッグウッド」(2010年3月閉店)を導入するなど改装を進めたが、ビッグウッド跡に進出した「蔵HOUSE」が2012年3月に撤退、蔵HOUSE跡に進出したアウトレット衣料「T&H」も短期間で撤退したことから、再び直営衣料を再導入するなど迷走が続いていた。

ダイエー下大利店。

2018年9月現在、イオングループのゲームセンター「モーリーファンタジー」、100円ショップ「キャンドゥ」、フードコート「どんどん」など11の専門店が営業するほか、JA筑紫(筑紫農業組合)の事務所が入居する。(テナント数は銀行ATM、宝くじ売場を除く)

建替え・再出店をめざす

イオン下大利店跡の建物は解体する方針で、その後は建て替えによる再出店が検討されているという。
急行停車駅の駅前立地であるため、マンションとの合築なども予想される。
(撮影:@tyario_lalala

外部リンク:イオン下大利店公式ホームページ
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