東武ストア西川口店、2025年8月21日新装開店-半世紀の歴史ある駅前唯一の総合スーパー、食品フロアを全面刷新

埼玉県川口市のJR京浜東北線西川口駅東口にある東武鉄道系総合スーパー「東武ストア西川口店」が2025年8月21日午前9時に新装開店した。

東武ストア西川口店の売場イメージ、木目調に全面刷新した。

西川口駅前唯一の総合スーパー「東武ストア」

東武ストア西川口店は1976年9月に開店。建物は地上2階建で店舗面積は1,515㎡。地場不動産会社(ディベロッパー福原)が所有する。
東武ストア西川口店は、2019年5月のセブン&アイHD系ディスカウント型総合スーパー「ザ・プライス西川口店」閉店後、西川口駅前唯一の総合スーパーとして、1階に直営食品フロア、2階に直営衣料品や100円ショップ「Watts FLET’S 100 YEN SHOP」を展開してきたが、2025年7月18日より大規模改修のため営業時間の段階的短縮を実施、8月9日午後5時をもって一時閉店していた。

食品フロアを全面刷新

東武ストア西川口店では新装開店を機に、1階生鮮食品(青果・鮮魚・精肉)の再配置や弁当惣菜コーナーの増床(従来比約1.4倍)を行うなど食品フロアを全面刷新する。

東武ストア西川口店のフロアマップ。
生鮮部門の配置入替えなど抜本的改装に取組んだ。

具体的施策としては、地元飲食店からの生鮮品大口注文や惣菜(揚げ物・天ぷら・焼き鳥)のバラ販売といった試みを打ち出す。また、デイリー・グロサリーに関しても、中国・韓国をはじめとする世界のアイス(サンザシ飴・ヨーグルトボールなど)やキムチ、たんぱく質補助食品をコーナー化。北海道札幌に本拠を置く国産無添加菓子ブランド「ノースカラーズ」商品の取扱いを新たに行う。このほか、陳列方法や照明、BGMに関しても「お客様が心地よく買い物を楽しめるよう、店舗デザインの雰囲気を高め、清潔感の維持や季節ごとの商品提案などにも努める」としている。

東武ストア西川口店

住所:埼玉県川口市並木2-22-1
営業時間:24時間営業

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ファミリーストアいしかわ久米店、2025年9月10日閉店-鳥取地場老舗食品スーパー最後の1店舗、サンインマルイが承継

岡山地場大手食品スーパー「マルイ」(本社:岡山県津山市)の山陰地域子会社「サンインマルイ」(本社:鳥取県鳥取市)は、鳥取県西部の老舗食品スーパー「いしかわ」運営店舗(久米店の営業資産/テナント4店舗含む)を2025年9月11日付で承継する。
同社による事業承継にともない、鳥取県米子市の「ファミリーストアいしかわ久米店」が2025年9月10日をもって閉店する。

100年超の歴史誇る鳥取米子の老舗食品スーパー

ファミリーストアいしかわは1917年に創業。同社は鳥取県内に最盛期5店舗を展開していたが、県外資本の進出や異業種との競争激化を背景として、2019年3月に米子市夜見町の夜見店を閉店、同年8月には西伯郡伯耆町の岸本店を閉店するなど、経営資源を久米店1店舗に集約。
同年10月には店舗設計大手「プログレスデザイン」監修のもと直営食品フロアの全面リニューアルを実施し、100円ショップ「ダイソー」やドラッグストア「マツモトキヨシ」を備えた現代的な商業施設に生まれ変わった。あわせて、同社はボランタリーチェーン「全日食チェーン」に加盟し仕入調達機能を強化するなど、生き残りを図っていた。

ファミリーストアいしかわ久米店。

マルイ久米店(仮称)として新装開店予定

サンインマルイによるファミリーストアいしかわ久米店承継により、同社は「マルイ久米店(仮称)」として「地域の活性化をテーマに店舗再生」に取組むとしている。2025年8月21日の承継発表時点において新装開店時期は未発表であるが、従業員の雇用契約は原則維持(希望者については基本的に全員継続雇用方針)となっている。

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ニシムタ、タイヘイを2025年8月19日に完全子会社化-南薩で百貨店的役割担う老舗、鹿児島地場大手傘下に

鹿児島地場流通大手「ニシムタ」(本社:鹿児島県鹿児島市)は、県内同業総合スーパー運営会社「タイヘイ」を2025年8月19日付で完全子会社化した。

南薩で百貨店的役割担ってきた「タイヘイ」

タイヘイは1946年10月に鹿児島県川辺郡加世田町(加世田市を経て現南さつま市)で個人商店「松下商店」として創業、1951年4月に総合衣料品店「松下呉服店」として合資会社化、1960年11月の百貨店本店開店にあわせて会社名を「太平デパート」に変更、1972年2月に株式会社化した。
太平デパートは、1980年3月にグループ会社「太平家具センター」運営による家具インテリア・ホームセンター複合館「タイヘイホームプラザピコ」を開店、1988年4月には食品スーパー共同仕入機構「CGC」に加盟、1993年4月に食品スーパー「タイヘイ食品館加世田店」を開店、同年11月にホームプラザを総合スーパー「タイヘイショッピングプラザピコ」として大規模増床新装開店するなど、衣食住フルラインに業容拡大を図った。
同社は1994年2月の運営会社再編にあわせて現在の社名に変更、1996年6月に総合スーパー「タイヘイ吹上店」を開店するなど南薩地方で影響力を高めた。2011年2月にはピコ店と加世田店を統廃合し新旗艦店「ピコ」として新装開業を実施、南薩のコミュニティ拠点を掲げ百貨店的役割を担っている。
タイヘイショッピングプラザピコ。

ニシムタ傘下入り後も「屋号」「雇用」維持

ニシムタによるタイヘイの完全子会社化は「同じ鹿児島県を拠点に活動し、CGCグループ加盟企業として協業」してきたことを理由としたもので、南薩地方を本拠とするタイヘイに関して「安定した経営基盤と地域密着の店舗運営を強み」と評価している。
新体制下のタイヘイでは、ニシムタ創業家の西牟田敏明氏が両社代表取締役社長を兼任、タイヘイ出身の渡辺健氏が相談役として「業務の円滑な継続と改善に従事する」という。なお、両社が長年CGC加盟企業として協業関係にあるため、CGC商品の取扱いや営業体制(営業時間/従業員/タイヘイコジカカード/ニシムタ発行含むCGC商品券)は従来通りの運用となる。
また、法人格「株式会社タイヘイ」や屋号「ピコ」「タイヘイ」、各種商品券(タイヘイ商品券/南さつま市共通商品券/日置市商工会商品券)をはじめとする決済手段に関しても当面現状維持となる。
※ニシムタ系電子マネー「ニシムタPontaカード」「N‘マネー」は現時点で利用不可能

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