カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

相模鉄道、新塗装導入と駅舎リニューアルへ

相模鉄道は、2015年より新塗装を導入する。
2019年からの東急電鉄との直通運転開始を控え、「醸成」をキーワードに、相鉄ブランドのイメージアップを図るため。

今回発表された新塗装は「YOKOHAMA NEVYBLUE」と称する、紺色を基調としたもの。
また、駅舎もグレーを基調としたものにリニューアルされる。
20150608izumi3-1
相鉄新塗装をまとった9000系(イメージ/相鉄サイトより)

20150608izumi3--1
駅舎の新塗色イメージ。

相模鉄道は横浜市に本社を置き、中堅スーパー「相鉄ローゼン」や、中堅ビジネスホテル「相鉄イン」なども展開。
近年は数年おきに標準塗装を変更していることでも知られている。
なお、横浜駅の「相鉄ジョイナス」リニューアルは本年12月に完成予定となっている。
(担当記者:W)
P1130404-縮小

外部リンク:相模鉄道
(新塗色の画像は相鉄サイトより引用)

「JTBキャンブックス」の最新刊をチェック!
「RMライブラリー」の最新刊をチェック!

伊予鉄髙島屋改装へ、2015年10月に東急ハンズ出店-組織改編も

愛媛県松山市の伊予鉄松山市駅ビルにある百貨店「伊予鉄高島屋」が、2015年度から本店の再構築を行い、 目玉として10月に大手雑貨店「東急ハンズ」を導入することを発表した。

伊予鉄高島屋。

東急ハンズ、四国初出店は伊予鉄高島屋に

「東急ハンズ」は四国初出店で、7階に展開。売場面積は約2,000㎡を予定している。
東急ハンズ出店に伴い、7階の子供服・玩具売場は4階に移設、6階のリビング売場も改装し、ビューティー&ヘルシー関連売場を新設する。
また、郵便局、ATMコーナーなどのサービス関連施設は、エステサロンや託児所が入居する南館内に移設し、南館全体をサービス施設中心とする。
東急ハンズ松山店イメージ画像
東急ハンズ松山店(東急ハンズ公式サイトより)。

今回の総改装面積は、全体(43,000㎡)の2割弱にあたる6,600㎡に及ぶ。
なお、百貨店の顔である1階アクセサリー売場、地階食品などに関しては、2014年に改装済み。地階は明治屋などの導入により「デパ地下」としての魅力が更に高まる店舗構成となった。

中小支店の再構築、社内組織の効率化も実施

伊予鉄高島屋では、収益改善と企業体質の強化のため、2014年度から本年度にかけて店舗網の再構築と組織改編も行った。
店舗網は、大洲店の売場を一部削減したほか、今治ショップを今治国際ホテル内に移転、西条市中心商店街の再開発ビルに西条ショップの新規出店(再出店)を実施した。
また、本部組織は、5から3本部体制に、内販は7から6部門に、外販は5から4部門に統合され、組織の効率化と活性化が図られた。
P1100740--縮小
伊予鉄高島屋大洲店。

今回の大規模改装は、今秋に終了する予定。
今夏に開業予定の、ラフォーレ原宿松山跡の再開発ビル「アエル松山」との相乗効果も期待される。
改装後の伊予鉄高島屋の年商は、2014年度より8億円を上乗せした356億円程度を見込んでいる。
(担当記者:W)

外部リンク:いよてつ髙島屋
外部リンク:2015年秋、東急ハンズ松山店(仮称)の出店を決定

博多リバレインイニミニマニモ、6月12日から「リバレインモールby高島屋」に

福岡県博多区下川端町の複合商業施設「博多リバレイン」の核施設「イニミニマニモ」が「博多リバレインモール by TAKASHIMAYA」にリニューアルし、6月12日にグランドオープンする。

博多リバレインの新ロゴ。

2007年から「髙島屋」系だった博多リバレイン

「博多リバレインモールby高島屋」は地上6階地下2階建、店舗面積は約25,224m2。
「博多リバレイン」は福岡市を中心とする第三セクター企業により1999年3月に開業。同時に、現在の博多リバレインモール部分の前身となる「スーパーブランドシティ」も開業した。当初は「ルイ・ヴィトン」、「グッチ」、「イルムス」といった欧米の高級ブランドや、「船場吉兆」、「レストランひらまつ」などの飲食店を70店舗近く集積させていたもの、売上低迷などにより当時の運営会社が経営破綻するなど長らく苦戦していた。

その後、「博多リバレイン」が民間に経営委譲されたのち、2003年に「スーパーブランドシティ」は「イニミニマニモ」と改称。
数度の改装を経て、2007年からは高島屋グループの「東神開発」が運営に携わっており、屋内型テーマパーク「アンパンマンこどもミュージアム」や、期間限定でタカラトミー直営プラレール専門店「プラレールショップ」など導入をしたほか、地階には大衆演劇や橋本環奈さんが所属することで知られる「Rev. rom DVL」の公演が開催される「博多リバレインホール」を誘致、かつての高級ブランド中心から全世代向け商業施設への転換が成功し、今回のリニューアルに至った。

また、今回の改装では2階には高島屋プロデュースのキッズ向け新ゾーン「タカシマヤ キッズパティオ」が誕生。
ミキハウスによる九州初のセレクトショップ「マム&ベイビー」、地元の写真館「フォトスタジオ デイズ」、室内あそび場・キドキドを併設した知育玩具専門店「ボーネルンドあそびのせかい」の3店舗が新たに出店する。

公式サイトでは既に「HAKATA RIVERAIN MALL by TAKASHIMAYA」の名称が使われている。
(担当記者:H)

外部リンク:博多リバレインモール by TAKASHIMAYA
外部リンク:キッズパティオ(博多リバレインモール2F) | タカシマヤ

ゆめタウン廿日市、2015年6月11日開店-ゆめタウンの旗艦店に

広島県廿日市市の海沿いにある木材港地区に大型ショッピングセンター「ゆめタウン廿日市」が6月11日にグランドオープンする。
ゆめタウン廿日市パース画-2(イズミ20150606リリース)-1
ゆめタウン廿日市。

「廿日市」をゆめタウンの旗艦店に

「ゆめタウン」は広島市に本社を置く株式会社イズミにより運営されている大型ショッピングセンター。イズミはスーパーマーケット業界6位(2015年現在)で、中・四国、九州地方を中心に99店舗を運営。近年は食品スーパー「ゆめマート」の展開も進めている。
ゆめタウン廿日市の店舗面積は約46,000㎡で、同社の広島県内の店舗のなかでも最大級。
廿日市市役所に隣接した埋立地への出店で、広島電鉄の廿日市市役所前駅からも徒歩7分ほどの距離だ。
広島県内でのゆめタウン出店は、2009年開業の「ゆめタウンみゆき」以来。また、広島市近郊においては「イオンモール広島府中」、「アルパーク」に次ぐ規模のショッピングセンターとなる。
20150608izumi3
イズミ・ゆめタウン廿日市館内イメージ(食品)

テナント数は200以上

ゆめタウン廿日市では、全201店舗のうち55店舗が広島県内初出店となる。県内初出店となるのは、クロスカンパニーのグローバル戦略新ブランドとして昨年秋誕生した「KOE(コエ)」、 ベーカリー「ドンク」のセレクトショップ「 DONQ EDITER(ドンク エディテ)」、 スタミナ系丼メニューを展開する「伝説のすた丼屋」、 北九州発の唐揚げ専門店「唐十」、パスタを取扱うミスタードーナツの新業態店舗など。また、「ロフト」、「ユザワヤ」、「クリスピークリームドーナツ」や、ライトオンの新業態店舗がイズミ系列初出店となっている。
そのほかにも「紀伊國屋書店」、「ユニクロ」、「GU」、「フランフラン」なども出店するほか、地元のコミュニティFM「FMはつかいち(76.1MHz)」が店舗内に移転、「館内無料Wi-Fi」も設置される。
また、隣接地には市営都市公園「ゆめ桜公園」も整備される。
ゆめタウン廿日市館内イメージ(イズミ20150606リリース)

館内イメージ(専門店街)

ゆめタウン廿日市は6月9日にプレオープン。
グランドオープンは6月11日午前9時を予定している。
(店内イメージはイズミ・ゆめタウン公式サイトより)

外部リンク:ゆめタウン廿日市│イズミ・ゆめタウン WEB

広電、被爆電車を復元塗装で特別運行

広島電鉄は、6月7日より被爆電車「650形」を製造当初のグレーと青の塗装に戻した。
原爆投下70年に合わせ、広島電鉄がRCC中国放送と共同で行う記念事業の一環。
RIMG2728-1
650形の復元塗装。グレーと青になる(合成によるイメージ)。

650形は1942年に木南車輛(堺市)で製造、1945年の被爆後に復旧整備され、ワンマン化や冷房搭載などの改造を受けたのち、2000年代に入っても4両が現役運行されていた。
現在は651号・652号はラッシュ時を中心に運行、653号は休車、654号は広島市交通科学館で保存車となっている。
今回の記念事業に際し復元運行されるのは、休車となっていた653号も含めた651~653号の3両。

この記念事業期間中は、650形は特別ダイヤでの運行となり、8月30日まで主に土日・祝日に1号線(広島駅-西広島)を1日2往復する。

期間中、被爆電車の乗車は予約制となる。
運行時刻、予約方法などの詳細については、
RCC×広島電鉄 被爆電車特別運行プロジェクト」を参照。
(担当記者:W)

※復元塗装は都商研による合成です。

外部リンク:RCC×広島電鉄 被爆電車特別運行プロジェクト

ラオックス新宿本店、2015年6月6日開店-新宿伊勢丹前に旗艦免税店

東京都新宿区の伊勢丹前に、家電量販店・免税店大手の「ラオックス」の旗艦店「ラオックス新宿本店」が、2015年6月6日に開業する。

工事が進むラオックス新宿本店(JTBの入居するビル)。

日本最大の免税店となったラオックス、新宿に旗艦店

ラオックスは2009年より中国の家電量販店「蘇寧電器」の傘下となっており、「日本最大規模の免税店」を謳っている。
ラオックス新宿本店は新宿3丁目の伊勢丹本店前、JTBなどが出店する「ブラザー・交通公社新宿共同ビル」5~8階という好立地。
2013年まで丸井の別館(マルイワン新宿)が出店していたビルだ。
P1120733-
伊勢丹のそばに出店。

売場面積は2,100㎡で、家電製品、化粧品、薬品、宝飾品などのほか、主に中国人観光客をターゲットとした、ラオックス初の日本製のアパレルプライベートブランド「ORIGAMI」も導入。
更に、イスラム教徒向けのハラール食品コーナーや礼拝スペースを設置するなど、多国籍の外国人をターゲットとした店舗となっている。
origami
ラオックス新宿本店「ORIGAMI」売場(公式サイトより)。

外部リンク:「ラオックス 新宿本店」新規出店のお知らせ

蔦屋熊本三年坂、2015年6月6日リニューアル-県民百貨店から7店舗が移転

熊本県熊本市中央区の商業施設「カリーノ下通(旧寿屋下通店)」に出店する複合書店「蔦屋書店 熊本三年坂」が、2015年6月6日にリニューアルオープンする。
カリーノ夜通

下通のツタヤ、開業11年でリニューアル

蔦屋書店 熊本三年坂を運営するニューコ・ワン(本社:熊本市東区)は旧寿屋の複合書店部門として1986年創業。現在はTSUTAYAの有力フランチャイジーとして「蔦屋書店」「TSUTAYA AVクラブ」を福岡・熊本・宮崎3県に30店舗出店している。
カリーノ玄関通

熊本三年坂店は熊本県内最大の複合書店として2004年12月4日に開業、2014年には開業10周年を迎えた。売場面積は約4,000m2、蔵書数は50万冊。同店の開業により、紀伊國屋熊本店が2007年に、喜久屋書店熊本店(ダイエー熊本下通店6階)が2014年5月に、リブロ熊本店(県民百貨店6階)が2015年2月に閉店するなど熊本市中心部の大型書店は撤退が相次ぐこととなった。
今回の改装では、2階フロアに今年2月末に廃業した県民百貨店(旧くまもと阪神)のアパレル7店舗を新規導入。既存の直営雑貨専門店「SOHO/蘇峰」やカフェ「モリコーネ」との相乗効果を狙う。
それに伴い3月下旬から工事を開始、中古CD販売・買取を終了し、CD販売フロアを3階に移設している。

開店記念セールを実施

熊本三年坂店では、オープンを記念し、ニューコ・ワンが販売する「HAKKO GRAPHY」ブランドの手ぬぐいが配布される他、さまざまなイベントが開催。6日・7日は熊本県内の蔦屋書店・TSUTAYA AVクラブ全店で100円セールが実施される。(Books Misumi店舗など一部除く)

蔦屋書店 熊本三年坂のテナント一覧
【1階】
・蔦屋書店 熊本三年坂店(書籍・文具)
:モリコーネ(カフェ/シロカネスイーツ桜町の後継店舗)
(カリーノ運営区画:アンナフル)
【2階】
・蔦屋書店(書籍)
・SOHO(雑貨)
・VICKY[ビッキー](レディス)
・Etincelant[エタンスラン](レディス)
・M’S GRACY[エムズグレイシー](レディス)
・AVENUE[アベニュー](レディス)
・Gallery sensounico[ギャラリー センソユニコ](レディス)
・GERCE[ガース](レディス)
・SAC[サック](レディス)
【3階】
・蔦屋書店(書籍・CD/DVD・レンタルCD/DVD・ゲーム)
(カリーノ運営区画:エステティックTBC)

外部リンク:蔦屋書店 熊本三年坂
外部リンク:カリーノ下通(熊本)

momoテラス、2015年6月1日グランドオープン-近鉄百貨店跡

京都府京都市伏見区のショッピングセンター「momoテラス」が、2015年6月1日に全面オープンを迎えた。
momo1
momoテラス

一部開業から約半年、ようやく全面オープン

「momoテラス」は京都市伏見区桃山と宇治市北部の境界附近に立地するショッピングセンター。
1996年11月に開業し、2014年9月に閉店した近鉄百貨店桃山店の跡に出店した。
近鉄百貨店桃山店の閉店後は住友商事(住商アーバン開発)が運営を引き継いで改装を行い、2015年2月に平和堂フレンドマートなど一部が開業、2015年4月25日にはユニクロなどが開業したが、その時点では全テナントが埋まっていなかった。
その後、5月末から6月1日にかけて、4テナントとパーティールームが開業したことで、ようやくの全面オープンを迎えることとなった。
momo2
momoテラス店舗内。

momoテラスのキャッチフレーズは「あしたも わたしも 照らす場所」。核店舗は食品スーパー「平和堂フレンドマート」。また、食品売場には近鉄百貨店時代に営業していた銘店コーナーを引き継いだ「momoマルシェ」も営業している。
そのほか、大型テナントとしては「無印良品」、「ユニクロ」、「GU」、「マツモトキヨシ」、「エディオン」などが出店。全テナント数は約140となっている。

競合激しい六地蔵・北宇治地区

「momoテラス」は 徒歩圏に「イトーヨーカドー六地蔵店」(宇治市)、「イズミヤ六地蔵店」(伏見区)など多くの商業施設がある激戦区だが、momoテラスは2000台もの大型駐車場を備えており、地元の伏見区桃山・宇治市北部はもちろんのこと、京都府南部全域からの中~広域集客を目指しているほか、脱百貨店化により、ファミリー層や学生など若年層の取り込みにも力を入れ、客層の拡大を図るとしている。

外部リンク:momoテラス
(本文中のカラー画像は全て公式サイトの画像を引用したものです)

トキハインダストリー日出町店、2015年6月1日開店-BiVi日出の核店舗

大分県日出町のJR暘谷駅前に複合商業施設「BiVi日出」の核店舗「トキハインダストリー日出町店」が6月1日にグランドオープンした。

百貨店系・駅前スーパーらしく「明るく上質な店舗」に

朝9時に行われた開業式典では、地元園児がダンスなどのパフォーマンスで祝福、開店と同時に大勢の客が詰めかけた。
P1140243-
開店初日のBiVi日出。

トキハインダストリーは大分市に本社を置く百貨店系スーパーで、トキハインダストリー日出町店のキャッチフレーズは「毎日のハッピー・スパイス・スポット」。
店内は木目を基調とした、上質感のある落ち着いた雰囲気だ。
P1140248-
トキハインダストリー日出町店エントランス。

食品売場は、新鮮な地元産食材を提供する産直コーナーや地場鮮魚店が入居する一方、百貨店系スーパーらしく、銘菓・銘店コーナーも設置。
お惣菜バイキングやベーカリー、イートインコーナーの設置はもちろんのこと、こだわりの調味料やココナッツオイル、ご当地ラムネなど、トレンドに合わせた新商品の品揃えも充実している。

キッズコーナーも設けられる。

また、衣料品売場も同じく百貨店系スーパーらしい、上質かつ明るく開放的な売場を演出。
規模はそれほど大きくないながらも、レディース、メンズ、キッズ、スポーツ、寝具などを取り揃えるほか、キッズスペースも設置。
日出町は別府市、大分市のベッドタウンとして発展、人口増加が続いており、若い世代・ファミリー層が多く暮らしている。そのため、全世代をターゲットとした売場となっており、「次世代の中規模総合スーパーのお手本」とも言うべき店舗となっている。
トキハインダストリーの営業時間は10時~20時。
駐車場は完全無料だが、町中心部であり駅に隣接しているため、管理会社はできるだけ短時間での利用を呼び掛けている。
P1140257--1-
トキハインダストリーでは全店で店長さんのご挨拶も掲示されている。

BiVi日出のテナント一覧

【1階】
・トキハインダストリー(総合スーパー)
:トキハインダストリー(総合スーパー)
:丸福鮮魚(鮮魚)
:阿部鮮魚店(地元鮮魚)
:味花(惣菜)
:サザンカクロス(産直野菜)
:菊家(銘菓)
:スフランネージュ(レディス)
:里麻(レディス)
:東京イギン(レディスフォーマル)
:BEBE e.a.B(キッズウェア)
:セリア(100円ショップ・雑貨)
・マツモトキヨシ(ドラッグストア)
・味楽亭(中華レストラン)
・ポッポおじさん(唐揚げ・弁当)
・もろとみクリーニング(クリーニング)
・日公警備(警備会社)
・ATM(大分銀行・労金)
【2階】
・日出町立図書館
・日出町交流ひろばHiCaLi
・多目的スペース
・喫茶店(募集中)
(隣接区画:ケーズデンキ)

町立図書館は7月開業、暘谷駅移転は2017年春に

BiVi日出では、既に多くのテナントが営業を始めているが、準核のマツモトキヨシは6月5日にオープンする予定。
また、2階には7月に日出町立図書館などの公共施設が開館。蔵書数は61,000冊を予定している。
店舗隣接地には2017年春までにJR暘谷駅が移転する予定。
P1140240-1
暘谷駅完成予想図。図の左側にBiVi日出が隣接する。

SCについての詳細はこちら:BiVi日出、6月1日開業-JR暘谷駅前

外部リンク:トキハインダストリー日出町店
外部リンク:BiVi日出

西武そごう武蔵小杉、2015年5月30日リニューアル-開業後初の大型改装

2014年11月に開店したグランツリー武蔵小杉の準核店舗である百貨店「西武そごう武蔵小杉」が、2015年5月30日に開店以来初の大型リニューアルを行った。

さいか屋の閉店で川崎唯一の百貨店に

西武そごう武蔵小杉は「グランツリー武蔵小杉」2階に出店。川崎駅前にあった「さいか屋」が5月末に閉店したことにより、川崎市唯一の百貨店となっている。
P1090539
グランツリー武蔵小杉。

今回の改装では、店内で営業していた喫茶店が閉店。
その跡地を生かし、婦人服・紳士服・紳士雑貨などの「百貨店ならでは」の品揃えを拡充する形で、5月30日にグランドオープンした。
なお、喫茶スペースはグランツリー専門店街の隣接区画にもある。
川崎駅周辺には複数のショッピングセンターがあるため、現在はわざわざ武蔵小杉まで足を伸ばす客はそれほど多くないと思われるが、川崎駅前唯一の百貨店の閉店に合わせた時期でもあり、「西武そごう」は「百貨店らしい品揃え」を前面に打ち出すことで、地域唯一の百貨店として商圏の拡大を図る思惑もあろう。

外部リンク:5月30日(土)西武・そごう武蔵小杉SHOPリフレッシュオープン

稼ぐまちが地方を変える-誰も言わなかった10の鉄則(NHK出版新書)
銀座のグルメに、新宿のグルメに、この1冊。