大分オーパ、2019年春開店-「全館食品」に落胆の声も

イオングループとオーパは、大分市中心部のファッションビル「大分フォーラス」(旧・ジャスコ大分店)跡地に建設される食品館「大分オーパ」(大分OPA)の概要を発表した。

建設中の大分オーパ。

東九州を代表するファッションビル「大分フォーラス」

大分オーパの前身「大分フォーラス」は1973年3月に「ジャスコ大分店」として開業。大分駅前の中央町商店街に立地し、売場面積は12,097㎡で、地下1階、地上8階建てだった。
大分フォーラス
大分フォーラス。 

「ジャスコ大分店」は1993年10月に食品売場などを廃止し、ファッションビル「大分フォーラス」としてリニューアル。
その後、1995年1月にジュンク堂書店の関西外1号店「淳久堂書店大分店」が、2001年3月にはスターバックスコーヒー大分1号店が出店するなど大分市中心部を代表するファッションビルとして親しまれたが、建物の老朽化による耐震性不足が発覚したため、熊本地震後の2017年2月に閉館。イオングループとなった旧ダイエー系のファッションビル「オーパ」が跡地に出店することを発表していた。
セントポルタ中央町
イオン銀行看板の附近が大分フォーラス。
商店街の一等地に出店していた。

なお「オーパ」とは一号店だった「新神戸 Oriental Park Avenue」の略にちなむ。

全館「食品」-イオングループ最大級の食品館か

大分オーパは地上4階建て。コンセプトは、あたらしい“食”体験 「Wonder Food Experience」で、全館・全フロアが食品とそれに関連した売場となる。

大分オーパの完成予想図(ニュースリリースより)。

1階は「フードマルシェ」。2階は「フードマーケット」。3階は「フードマーケット」。4階は「フードホール/レストラン」。4階には屋外テラスも設置される。
全館食品関連売場のオーパは史上初で、イオングループ全体においても最大級の食品館になると思われる。1階のフードマルシェは食品スーパー業態とみられるが、生鮮食品売場の運営主体はイオン九州、マックスバリュ九州のどちらになるかなどは発表されていない。
オーパは「大分の地域風土が培ってきた魅力と世界のトレンドや多様なスタイルを融合。新鮮な食材や、旬の味覚を楽しむことはもちろん、食にまつわる様々な知恵や体験を通して今までにない感動をご提供します。」としている。

地元からは「落胆の声」

当初は「ファッションビル」になると思われた大分オーパであるが、全館「食品」となるため、フォーラス時代よりも商圏が非常に狭いものとなることは想像に難くない。また、すぐ近くには以前から食品スーパー、百貨店もあるほか、周辺徒歩圏には複数のスーパーに加えて非常に多くの飲食店があるため、開店してすぐ厳しい競争に晒されることも確実だ。
大分フォーラスはアパレルのみならず、雑貨店やサブカル系店舗なども入居していたが、フォーラス時代にあったテナントの多くは大分市中心部から消滅してしまった。
とくにタワーレコード、島村楽器、ゴスロリ系ブランドを扱う店舗などを惜しむ声は多いが、今回の発表によりそれらの「復活」は絶望的なものとなったため「オーパやねーで大きなスーパーやん」という声も聞かれるなど「落胆の声」ばかりが目立つ結果となった。
開店まで1年を切った大分オーパ。果たして勝算やいかに…。

外部リンク:「(仮称)大分オーパ」店舗概要決定!
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