マルナカ洲本物部店、2024年11月16日開店-リベラルの系譜引継ぐ旧物部店、フジ標準タイプに建替え

兵庫県洲本市でイオン系地域子会社「フジ」が展開する大型食品スーパー「マルナカ物部店」跡地に、同社の大型食品スーパー「マルナカ洲本物部店」が2024年11月16日に開店する。

「マルナカ洲本物部店」店長の開店あいさつ。(ニュースリリースより)

リベラルの店の系譜引継ぐ老舗食品スーパー

マルナカ洲本物部店は、1981年5月に淡路主婦の店を前身とする淡路島地場最大手系食品スーパー「リベラル物部店」として開店。建物は平屋建で店舗面積は2,344㎡、直営売場面積は1,497㎡。
リベラル物部店は2003年12月に増床リニューアルを実施するなど、リベラルスーパーチェーンの主力店舗として集客を誇ったが、2014年12月14日に当時の運営会社が自己破産準備を開始したため、同月19日にイオングループ系食品スーパー「マルナカ(現フジ)」が譲受し「マルナカ物部店」として新装開店することとなった。
一方、マルナカ物部店は他リベラル系2店舗(三原店・淡路一宮店)と比べ、店歴が長く老朽化が顕著だったため、2024年1月14日をもって一時閉店していた。

フジとマルナカの強み活かした店舗に

マルナカ洲本物部店の敷地面積は9,457㎡、店舗面積は1,300㎡。投資額は約9.3億円、年商予定は10億円。
マルナカ洲本物部店は建替えを機にフジ標準店舗に刷新。コンセプトに「これからも、じもと想い一番店」を掲げ、農産では地場農家による産直コーナーを拡大、畜産ではミートデリコーナーを新設、デリカでは店内製造の出来たて弁当・惣菜や自社プロセスセンターによる副菜の充実化を図る。
フジはリベラルからの事業承継について触れたうえで「洲本市物部で歩んできた42年の地元への想いを新しい時代へとつなげ、これからの10年、20年先もお客さまに必要とされる店舗を目指してまいります。」としている。

マルナカ洲本物部店

住所:兵庫県洲本市物部3丁目2番77号
営業時間:9時~21時45分

関連記事:パピオスあかし、2016年12月1日開業-明石駅前・ダイエー跡に大型複合施設

このエントリーをはてなブックマークに追加