桃園神社、2019年1月2日から長期休業-修復工事で約1年間

台湾・桃園市の歴史的建造物「桃園神社」(桃園忠烈祠暨神社文化園區)が、大規模な修復工事のため2019年1月2日より11月30日(予定)までの11ヶ月の間、全エリアが閉鎖される。
(「桃園神社」(桃園忠烈祠暨神社文化園區)自2019年1月2日起至11月30日(預估)進行修復工程,施工期間全區暫停開放。)
追記:10月28日の新装開園を予定している。
追記:預定10月28日重新開放。

桃園神社(桃園市忠烈祠)。

台湾で最大の「神社建築」

桃園神社は1938年6月10日に落成、鎮座式が行われた。
旧社格は県社で、台南で薨去されたために台湾の他神社でも祀られていた北白川宮能久親王のほか、大国魂命・大己貴命・少彦名命・豊受大神・明治天皇を祀っていた。

手水舎。

戦後は戦死した中華民国軍の兵士、消防士などを祭る桃園県忠烈祠(終戦直後は新竹県、2014年からは自治体再編により桃園市忠烈祠)となった。
日本統治時代の神社の建物は日華(日台)断交後に多くが解体され、桃園神社も1980年代に建て替えが検討されたが、反対運動の末に1987年には第一次修復工事が完了、のちに台湾の国家三級古蹟に指定された。

社務所。


その後も数度の修復工事が実施され、2017年の修復後は「桃園神社」の幟が復活、絵馬の販売も再開されたほか、河津桜の植樹も行われ、季節の祭りも開催されるようになっている。

拝殿。コスプレ撮影、映画撮影などにも使われる。

2018年には神社の設計者の子孫が経営する春田建設(愛知県)の関係者を招いて鎮座80周年を記念するイベントも開催された。

創建当時の姿に復元へ-銅板葺き替えなども

長期閉鎖を伴う修復工事は2017年以来、2年ぶり。
今回、約1年かけておこなわれる修復作業では、屋根の銅板の葺き替えなどが実施される見込み。

流造の本殿。銅板が葺き替えられるとみられる。

また、形状が変更されている明神鳥居の復元も検討されているといい、改修工事の完了後は、更に創建当時の姿に近づくことになろう。

外部リンク:桃園市政府孔廟忠烈祠聯合管理所
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