大阪府大阪市に本社を置き、全国の百貨店を中心に展開する中堅メンズアパレル(紳士服企画卸販売)「アイ・ティ・オージャパン(I.T.O JAPAN&CO.)」が、2020年5月7日に倒産し、事業停止した。

運営店舗(バジエ、写真の後ろ側)。
百貨店メンズアパレル、運営店舗は全て閉店
アイ・ティ・オージャパンは1974年に創業。
北は札幌三越から南はきりしま国分山形屋まで、全国の百貨店で「バジエ(VAGIIE)」「バラシ(barassi MILANO)」「ジーゲラン(GEEGELLAN)」などのブランド名でメンズアパレル店舗を展開していた。しかし、近年は百貨店の閉店が相次ぎ、店舗も減少傾向にあったとみられる。

閉店告知。
帝国データバンクによると、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言で百貨店が休業するなか4月中旬に代表が死去し、
事業を停止することになったもので、コロナ禍前の2019年7月期末時点での負債額は約13億4000万円であったという。
同社が運営する店舗は5月7日限りで閉店している。
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MEGAドン・キホーテUNY恵那店、2020年5月12日開店-アクロスプラザそばのピアゴ跡に
岐阜県恵那市の国道257号線(中山道)沿いに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY恵那店」が2020年5月12日午前9時に開店する。
MEGAドン・キホーテUNY恵那店。
恵那の元ユニー・ジョイマート
MEGAドン・キホーテUNY恵那店の前身となる「ユニー恵那店(フェアモール恵那)」は1991年5月に開業。建物は地上3階建、敷地面積は20,019㎡、売場面積は6,300㎡、延床面積は11,919㎡。
ユニー恵那店は、2004年8月に同社の日常生活密着型総合スーパー新業態6号店「ジョイマートユニー恵那店」に転換、2009年2月には同社の店舗ブランド再編に伴い「ピアゴ恵那店」に改称していたが、ドンキへの業態転換のため、2020年2月23日をもって直営売場を閉店、一部専門店のみ営業を継続していた。
業態転換で若年層やニューファミリー層の取込み目指す
MEGAドン・キホーテUNY恵那店の営業フロアは1~2階、直営売場面積は5,296㎡。UDリテールが店舗を運営する。ドンキとしては岐阜県内9店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては岐阜県内4店舗目、恵那市内初出店となる。
ピアゴ時代と同様に生鮮食品を取扱うほか、新たにドンキが強みとするスマートフォンアクセサリーやカラーコンタクトレンズ、香水、インポートブランドなどのトレンド商品、スポーツ用品、カー用品の取扱いを開始。遊具を設置したキッズ広場と玩具・家電売場を隣接した「アミューズメントゾーン」を展開するなど、従来からのシニア層に加え、ニューファミリー層や10代を中心とした若年層の取込みを目指すとしている。
“地域最大の商業施設”の座を譲ったUNY、巻き返しなるか
ユニー恵那店は開業以来、地域随一の規模を有する大型ショッピングセンターであったが、2019年9月に同店を上回る規模の「アクロスプラザ恵那(核店舗:バロー正家店)」が至近距離に開業、2020年には恵那市内で創業した大手流通グループ「バロー」の1号店「バロー恵那店(恵那ショッピングセンター)」が総合スーパーとしてリニューアルするなど、競合店との競争環境に変化が生じていた。
“地域最大の商業施設”の座を譲った同店であるが、ドンキへの業態転換により、集客力の向上や客層の拡大を図る狙いがあるとみられる。
MEGAドン・キホーテUNY恵那店のテナント一覧
| 階数 | 店舗名 | 業種・業態 |
| 1階 | サーティーワンアイスクリーム | アイスクリーム |
| 1階 | 米乃家 | お好み焼き |
| 1階 | 風まつり | フードコート |
| 1階 | ファンタジープラザ | アミューズメント |
| 1階 | 中部ドライ | クリーニング |
| 1階 | ワシントン | 洋服リフォーム |
| 2階 | ジュアン | レディス |
| 2階 | セリア | 100円均一 |
| 2階 | BUN | 美容室 |
| 2階 | コリとりさろん エフ分の1 | リラクゼーション |
MEGAドン・キホーテUNY恵那店
住所:岐阜県恵那市長島町正家2丁目2番地17
営業時間:午前8時~翌午前0時
(5月12日~14日は営業時間を「午前9時~午後10時」に短縮)

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米・Jクルー、2020年5月4日倒産-米大手小売初となる新型コロナ関連破綻
米国大手カジュアルファッションブランド「J・CREW」(Jクルー)が2020年5月4日に連邦破産法11条(日本における民事再生法)の適用を申請し、経営破綻した。

J・CREW. (from facebook)
同社は米国小売大手初となる新型コロナウイルス関連の経営破綻になる。
経営再建進めていた米国大手アパレルブランド
Jクルーは1947年にカタログ販売「Popular Club Plan」として創業。1983年に現在のブランド名に改称、1989年に実店舗1号店をニューヨーク・マンハッタンに開店した。
1997年に米国ファンド「TPGキャピタル」傘下となり、2006年にはニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場したが、2010年に再び株式を非公開化、低価格ブランド「Madewell」(2006年買収)を次世代の主力業態に据え、経営再建を進めていた最中であった。

J・CREW Bromptoncross collection store. (from facebook)
日本市場再進出計画もあったが…
日本国内では、1992年に大手総合商社「伊藤忠商事」がJクルーブランドのマスターライセンス権を取得し、1993年以降大手アパレル「レナウン」との提携のもと、百貨店やファッションビルを中心に最盛期50店舗ほど展開していた。しかし、1990年代初頭より続くレナウングループ経営悪化の影響を受け、2006年に原宿旗艦店を閉鎖、合わせて郊外型ショッピングモール中心の店舗展開に路線転換を図ったが、2009年1月をもって日本事業から撤退、3月までに国内全23店舗が営業を終了していた。
レナウンによるJクルー事業撤退後も、米Jクルーによる日本再進出構想やファーストリテイリングによる米Jクルー買収計画もあったが、同社の経営不振もあり実現には至らなかった。
コロナウイルス終息を目処に営業再開めざす
米・Jクルーグループは連邦破産法11条の適用により、16億5000万ドル(約1760億円)の負債を株式に転換、合わせて4億ドル(約427億円)の一時的な運転資金融資(DIP融資)を受け、経営再建を目指す。
2020年5月現在、新型コロナウイルスの感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)のため休業中のJクルーグループ各店舗(Jクルー181店舗、Madewell140店舗、FactoryStore170店舗)、ECサイト(3サイト)は、コロナウイルス終息を目処に営業を再開する見通しとなっており、ギフトカードやポイント、商品の返品・交換サービスも従来通り継続する。
また、業績が好調に推移しているMadewellも引続きグループに残留する計画となっている。
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オリオンプラザ、2020年4月28日閉館-丸和折尾店核の複合商業施設、5月から解体開始
福岡県北九州市八幡西区の折尾駅前地区再開発ビル「オリオンプラザ」が2020年4月28日をもって閉館した。
建物は駅前整備の一環として、5月から解体される。

オリオンプラザ。
丸和の塔屋看板は2019年9月まで放置状態だった。
北九州の玄関口としての役割を担っていたオリオンプラザ
オリオンプラザ第1ビルは1983年12月に開業。建物は地上5階建(商業フロアは1~3階、公共フロアは4階)、敷地面積は約2,140㎡、建築面積は約1,880㎡、延床面積は7,210㎡。
1984年9月に北九州地盤の総合スーパー「丸和折尾店」が開店。1985年12月に開業した西鉄折尾電停併設の「オリオンプラザ第2ビル」とともに北九州市の玄関口、折尾駅前の商業核としての役割を担った。

折尾電停。
しかし、2000年11月には西鉄北九州線が廃止。2004年から北九州市が推進する「折尾地区総合整備事業」に伴い、先行して2010年秋に折尾電停跡の第2ビルが解体、2013年11月に丸和が撤退するなど、建物の解体に向けた準備が行われていた。

丸和折尾店。
2020年3月までに殆どの店舗が撤退-4月閉鎖
オリオンプラザ第1ビルでは、2013年11月の丸和撤退後も商業フロアの一部店舗や東進衛星予備校折尾駅前校、公共施設が営業を継続していた。
しかし、駅前整備の一環として、2019年3月に東進衛星予備校が、2020年2月29日には北九州市立八幡図書館折尾分館がそれぞれ駅北側に移転。3月20日には北九州市交通局折尾駅前案内所がミスタードーナツ折尾ショップ跡地に移転、3月31日に八幡西生涯学習総合センター折尾分館が八幡西勤労青少年ホーム(フレッシュプラザ)に移転したため、一般住民を対象とした施設が建物内から消滅。4月28日には北九州市折尾総合整備事務所が移転したため、建物は完全に閉鎖状態となった。
再開発で買物難民の解消に期待
折尾駅周辺では2013年11月の丸和撤退以来、駅1km圏内のスーパーがサンリブ折尾(駅北側、国道199号線沿い)1店舗のみとなるなど、特に駅南側住民の買物環境が大きく悪化した。
2018年11月にはハローデイが八幡西区地域自治区会と提携し「おでかけ買い物バス」の運行を開始したが、依然として食品スーパーやドラッグストアを求める声が聞かれる。
2020年5月現在、オリオンプラザ跡地の具体的な活用方法について詳細は決定していないが、買物弱者問題の解決に結び付くような施設の開発が期待される。
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イトーヨーカドー食品館15店舗、2020年6月に新会社「ヨーク」移管-大型モール内など一部は移管せず
大手流通グループ「セブン&アイ・ホールディングス」傘下の「イトーヨーカ堂」(東京都千代田区)は、食品スーパー「イトーヨーカドー食品館」15店舗、ディスカウントストア「ザ・プライス」5店舗を、新会社「ヨーク(現・ヨークマート)」に運営移管することを2020年5月1日に発表した。

イトーヨーカドー食品館王子店。(ヨークへの移管対象店舗)
IY食品館、運営会社が「ヨーカドー」「ヨーク」の2社に
イトーヨーカドーは2006年4月に、ヨーカドー鎌ヶ谷店跡地の「ショッピングプラザ鎌ヶ谷店」に食品スーパー新業態1号店「イトーヨーカドー食品館鎌ヶ谷店」を開店。それ以降「食品館100店舗体制」の構築を掲げ、首都圏近郊のマンション低層商業フロアや三井不動産系商業施設、西武鉄道駅ビルなどを中心に相次ぎ新規出店した。
その一方、2020年現在の店舗数は21店舗(当初の出店目標の1/5)に留まっていたため、首都圏1都3県で食品スーパー事業を行う「ヨークマート」を中心とした組織再編を6月1日付で行うことが決まっていた。

「ヨーク」再編改革。
大型ショッピングセンター内など一部店舗は移管対象外に
イトーヨーカドー食品館21店舗のうち東京都内の駅ビルや路面店を中心とする15店舗が新会社に運営移管される一方、大型ショッピングセンターの食品核など6店舗は従来通りイトーヨーカ堂運営の店舗となる。
ヨーク運営となる「食品館」(15店舗)
- イトーヨーカドー食品館立石店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館阿佐谷店(東京都)
(東急ストア阿佐谷店跡) - イトーヨーカドー食品館練馬高野台店(東京都)
(西武プロパティーズEmio練馬高野台内) - イトーヨーカドー食品館早稲田店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館王子店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館石神井公園店(東京都)
(西武プロパティーズEmio石神井公園内) - イトーヨーカドー食品館中野店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館三ノ輪店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館新宿富久店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館梅島店(東京都)
(ニトリ梅島ショッピングセンター内) - イトーヨーカドー食品館千住店(東京都)
- イトーヨーカドー食品館上大岡店(神奈川県)
- イトーヨーカドー食品館厚木店(神奈川県)
- イトーヨーカドー食品館小手指店(埼玉県)
(西武プロパティーズ開発/7&iクリエイトリンク賃借施設内) - イトーヨーカドー食品館鎌ヶ谷店(千葉県)
(7&iクリエイトリンク・ショッピングプラザ鎌ヶ谷内)
建替え開店したばかりの上大岡店も「ヨーク」に。
イトーヨーカドーが引続き運営する食品館(6店舗)
- イトーヨーカドー食品館ららぽーと湘南平塚店(神奈川県)
(三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚内) - イトーヨーカドー食品館瀬谷店(神奈川県)
(7&iクリエイトリンク開発施設内) - イトーヨーカドー食品館おおたかの森(茨城県)
(東神開発流山おおたかの森S.C.内) - イトーヨーカドー食品館埼玉大井店(埼玉県)
(ビバモール埼玉大井内) - イトーヨーカドー食品館ららぽーと新三郷店(埼玉県)
(三井ショッピングパークららぽーと新三郷内) - イトーヨーカドー食品館川越店(埼玉県)
※「ザ・プライス」は全5店舗がヨークに移行する。
追記:ザ・プライスは「ヨーク・プライス」となる。
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ステーキシャロン宗像本店、2020年5月1日閉店-「かつての大手ファミレス」九州最後の店舗
福岡県宗像市の国道3号線沿いにあるかつての大手系ファミリーレストラン「シャロン」の流れを組む九州最後の店舗「ステーキシャロン宗像本店(シャロン宗像店)」が2020年5月1日をもって閉店した。

シャロン宗像本店。
国内外で多角化推し進めた「シャロン」
シャロンは1968年12月に大阪府東大阪市で「シャロン布施店」として創業。1970年代より多角化経営に舵を切り、米国・中国・東南アジアを中心に高級複合リゾート、ホテル、ゴルフ場を相次ぎ開発していたが、バブル崩壊後の景気低迷や観光需要の落ち込みを受けて急速に経営が悪化、2001年に当時の運営会社であった「シャロンインターナショナル」(1989年7月設立)が会社更生法を申請していた。
同社は最盛期、西日本を中心に主力業態である高級ステーキ・鉄板焼・鍋レストラン「レストランシャロン」など、飲食店を100店舗近く展開していたが、会社更生法申請時の店舗数は28までに減少していた。

シャロン宗像本店。(2013年当時)
シンボルは三角屋根の独特な建物と「シャロン坊や」。
「GRAND Chalon」以外のシャロンは廃業
その後、関西圏の一部店舗は「グランシャロン(GRAND Chalon)」、奈良ロイヤルホテル店(奈良市)は「シャロン・ドゥ・ロイヤル」、千里店(大阪府豊中市)は「千里の丘シャロン」、宮崎店(宮崎市)は「宮崎シャロン」として独立したが、ロゴ・CIを変更して営業している「GRAND Chalon」(追記:一部は旧CIも残存)を除いて、いずれの店舗も2020年5月までに閉店・廃業している。

シャロン宗像本店。(2013年当時)
2015年に芝浦GHD傘下となっていた「宗像シャロン」
シャロン宗像店は1977年に開店。2001年のシャロンインターナショナル会社更生法申請後は、従業員出資の新会社に運営を移行し、地元和牛ブランド「宗像牛」を前面に押し出したステーキや風船ハンバーグを中心としたメニューに刷新し営業を継続していた。
2012年4月には新業態「Grillシャロン イオンモール福津店」を出店したが、福津店は2015年3月をもって閉店、宗像店は建物の老朽化を理由とした建替えに伴い2015年4月をもって一旦閉店していた。

Grillシャロンイオンモール福津店。(2012年当時)
その後、2015年12月に都市型ホテルやメガソーラー開発をおこなう九州地場大手の建設会社・ディベロッパー「芝浦グループホールディングス(芝浦GHD)」が宗像店の運営を引継ぎ「ステーキシャロン宗像本店(宗像ステーキシャロン)」として営業再開。芝浦GHDの事業拡大に合わせて、2016年8月には大牟田市の系列ホテルに高級業態「ステーキシャロン ホテルニューガイアオームタガーデン」、2017年5月には北九州市小倉南区に「ステーキシャロン小倉南店」(2019年1月閉店)が相次ぎ開店するなど、同社の飲食ブランドとして店舗網の拡大を続けた。

2015年に新装となった宗像本店。向かいにはロイホがある。
近年はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」(Love Live! Sunshine!!)から誕生したユニット「CYaRon!(シャロン)」にちなんでラブライバーが訪れる“聖地”ともなっていた。

ピギィ!!!!
新型コロナの影響で閉店か
ステーキシャロン宗像本店の閉店理由は「諸般の事情」として明らかにされていないが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令を受けて、利用客が減少していたものとみられる。

街頭ビジョンに表示された「閉店のお知らせ」
店舗の跡地活用についても現時点では発表されておらず、かつての大手ファミレスチェーンの流れを汲む宗像ステーキシャロンは40年を超える歴史に幕をおろすものとみられる。
また、同じグループであり、ロードサイドファミレスではなくホテル内レストラン業態となっている大牟田市の店舗も合わせて当面休業としているため、現時点で営業しているシャロンの店舗は九州から消えてしまうこととなった。両店の「コロナ後」の再開を期待したい。
写真撮影:駅音ネット
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