イオンフードスタイル鴨居店、2020年5月15日開店-元・忠実屋のダイエー、業態転換

神奈川県横浜市緑区のJR横浜線鴨居駅前にあるダイエーの総合スーパー「イオンフードスタイル鴨居店」(旧ダイエー鴨居店)が2020年5月15日にリニューアルオープンした。

イオンフードスタイル鴨居店。

鴨居駅前のダイエー、イオンフードスタイルに

イオンフードスタイル鴨居店(鴨居商業ビル)は1978年4月に首都圏地盤の総合スーパー「忠実屋鴨居店」として開店。1992年3月のダイエー傘下入り、1994年3月の運営会社再編に合わせて店名を「ダイエー鴨居店」に改称していた。建物は地上4階建で、売場面積は6,697㎡。建物と同名の会社が所有する。
鴨居店はダイエー直営売場を核にグループの専門店(コルドバ・マルシェ・アシーネ)が入居するフロア構成であったが、2016年に屋上にフットサルコートを、2018年に直営衣料・生活用品売場を残しつつ、直営100円ベーカリー「D’sベーカリー」や大型総合衣料品店「パシオス」、100円ショップ「Seria」、クリニックモール(鍼灸整骨院・歯科・理容・美容室)を導入する大規模リニューアルを実施していた。
今回の改装は前回の新規テナント導入を補完する形のリニューアル・業態転換となっており、食品売場を生活提案型売場モデル「フードスタイル」に刷新した。

オリジンデリカ(イメージ)。

これに合わせてイオングループの弁当・惣菜専門店「オリジンデリカ」を導入、冷凍食品の売場を大幅に増やすなど、「即食」に対応する店舗となった。

競争激化していた鴨居店周辺

イオンフードスタイル鴨居店の1km圏内には、2007年3月に三井不動産系の大型ショッピングモール「ららぽーと横浜」(核店舗:イトーヨーカドー)が進出して以降まいばすけっとやminiピアゴなど都市型食品スーパーが相次ぎ出店するなど、競争が激化していた。
鴨居店の建物は築40年以上経過しているが、今回のイオンフードスタイルへの改装・業態転換により、鴨居駅南口を代表する大型店として今後も営業継続していく意思を地域に示していく狙いもあるとみられる。
(写真協力:りふれいんさん

ダイエー鴨居店(イオンフードスタイル鴨居店)

住所:神奈川県横浜市緑区鴨居1-6-1
営業時間:8時~23時

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キーノ和歌山、2020年6月5日開業-南海和歌山市駅ビル、複合商業ビルに

和歌山県和歌山市の南海電鉄和歌山市駅の駅ビル建て替え工事が完了し、複合商業施設「キーノ和歌山」を核として2020年6月5日にグランドオープンする。

キーノ和歌山。

かつて高島屋が出店していた駅ビルを建て替え

キーノ和歌山の前身となる「南海和歌山ビルディング」は1973年に開業。建物は地上7階建地下1階建、店舗面積は4,965㎡、延床面積は17,217㎡。

南海和歌山ビルディング。

核店舗は百貨店「高島屋和歌山店(旧店から移転)」で、グループの食品スーパー「高島屋ストア(フレッシュマート、のちのカナート)」をはじめとして婦人服や紳士服、化粧品、贈答品などを展開していたが、業績不振や賃貸借契約満了を理由に2014年8月をもって閉店。同年9月からは高島屋ストアを前身に持つ「H2Oリテイリング(阪急阪神百貨店・イズミヤ)」傘下の食品スーパー「カナート和歌山市駅店」が核店舗となったが、再開発のため2017年3月をもって閉店していた。

スーパー、蔦屋図書館、飲食街、ネットカフェなど出店

新たな南海和歌山市駅ビル「キーノ和歌山」は、オフィス棟、駐車場棟、商業ゾーン、ホテル、公益施設棟で構成される複合施設で、オフィス棟はすでに先行開業している。年間売上目標は23億円、来館者数目標は200万人。
また、1階には南海和歌山市駅の改札口も設けられる。

1階・南海和歌山市駅。アンスリーも併設される。


公式イメージキャラクターは「キノまる」。

商業ゾーンの賃貸面積は約4,100㎡で、29店舗が出店。そのうち全国初出店が3店舗、和歌山県が初出店5店舗、新業態が4店舗となる。
1階は「わざわざでも行きたくなる」をテーマとした「日常を彩るデイリーユースフロア」として、有限会社やさい工場(大阪)が手掛ける生鮮食品スーパー新業態「ロックスターファームズ」やドラッグストア「マツモトキヨシ」、カフェ「プロント」などが出店するほか、南海グループのショップとしてコンビニ「アンスリー」、和歌山バス案内所」が設けられる。
ロックスターファームズには、高級グロサリー「北野エース」や大阪府阪南市の老舗鮮魚店「藤左ヱ門」、和泉市の青果店「野菜の店にしだ」など和歌山初となる生鮮食品専門店に加え、地元精肉店「ミートファクトリー」や惣菜店「産直デリカ 木の実や」などが出店する。
2階は「和歌山を感じる“レストラン”のフロア」として、地元メーカー「平和酒造」のコンセプトショップ「平和酒店」など、和歌山県内の人気飲食店など10店が出店するほか、大和証券などサービス店舗が出店。
3階はクリニックモールとなり、医院、美容室、フィットネスクラブに加えてインタネットカフェ「快活CLUB」が出店する。
公益施設棟には2019年12月に一部が先行開業した「和歌山市民図書館」が入居。そのほか「蔦屋書店」や同社がFC運営する「スターバックスコーヒー」も出店する。

和歌山市民図書館。

ホテル部分は「カンデオホテル南海和歌山」となる。
なお、当初は4月24日に商業ゾーンが、4月30日に「カンデオホテルズ南海和歌山」が開業する予定であったが、全都道府県への緊急事態宣言発令に伴い6月5日開業へと改められた。

キーノ和歌山

住所:和歌山県和歌山市東蔵前丁39
営業時間:物販カフェ・レストラン

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