宮城県仙台市若林区の仙台市営地下鉄荒井駅前に大型ライブホール「仙台ギグス」(SENDAI GIGS)が2017年5月3日に開業する。
仙台ギグス(イメージパース)。
ライブハウスとしては東北最大級-1560人収容
仙台ギグスは仙台市若林区で建設が進められている集客施設の核となるライブホールで、仙台市地下鉄東西線荒井駅から徒歩1分の距離に立地する。仙台東部道路の仙台東インターチェンジからもすぐの場所になる。
建物は鉄骨2階建てで、1階面積は418㎡、2階面積は192㎡。スタンディング/座席の両方での利用が可能で、音楽ライブからパーティーに至るまで様々な催事に対応する。
収容人数は立見時1,560人、座席設置時816席と、かつてのZepp Sendaiを凌ぐ規模。東北のライブホールとしては最大級となる。

ライブハウスの内観(イメージパース)。
また、ライブホールの隣接地には、飲食テナントなど10店舗が入る商業施設も整備される。
これらの施設は産電工業(仙台市泉区)が約13億円で整備し、ホールは同社が設立した(株)仙台ギグスが運営する。

隣接して商業施設も整備される(イメージパース)。
5月3日の開業時には、仙台出身のエンターテインメント集団「白A」の公演が予定されており、今後は全国各地の有名アーティストの全国ツアーの「定番」となることも予想される。
大型ライブハウス「Zepp」撤退から5年、激変する「ハコ」事情
ここ数年における仙台のライブハウス事情は「激動」そのものだった。
かつて、JR仙台駅東口にあった大手ライブハウス「Zepp Sendai」は、最大収容人数が約1,500人と、当時の東北のライブハウスとしては最大規模を誇り、借地契約が切れる2009年には地元音楽ファンの存続運動を受けて契約を延長、震災後には復興支援のための無料ライブが催されるなど、仙台市のみならず東北地方の音楽文化の中心的存在だった。

閉鎖前のZepp Sendai。
多くの音楽ファンから愛されたZepp Sendaiであったが、再度の契約切れと仙台駅東口の再開発に伴い、2012年7月をもって閉鎖。地元では、大手ライブハウスであるZeppの再進出を求める声が多く挙がったが、2017年2月現在も再整備の動きはない。
かつての仙台市は、東京から比較的近いうえに東北各地からの広域集客が見込めるため、有名アーティストのライブツアーに組み込まれることが多く、また、ライブホールや音楽ホールも比較的充実していたために「楽都」とも言われていた。
しかし、Zepp Sendaiの閉鎖により仙台市内からキャパシティ1,000人以上のライブハウスが消滅すると、その影響は、一番町の「仙台Rensa」(700人)や、仙台フォーラス地階の「CLUB JUNKBOX」(450人)と言った市内の中規模ライブハウスにも及んだのみならず、有名アーティストの全国ツアー会場に仙台市が組み込まれなくなるなど、楽都・仙台の音楽文化産業に対しても、深刻な影響を与えていた。

CLUB JUNKBOXが入居する仙台フォーラス。
2016年からライブハウスが再集積-「楽都」復活なるか
2012年以降、大型のライブハウスが無くなっていた仙台市であったが、2016年3月にJR長町駅前の再開発地区「あすと長町」に最大収容人数1,200人の「仙台PIT」が開業。Zepp撤退から4年目を経て、ようやく大型ライブハウスが復活することになった。
さらに、2016年4月には旧・ヨドバシカメラ跡地の再開発計画の中で、新たな音楽ホールの建設が明らかになる(→詳しくはこちらの記事を参照)など、再びライブハウスの集積が起きつつある。

長町駅前の仙台PIT。現在は東北最大級のライブハウス。
そして、今回のライブホール「仙台ギグス」の誕生により、晴れて地元音楽ファンの悲願だった1,500人規模の“大ハコ”が復活することになる。
Zepp Sendaiの撤退からおよそ5年。音楽ファンたちの大きな期待を背負うかたちで再び充実することになった仙台市のライブハウスは、今後の「楽都・仙台」の発展にも欠かせないものとなるであろう。
※イメージパースはギグス公式サイトより
プレスリリース:仙台GIGS 施設概要(仙台ギグス公式サイト)
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ココサ下通、2017年4月27日開業-ダイエー跡に大型ファッションビル誕生
熊本県熊本市中央区・下通商店街のダイエー熊本下通店(旧・大洋デパート→熊本城屋)跡地の再開発ビル「COCOSA SHIMOTORI」(ココサ下通)が、2017年4月27日にグランドオープンを迎える。

ココサ下通・完成イメージ。
ダイエー下通店跡の再開発プロジェクト
ダイエー熊本下通店は1979年10月にユニードグループの百貨店「熊本城屋」として開業。閉店した旧・大洋デパートの建物を利用したもので、その後、ユニードのダイエーグループ入りに伴い1985年に「ダイエー城屋」に、1995年に「ダイエー熊本下通店」に改称し、その後は19年に亘って営業をおこなってきた。

ダイエー熊本下通店。
しかし、老朽化から建物の建替えが喫緊の課題となり、大洋デパート火災から40周年を迎えた翌日、2013年11月30日には地元不動産業者「南栄開発」と鞄専門店「櫻井総本店」による共同再開発プロジェクトとして建替え・再開発計画を発表。地階にはダイエー系の食品スーパー、1~4階は福岡・天神でファッションビル「VIORO(ヴィオロ)」などを手掛ける東京建物グループの「プライムプレイス」による専門店ゾーン、5~8階にはオフィスが入居(のち5階はサービスゾーンに)する新たな複合型商業施設「下通NSビル」(仮称)として生まれ変わることが決まった。
その後、ダイエー熊本下通店は2014年5月11日に閉店。隣接する櫻井総本店などの敷地も合わせるかたちで、新たな建物の新築工事が行われてきた。

建設中のココサ下通。
47店中30店が熊本初出店-待望のスーパーも
下通NSビルは、2016年11月に行われたインターネット投票により「ココサ下通」として開業することになった。建物は地上8階、地下1階建、延床面積は約18,700㎡。そのうち、商業・サービスゾーンは地階~5階となり、全47店が出店する。

フロア構成。
プライムプレイスが運営する1~4階の商業ゾーンには44店舗が出店。
「DESIGN OUR LIFESTYLE」をコンセプトに掲げており、「無印良品」、「スポーツオーソリティー」といったお馴染みのテナントに加えて、セレクトショップ「アーバンリサーチ」、ロサンゼルス発のストリートファッション「XLARGE」、紳士服「ザ・スーツカンパニー」など30店舗が熊本初出店となる(うち3店舗は九州初出店)。

1階・エントランス。

2階・エスカレーター前。
また、5階には西部ガスショールーム、献血ルームが入居。地下1階にはダイエーから九州地区の食品スーパー事業を承継したイオングループの「マックスバリュ九州」が食品スーパーを開設する。スーパーマーケットの延床面積は2,679㎡となる。
なお、マックスバリュ九州は旧・ラララグループ(寿屋)の事業を継承しているため、下通に15年ぶりの再出店を果たすとも言える。
追記:地階は「美と健康」テーマ、ワインバーも
4月20日追記:地階マックスバリュは「マックスバリュ」の屋号ではなく「COCOSA B1」(ココサビーワン)として営業をおこなう。
美と健康をテーマに掲げ、店内にはベーカリー、レストラン、ワインバーなども併設される。
出店テナント一覧(地下1階~5階)
地下1階
- COCOSA B1(マックスバリュ・食品スーパー)
1階
- AURA(服飾雑貨)
- URBAN RESEARCH(セレクトショップ)
- MSPC PRODUCT(バッグ)
- 金子眼鏡店(眼鏡)
- kissora(バッグ)
- JOURNAL STANDARD(セレクトショップ)
- 中川政七商店(生活雑貨)
- HARE(ストリートファッション)
- Brioche Dorée & Cafe(ベーカリーカフェ)
- FREAK’S STORE(アメリカンセレクトショップ)
- BLOOM(アクセサリー)
- PELLETTERIA HITMAN&Co.(靴・バッグ)
- MARcourt(レディス)
- Manhattan Portage(バッグ)
- Les sakurai(服飾雑貨)(2月1日追加発表)
2階
- AVIREX(ミリタリーウェア)
- adidas Originals Shop(スポーツ用品・靴)
- URBAN RESEARCH DOORS(セレクトショップ)
- XLARGE/X-girl(ストリートファッション)
- 櫻井総本店(靴・バッグ)
- Champion(スポーツ衣料)
- Piumagi(化粧品)
- Eyelash Salon Blanc(まつげエクステ)(2月1日追加発表)
- BRONX(バッグ)
- BAYFLOW(カジュアルウェア)
- モリオ・フロム・ロンドン(美容室)
- Lee(ジーンズ)
3階
- unico(家具・インテリア・生活雑貨)
- 織部(生活雑貨)
- OWNDAYS(眼鏡)
- CARTOLERIA(文具・雑貨)
- CRASH GATE(家具・インテリア・生活雑貨)
- GREEN NOTE-RELISH(雑貨)(2月1日追加発表)
- CORNERS(スポーツオーソリティ衣料)
- THE SUIT COMPANY(スーツ専門店)
- スポーツオーソリティ(スポーツ用品)
- Smartlabo.style(携帯アクセサリー)
- COCOSAカードカウンター(日専連クレジットカウンター)
- 濱文様(生活雑貨)
- move(時計)
- yuino(靴下・生活雑貨)
- Yogibo Store(インテリア)(2月1日追加発表)
4階
- Cafe &Meal MUJI(カフェ、無印良品)
- 無印良品(大型雑貨店)
5階
- 西部ガスショールーム・ヒナタ
- 赤十字下通献血ルーム
ココサ下通
住所:熊本県熊本市中央区下通1丁目3番
営業時間:食品売場は11:00~24:00

店舗地図。
外部リンク:ココサ下通
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イオン徳力店、8月31日閉店-旧ニチイ・徳力サティ
北九州市小倉南区の総合スーパー「イオン徳力店」(旧・徳力サティ)が2017年8月31日に閉店する。

イオン徳力店。
北九州で閉店つづくイオン系スーパー、徳力店も
イオン徳力店は1979年10月に「ニチイ徳力ショッピングセンター」(出店申請時はニチイ小倉ショッピングデパート)として開業。その後、徳力サティに改称したのち、マイカル九州のイオングループ入り・イオンへの屋号統一に伴い、2011年に「イオン徳力店」に改称していた。
建物は2階建て、売場面積は10,600㎡で、小倉南区の建設会社関連企業が所有する。テナントとしては明林堂書店、ハニーズ、近畿日本ツーリスト、100円ショップシルク、コナミスポーツクラブ(別棟、旧・ピープル→エグザス)などが出店している。

イオン徳力店・館内のようす。
ダイエーとともに徳力・守恒の住民の生活を支えたサティ
イオン徳力店は住宅団地に囲まれた立地で、近隣にあった「ダイエー徳力店」(ユニードダイエー徳力アピロス、1980年開店、12,446㎡)とともに、長年に亘って地域の住民に親しまれてきた。

ダイエー徳力アピロス。
もともと徳力アピロスのほうが売場面積も広いうえに建物も豪華であり、やや劣勢にあった徳力サティだったが、ダイエーが2009年に閉店し、2012年に跡地に「サンリブもりつね」が出店すると、さらに劣勢に立たされることとなった。

サンリブもりつね。
(サンリブ公式サイトより、明るさ補正)。
さらに、2017年春には同じ徳力地区にある「ハローデイ徳力店」(本店)の建替え工事が完了し、新たなショッピングセンターとして生まれ変わることも決まっており、競争の激化が予想されていた。
一方で、イオン徳力店の建物は築38年が経過しており、近年は老朽化も著しく、近いうちの閉店が噂されるようになっていた。
店舗跡の活用方法については、2月時点では発表されていない。
また、別棟のコナミスポーツクラブの処遇についても発表されていない。
業績悪化のイオン九州、構造改革よりも閉店で立て直し図る
イオングループでは総合スーパーの構造改革を急速に推し進めており、新業態店舗への改装を進めている一方で、イオン九州では本格的な改装が行われている店舗は少ないうえ、イオン徳力店と同じ北九州地区ではイオン城野店(旧・ダイエー城野店)、イオン水巻店(旧・ダイエー水巻アピロス)も閉店となるなど、店舗閉鎖が相次いでいる。
イオン九州は2017年1月に発表した第3四半期(2016年3月1日~11月30日)決算においても17億600万円の営業赤字を計上。先行きに不透明さが増しており、今後も耐震改修工事が必要な老朽店を中心として店舗の閉鎖が続くものと思われる。
外部リンク(プレスリリース):イオン徳力店閉店のお知らせ
外部リンク:イオン徳力店
外部リンク:マイカル徳力サティ
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イムズに紀伊國屋書店、2017年4月開店-イムズ改装で、天神に10年ぶり再出店
2017年4月まで改装をおこなっている福岡市中央区のファッションビル「イムズ」(Inter Media Station)は、改装の目玉として4階に「紀伊國屋書店」が出店することを発表した。

イムズ。
イムズ、2016年秋から2017年春にかけてリニューアル
イムズは1989年4月に開業した福岡市中央区天神の三菱地所系ファッションビル。西鉄福岡駅向かいに立地し、地下2階、地上14階建で、売場面積は17,109㎡。
当時流行した金色を用いた外装は、天神のランドマークの1つとして30年近くに亘って親しまれている。
紀伊國屋書店の出店はイムズが2016年11月から2017年4月にかけて実施している改装の一環で、改装をおこなうのはおもに3階から7階にかけての中間層。このほか、エントランスやイルミネーションのリニューアルもおこなう。投資額は約2億円。

改装コンセプトポスター(公式サイトより)。
今回の改装では、「よき大人たちのグッドライフサポーター」をテーマに、靴店「ABC-MART」、100円ショップ「キャンドゥ」、インテリア雑貨店「ルピー」、イタリアンカフェ併設のフィットネスクラブ「GCミラノ」(日本初出店)、白衣専門店「アンフェミエ」などが順次出店しているほか、オフィスゾーンには託児所併設のオフィス「ママスクエア」が開設されている。
紀伊國屋書店、4階に-天神に10年ぶり再出店
紀伊國屋書店が新たに出店するのはイムズの4階。
紀伊國屋書店はかつて隣接する西鉄系ファッションビル「天神コア」に1976年より出店していたが、2007年に撤退。その後、博多バスセンターやゆめタウン博多へは出店していたものの、天神地区への出店は約10年ぶりとなる。
また、地元紙・西日本新聞によると、紀伊國屋書店はファッションビルへの出店ということもあり、美容に関する書籍や雑誌を集めた「レディーススペース」を設けるほか、店内に各種イベントを実施するスペースも設置される予定だという。
天神地区では、イムズに隣接するMMT(メディアモール天神、旧・マイカル天神ビブレPART2)にジュンク堂書店が出店するほか、リブロ、蔦屋書店なども出店しており、書店競争が激化することになる。
追記:紀伊國屋書店の開店日は4月26日となる。
外部リンク:イムズ、着替え中。(イムズ)
外部リンク:紀伊國屋書店
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セーブオン、2018年中に全店舗をローソンに転換-屋号消滅へ
ベイシアグループの中堅コンビニエンスストア「セーブオン」(SAVE ON、本社:前橋市)は、セーブオンの全店をローソンに転換させることを発表した。

セーブオンの店舗(熊谷市)。
セーブオン、屋号消滅へ-ローソン名でセーブオンが運営
セーブオンは伊勢崎市に本社を置く大手スーパー「いせや」(現:ベイシア)のコンビニエンスストア部門として1983年に誕生。
ベイシアグループの強みを生かし、「39円アイス」など大手他社よりも格安のプライベートブランド商品を販売していたことも特徴で、2017年2月現在は北関東・新潟県を中心に503店舗を構える。
一部店舗では、上州名物「焼まんじゅう」の店内調理設備を備えるほか、群馬県を拠点とするJリーグ「ザスパ草津」(ザスパクサツ群馬)とのコラボレーション店舗の運営や、2013年からはセイコーマート(セコマ、札幌市)の一部商品の取り扱いを開始するなど、独自の取り組みもおこなっていた。
その一方で、セーブオンはローソンのフランチャイジーとしてローソンの経営も行っており、2012年からは北陸地方・東北地方を中心に既存店舗の一部をローソンに転換していた。
今後、セーブオンの店舗は全てがローソンに転換される(閉店する店舗を除く)。
旧セーブオンの店舗は、セーブオンがフランチャイジーとして引き続き運営をおこなうが、「セーブオン」の屋号は消滅することになる。
寡占化すすむコンビニ、ローソンは中堅との提携強める
コンビニエンスストア業界の大手3社の寡占化が進むなか、ローソンは中堅コンビニとの提携を強めており、提携関係にある「スリーエフ」(横浜市)、「ポプラ」(広島市)とは、両店の商品を販売するダブルネーミング店舗「ローソンスリーエフ」、「ローソンポプラ」の展開をおこなっている。
外部リンク(プレスリリース):群馬県・栃木県・新潟県・埼玉県・千葉県におけるメガフランチャイズ契約の締結について(セーブオン)
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マルナカ屋島店、2017年1月31日閉店
香川県高松市高松町のJR屋島駅近くにあるイオン系の総合スーパー「マルナカ屋島店」が、1月31日午後6時をもって閉店した。

最終営業日を迎えたマルナカ屋島店。
古高松・屋島を代表する老舗スーパー、41年の歴史に幕
マルナカ屋島店は1976年7月開店。地上4階建てで、売場面積は3,644㎡。建物はマルナカが所有している。
JR高徳線屋島駅ちかくの旧国道11号(県道155号線)沿いに立地し、高松市のベッドタウンとして発展した古高松(屋島)地区を代表する老舗総合スーパーだった。
しかし、開店から41年が経過し、建物の老朽化が進んでいたことが閉店に繋がったものと思われる。
かつては仮面ライダーの舞台にも
営業最終日は1階食品売場、2階ファッション・生活雑貨売場のみの営業となった。以前はテナントとして3階に「宮脇書店」などが営業していたほか、3階には寝具売場などがあった。

入口に掲示された閉店のお知らせ。
また、マルナカ屋島店は「仮面ライダーブラックRX」34話(1989年放送、テレビ朝日系/瀬戸内海放送)のロケ地としても知られており、特撮ファンからの閉店を惜しむ声も聞かれた。
2017年2月現在、店舗跡地の活用方法などは明らかになっていない。
外部リンク:マルナカ公式サイト
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イトーヨーカドー上大岡店、3月20日閉店-デニーズ日本1号店も歴史に幕
横浜市港南区の上大岡駅近くにあるショッピングセンター「イトーヨーカドー上大岡店」が2017年3月20日をもって閉店する。

イトーヨーカドー上大岡店。
デニーズ日本1号店が出店、ヨーカドーとともに閉店か
イトーヨーカドー上大岡店は1974年4月開業。京急本線上大岡駅から南に徒歩10分ほどの住宅地に出店する。
建物は3階建てで、売場は1~2階、3階は事務所と駐車場になっている。建物はイトーヨーカドーが所有し、売場面積は16,146㎡。そのうちイトーヨーカドーが9,535㎡を占める。
このうち、イトーヨーカドーゾーンには2014年10月には100円ショップ「ダイソー」が、2015年10月には紳士服チェーン店「洋服の青山」が出店するなど、近年は大型専門店を導入することで効率化を推し進めていた。
また、イトーヨーカドー上大岡店の1階には、イトーヨーカドー開店時からアメリカ発祥のファミリーレストラン「デニーズ」の日本1号店である「デニーズ上大岡店」が出店していることでも知られるが、こちらもイトーヨーカドーの閉店に合わせて歴史に幕を下ろす可能性が高い。
デニーズ日本1号店が出店。
1999年には上大岡店の約1km北に日揮が運営するショッピングセンター「イトーヨーカドー横浜別所店・ジョイフルガーデンシティ」(売場面積13,059㎡)が開業しており、上大岡のヨーカドーは2店体制となっていた。
上大岡店の周囲には住宅団地が多くあるものの、他スーパーとの競合に加えて自社競合もあり、さらに建物が築43年と老朽化が進んでいたことも閉店の一因であると思われる。
閉店セール、2月1日より開催
イトーヨーカドー上大岡店では、2月1日より閉店セールが開催される。
店舗跡地の活用方法などについては、2月時点ではまだ発表されていない。
外部リンク:イトーヨーカドー上大岡店
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イズミヤ・エスカード牛久店、2月1日閉店-イズミヤ、検見川浜店も閉店で関東撤退へ
JR牛久駅西口の複合商業ビル「エスカード牛久」の核店舗「イズミヤ牛久店」が2月1日で閉店する。

イズミヤ牛久店・エスカード牛久。
イズミヤ、関東撤退へ
イズミヤ牛久店はJR牛久駅前の複合商業施設「エスカード牛久」の核店舗。
1987年3月開店で、イズミヤは1階から4階にかけて出店している。売場面積は13,720㎡。そのうち11,491㎡をイズミヤが占める。
イズミヤの関東初出店という記念すべき店舗だったが、イズミヤは「H2Oリテイリング」(阪急阪神東宝グループ)傘下となったことで経営資源を関西地方に集中させる方針を発表。2016年には中国地方から撤退したほか、牛久店を2月1日に閉店させたあとは「イズミヤ検見川浜店」(千葉市、1991年開店)を5月に閉店させる方針で、関東地方から完全撤退する。
今後、イズミヤの関西地方以外の店舗は宮崎店(宮崎市)と中国・蘇州市の店舗のみとなる。

2015年に閉店したイズミヤ小山店。
牛久駅前唯一の大型店-新規テナント誘致へ
牛久市は稀勢の里関の出身地であることでも有名であるが、イズミヤとエスカード専門店街では、稀勢の里関の優勝記念垂れ幕などを2013年から用意しており、この垂れ幕は閉店を前にした2017年初場所の優勝によりようやく日の目を見ることになったという。
牛久駅前にはかつて西友も出店していたが現在は撤退しており、イズミヤ牛久店は牛久駅前唯一の大型スーパーとなっていた。

手前はエスカード牛久、奥に見えるのは旧・西友牛久店。
牛久市は、買い物難民対策などから当面イズミヤの区分所有床を賃貸し、2019年度に購入する方針を発表した。今後、エスカードを運営する第三セクター「牛久都市開発」と牛久市はスーパーマーケットなど新規出店テナントの誘致を行う。
なお、イズミヤ内に出店するテナントは2月1日までに閉店するものの、エスカード専門店街(1~2階)の多くの店舗や、館内に入居する公共施設はイズミヤ閉店後も営業・運営を継続するという。

稀勢の里関の旗が飾られた吹き抜け。
外部リンク:イズミヤ
外部リンク:エスカード牛久
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ジョイス仙台松森店、2017年2月19日閉店-ジョイス、進出4年半で宮城県から撤退
流通大手「アークス」(札幌市)傘下でCGCグループに加盟する「ベルジョイス」(岩手県盛岡市)は、仙台市泉区松森の食品スーパー「ジョイス仙台松森店」を2017年2月19日に閉店させる。
これにより、ジョイスは宮城県から完全撤退することになる。

ジョイス仙台松森店。
ジョイス、宮城県から撤退-僅か4年半で
ジョイスは岩手県を中心に秋田、青森、宮城の4県に出店する食品スーパー。2012年よりアークスの完全子会社となり、2016年3月からは同じくアークス傘下の食品スーパー「ベルプラス」を吸収合併し、社名を「ベルジョイス」に改めた。
仙台松森店は宮城県初進出として2012年10月にオープン。売場面積は1,799㎡。
しかし、進出から僅か4年半で撤退することとなってしまった。
「岩手資本アピール」するも知名度不足響いたか
ジョイスでは、岩手県雫石町の「小岩井農場」ブランドの乳製品や、盛岡市民のソウルフードとも言われる「福田パン」の常設販売コーナーが設けられるなど、「岩手県のスーパーならでは」の品揃えを特徴としていた。

店内に設けられた福田パンコーナー。
しかし、店舗周辺にはイオンのディスカウントストア「ザ・ビッグ仙台八乙女店」や、食品スーパー「みやぎ生協南光台店」、「ヤマザワ南光台店」など知名度の高いライバル店が多数存在し、「宮城唯一のジョイス」であった仙台松森店の知名度不足は否めず、結果として僅か4年半弱での撤退となってしまった。なお、宮城県内のアークス傘下のスーパーは「ジョイス」以外にも「ビッグハウス」、「ベルプラス」などがあり、今後は「ジョイス」としての出店が行われない可能性もある。
現時点では店舗跡の活用方法は決まっていないという。
ジョイスからほど近いザ・ビッグ仙台八乙女店。
外部リンク:ジョイス仙台松森店(ベルジョイス公式サイト)
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ソフマップ梅田店・ソフマップ水戸駅店、2017年1月31日閉店
ビックカメラ傘下の家電量販店「ソフマップ」は、大阪府大阪市北区の「ソフマップ梅田店」、茨城県水戸市の「ソフマップ水戸駅店」を1月31日に閉店させる。

ソフマップ梅田店。
JR高架下開発の一環で出店したソフマップ梅田店
「ソフマップ梅田店」は2000年11月に、JR大阪駅高架下(現・アルビ大阪西館)に出店した「ソフマップギガストア梅田」が前身。
梅田初出店で、DTM専門フロア「クリエイターズランド」の開設など、西日本地区の旗艦店「日本橋店・ザウルス」と遜色ない専門性を高めたフロア構成が特徴だった。
2005年9月には高架下商業施設リニューアルに伴い開業した飲食店街「梅三小路」に縮小移転。得意とするPCソフト販売や中古商品取扱い強化により、競合する大型家電量販店「ヨドバシカメラ」との差別化を図ったが、難波・日本橋地区に出店する自社大型店舗やビックカメラとの競合に加え、アウトドア専門店が集積したアルビ大阪西館、飲食店メインの梅三小路との客層と合わなかったことから撤退に至ったと見られる。

ソフマップ梅田店が出店する梅三小路。
ソフマップ梅田店撤退後、予約商品の受取やアフターサービスは日本橋店・ザウルスが担当する。梅三小路のソフマップ跡の活用方法は現時点では発表されていない。
ビックカメラ内に出店するソフマップ水戸駅店
「ソフマップ水戸駅店」は2011年6月、茨城県初の店舗としてJR水戸駅ビル「エクセルみなみ」のビックカメラ水戸店4階に出店した「アキバ☆ソフマップ水戸駅店」が前身。
中古商品、TV・PCゲーム、アニメグッズ販売買取に特化した店舗モデルが特徴で、生活家電やAV機器、時計、トラベル用品などを取り扱うビックカメラと販売商品のある程度の棲み分けが行われていた。しかし「ソフマップならでは」の個性を出すことができず、閉店することになった。

ソフマップ水戸駅店が出店するエクセルみなみ。
ソフマップ水戸駅店撤退後、予約商品の受取やアフターサービスはビックカメラが担当する。ソフマップ跡はビックカメラがフロアを活用するとみられる。
ソフマップ梅田店
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ソフマップ水戸駅店
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