北海道日本ハムファイターズが9月28日に4年ぶりとなるリーグ優勝を決め、道内の大型店などで優勝セールが開催される。
「日本ハム優勝セール」の実施が発表されている主な大型店・チェーン店は以下の通り。

すすきの。
※追加情報があり次第、追記いたします。
※予定は変更されることがありますので、詳細は各店舗にお問い合わせください。
全国小売店の日本ハム商品
- 日本ハム商品の増量、割引などを実施。
百貨店・ファッションビルなど
- 丸井今井札幌本店
:優勝翌日から5日間優勝セール開催。 - 札幌三越
:「北海道日本ハムファイターズ パ・リーグ優勝おめでとうセール」
:優勝翌日から5日間優勝セール開催。 - 大丸札幌店
:「北海道日本ハムファイターズSALE!!」
:優勝・順位決定の翌日から7日間セール開催。 - さっぽろ東急百貨店
:北海道日本ハムファイターズ「パ・リーグ優勝おめでとうセール」
:優勝翌日から5日間優勝セール開催。
:9階特設会場で「振る舞いハム」実施(優勝時のみ、先着500人) - IKEUCHI(丸ヨ池内)
:現時点での詳細は未定。 - 札幌パルコ
:「GO!GO!ファイターズSALE」
:優勝翌日から7日間優勝セール。
:2点購入で商品10%OFFなど。 - ススキノラフィラ(イトーヨーカドーすすきの店)
:優勝翌日から7日間優勝セール。 - ピヴォ
現時点での詳細は未定 - 4丁目プラザ(109MEN’S)
現時点での詳細は未定 - アリオ札幌
:「北海道日本ハムファイターズセール」
:優勝翌日から3日間優勝セール開催。
:nanaco支払でポイント2倍
:イトーヨーカドー食品売場では日本ハム商品を原材料に使った惣菜「日ハムSUSHIドック」販売。 - 西武百貨店旭川店
:9月30日で閉店。閉店セールを実施中。 - 棒二森屋(中合棒二森屋店)
:現時点での詳細は未定。 - JR札幌駅ビル(JRタワー・ステラプレイス・札幌エスタ)
:現時点での詳細は未定。 - サッポロファクトリー
:現時点での詳細は未定 - さっぽろ地下街(ポールタウン・オーロラタウン)
:現時点での詳細は未定。 - 札幌大通商店街
:現時点での詳細は未定。 - 新さっぽろサンピアザ・デュオ(イオン)
:現時点での詳細は未定。 - 釧路フィッシャーマンズワーフMOO
:現時点での詳細は未定。 -
ウイングベイ小樽
:現時点での詳細は未定。

スーパーマーケット
- イオン北海道(総合スーパー、スーパーセンター、旧ダイエー)
:「北海道日本ハムファイターズ応援感謝セール」
:優勝翌日から3日間優勝セール。
:イオンモール専門店街の協賛セールは未定
:栗山監督の背番号「80」にちなんだ80円(税込86円)均一セール
:オリジナルクリアファイル付き応援感謝セール記念カート販売
:日本ハム製品4品980円(税込1029円)均一セール
:衣料品5~20%OFF
:北海道内のイオン、イオンスーパーセンター全40店舗で実施。 - マックスバリュ北海道(札幌フードセンター、ジョイ、いちまるなど)
:現時点での詳細は未定。 - アークスグループ(ラルズ、東光ストア、福原など)
:現時点での詳細は未定。 - イトーヨーカドー
:「北海道日本ハムファイターズセール」
:優勝翌日から3日間優勝セール。
:栗山監督の背番号「80」にちなんだ80円(税込86円)均一セール
:ポイント5倍、衣料品1~2割引、日替り特価商品など。
:北海道内全11店舗で実施。 - コープさっぽろ
:現時点での詳細は未定。 - 北雄ラッキー
:現時点での詳細は未定。 - 西條百貨店
:現時点での詳細は未定。

コンビニエンスストア
- セイコーマート
:現時点での詳細は未定。 - セブンイレブン
:現時点での詳細は未定。 - ローソン
;現時点での詳細は未定。 - ファミリーマート
:現時点での詳細は未定。 - ハマナスクラブ(旧・北海道スパー)
:現時点での詳細は未定。 - ハセガワストア
:現時点での詳細は未定。

家電量販店
- ビックカメラ札幌店
:現時点での詳細は未定。
そのほかのチェーン店
- 丸善・ジュンク堂書店
:現時点での詳細は未定。 - 紀伊國屋書店
:現時点での詳細は未定。 - アニメイト・らしんばん札幌店
:現時点での詳細は未定。 - HMV札幌ステラプレイス店
:現時点での詳細は未定。 - ポケモンセンター札幌(大丸内)
:現時点での詳細は未定。
その他・公共交通機関など
- JR北海道
:現時点での詳細は未定。 - 札幌市交通局(市電、地下鉄)
:現時点での詳細は未定。

※追加情報があり次第、追記いたします。
※予定は変更されることがありますので、詳細は各店舗にお問い合わせください。
日本ハム、優勝おめでとうございます!!
イトーヨーカドー・ザ・プライス蕨店、2016年10月2日閉店
埼玉県蕨市の総合スーパー「イトーヨーカドー・ザ・プライス蕨店」が2016年10月2日に閉店する。

ザ・プライス蕨店。
46年間に亘って蕨駅前の顔だった
ザ・プライス蕨店は、「イトーヨーカドー蕨店」として1970年6月に国鉄蕨駅東口に開店。1968年に開店した東武ストア蕨店とともに、長年に亘って蕨駅東口の顔となっていた。2009年からはディスカウントストア業態の「ザ・プライス」に転換した。売場面積は6,040㎡、店舗は1~4階で、100円ショップキャンドゥなども出店。建物はイトーヨーカドーが不動産会社から賃借している。
ザ・プライス蕨店では、閉店にさきがけて、9月3日から閉店セールが行われている。店舗の活用方法などは発表されていないが、店舗の築年数が高く、またベッドタウンとして人気が高い蕨駅前だけに、マンションとなる可能性が高いであろう。
(画像はGoogleストリートビューより)
外部リンク:イトーヨーカドー ザ・プライス蕨店
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗
関連記事:イトーヨーカドー坂戸店、10月16日閉店-坂戸市と共に歩んだ市最大の商業施設
天満屋ハピーズアリオ倉敷店、2016年9月28日開店-イトーヨーカドー跡
岡山県倉敷市の倉敷駅前にあるセブンアンドアイグループの「モール・エスシー開発」が運営するショッピングセンター「アリオ倉敷」(岡山県倉敷市)の新たな核店舗として「天満屋ハピーズ アリオ倉敷店」が2016年9月28日に開店する。

アリオ倉敷。
天満屋ストア初の「セブンプレミアム」「nanaco」導入
「天満屋ストア」岡山市の百貨店系食品スーパーで、「天満屋ハピーズ アリオ倉敷店」の売場面積は2,390㎡。出店予定地には8月31日まで「イトーヨーカドー食品館倉敷店」(2011年11月開店)が営業していた。「アリオ」の核店舗がイトーヨーカドー以外のスーパーとなるのは初。
天満屋ストアは2014年1月よりセブンアンドアイホールディングスと業務資本提携を結んでおり、アリオ倉敷内には天満屋百貨店も小型店を構えている。天満屋ストアはヨーカドーの売場とパート従業員を引き継ぎ、営業を開始する。

アリオ倉敷に出店している天満屋小型店「ふるさと館」。
天満屋ハピーズ・アリオ倉敷店では天満屋ストアの会員証付電子マネー「ハピーカードEdy」とセブン&アイHDの電子マネー「nanaco」の両方の電子マネーを利用可能とし、セブン&アイHDのプライベートブランド「セブンプレミアム」を天満屋ストアとしては初導入することで、これまでヨーカドー食品館を利用していた買物客にも使い勝手の良い店舗づくりを目指すとしている。
地場スーパーならではの食品ラインナップを展開
また、イトーヨーカドーでは実現できなかった「地元産品の品揃え」「地産地消」の強化を目指し、青果売場では地元農家150軒による野菜・果物を、鮮魚売場では下津井漁港(倉敷市)、牛窓漁港(瀬戸内市)などで獲れた海産物を展開するほか、「大手まんぢゅう」「敷島堂」「橘香堂」「倉敷ハム」「ローザンヌ」「塩屋味噌」など地元の銘菓・銘品も多く取り入れるという。
また、菓子売場ではグリコ直営店「ぐりこ・や」限定販売商品を中四国初導入。酒売場はヨーカドー時代の3倍に拡大し、ハム・チーズ売場と一体化した買い回りやすい売場構成となる。
一方、アリオ館内にはすでに地元産品を販売する「天満屋ふるさと館」が2階に入居していることから、そちらとの棲み分けがどのように行われるかも気になるところだ。
外部リンク:「アリオ倉敷」における「天満屋ハピーズアリオ倉敷店」出店のお知らせ
外部リンク:アリオ倉敷
関連記事:イトーヨーカドーアリオ倉敷店、8月閉店へ-跡地に天満屋ストア
イオンモール熊本に仮設店舗「コンテナモール」9月28日開業-全面再開は2017年春ごろに
熊本地震で大きな被害を受けた熊本県嘉島町のショッピングセンター「イオンモール熊本」の3番駐車場に仮設コンテナモール「link garden – HARE BARE」が9月28日に開業する。
イオンモール熊本・コンテナモール。
大小7個のコンテナで構成される「コンテナモール」
コンテナモール「link garden – HARE BARE – ハレ晴れ」の敷地面積は約9,800㎡。
被災前まで西側専門店街でサブ核店舗として出店していた「スポーツオーソリティ」や「イオンペット」をはじめとして、インド料理「ビスヌ」、エスニック雑貨「チャイハネ」、レディスセレクトショップ「HugHug」、ブライダルカウンター「わくわく横丁 クローバー熊本」、ゲームセンター「楽市楽座」など7店舗が仮設店舗で再開するほか、大型イベント広場も設置される。
開業を記念し、28日、29日には山都町の清和文楽出張公演、火の君太鼓と言った地元密着のオープニングイベントも開催される予定。
熊本最大のショッピングセンター、地震で大きな被害に
イオンモール熊本は、経営破綻した寿屋の出店予定地を買収するかたちで2005年10月に「ダイヤモンドシティ・クレア」として開業。2011年には運営会社のブランド名統一の一環から「イオンモール熊本」に改称したものの、地元民からは現在も「クレア」の名前で親しまれている。
売場面積は51,936㎡で、イオン九州が運営する総合スーパー「イオン熊本店」を核に、シネマコンプレックス「イオンシネマ熊本」など約160の専門店が出店。熊本都市圏で最大のショッピングセンターとして営業していた。しかし、4月14日・16日に発生した熊本地震の震源地(益城町)から非常に近い同店では、専門店街部分を中心に「施設の液状化」「天井の崩落」などの深刻な被害を受けた。
イオンモール熊本(被災前)。
その後、4月20日にはイオン熊本店の食品売場のみを一部再開。7月20日にはイオン熊本店の2階フロア、蔦屋書店や無印良品など約90店舗が入居する東側(イオン側)専門店街が順次暫定的な営業再開を行ったものの、地震による被害が大きかった西側専門店街(シネコン側)は施設の建替えも含めた再生・大規模改装が検討されるなど、早期の全館再開は困難な状況となっていた。
全館再開は2017年春ごろに
また、今回イオンモールは全館営業再開を2017年春ごろと発表。
現時点では西側専門店街の解体工事を行っていないことから改装程度に留まると考えられる。
(コンテナモールイメージ画像は公式サイトより)
関連記事:【熊本地震、主な営業休止商業施設の状況】 (随時更新)
関連記事:イオンモール熊本・専門店街、7月20日一部再開-西側は建替を検討
関連記事:イズミゆめタウン、11月までに全店営業再開へ
外部リンク:イオンモール熊本公式ホームページ
外部リンク:「イオンモール熊本」コンテナモールlink garden -HAREBARE-ハレ晴れ-9月28日(水)OPEN!
イトーヨーカドー犬山店、2017年2月閉店-犬山駅前・キャスタの核店舗
愛知県犬山市のショッピングセンター「犬山キャスタ」の核店舗である 「イトーヨーカドー犬山店」が2017年2月に閉店する。

イトーヨーカドー犬山店が出店するキャスタ。
犬山市中心部を代表する大型総合スーパー
「イトーヨーカドー犬山店」は1988年6月に開店。犬山しろひがし商業協同組合が運営するショッピングセンター「犬山キャスタ」(正式名:犬山しろひがしスクエア)への出店だった。犬山キャスタは犬山市内最大の商業施設で、清水屋犬山店とともに犬山市中心部の核となる商業施設として営業していた。
犬山キャスタは名鉄犬山駅東口に立地。地上3階地下1階建、売場面積は12,472㎡で、そのうちヨーカドーは2階から地階までの6,000㎡を占める。そのほかのテナントとしては、くまざわ書店グループの「いけだ書店」、100円ショップ「ミーツ」、レディスファッション「Honeys」、輸入食品店「KALDI COFFEE FARM」など60の専門店が出店している。
イトーヨーカドー犬山店は、赤字が続いているとして、数年以内の撤退方針が発表されていた。

名鉄犬山駅前に出店する。
後継店は未定-近くの清水屋も老朽化、今後どうなる
イトーヨーカドー犬山店の建物は、犬山しろひがし商業協同組合が所有しており、今後は後継店舗の選定が行われると考えられる。
一方で、競合する近くの総合スーパー「清水屋犬山店」は1973年築で老朽化が非常に進んでおり、そちらの去就も注目されている。
追記:店舗跡にはヨシヅヤが出店
追記:イトーヨーカドーの跡には総合スーパー「ヨシヅヤ」(本社:津島市)が核店舗として出店することで調整中だという。
外部リンク:犬山キャスタ 毎日、ワクワクできたらいいね! INUYAMA CASTA
外部リンク:イトーヨーカドー犬山店
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗
関連記事:イトーヨーカドー豊橋店、2017年2月閉店-ホリデイ・スクエアの核店舗
コミックスジュンク堂難波店、2016年9月25日閉店-ミナミのジュンク堂、1館のみに
大阪市浪速区のOCATビル5階に出店するジュンク堂書店(淳久堂書店)運営の大型漫画専門書店「COMICS JUNKUDO難波店」が9月25日に閉店した。
これにより、かつて3店舗あった難波地区のジュンク堂書店はマルイト難波ビル3階の「ジュンク堂書店難波店」に集約される。
COMICS JUNKUDO 難波店。
大阪最大の漫画専門店だった
ジュンク堂書店難波店は2009年に「マルイト難波ビル」の核テナントとして3階・地下1階に開店。開店当初の売場面積は約4,000㎡。現在の売場面積は3,300㎡。
マルイト難波ビルにはそのほかスーパーマーケット「ライフ」、ホームセンター「DMCダイキ」などが出店している。全館の売場面積は13,473㎡。

ミナミ最大の書店・ジュンク堂書店難波店。
マルイト難波ビルの3階は一般書籍を取扱う「ジュンク堂」、地下1階は漫画特化型の「COMICS JUNKUDO」として、フロア毎に書籍ジャンルの棲み分けを図っていた。
しかし、2012年3月25日にCOMICS JUNKIDOと同じく地下1階に出店していたスーパー「ライフなんば店」の増床に伴い一時閉店。4月15日に隣接するOCATビル5階の近鉄BOOK RANKING跡に移転した。
20万冊の在庫を持つ漫画専門書店だったものの、二つのビルはJR難波駅を挟んで地下1階部分でしか接続していないことから、一般書籍を取り扱うジュンク堂書店難波店との回遊性の悪さが指摘されていた。
千日前店も3月閉店、3店舗を「難波店」に集約化
ジュンク堂書店は、2016年3月21日に大阪1号店であったジュンク堂書店千日前店(旧・難波店、売場面積:約3,000㎡)を閉鎖したほか、3月18日にはジュンク堂難波店に漫画関連売場を新設する大規模改装を実施したことで、商品構成が重複するCOMIC JUNKUDO難波店でも閉鎖が取りざたされていた。

3月に閉店した千日前店。現在はドン・キホーテが出店。
COMICS JUNKUDOの閉鎖に伴い、難波地区のジュンク堂書店はマルイト難波ビル3階の「ジュンク堂書店難波店」に全面集約されることとなる。
外部リンク:honto店舗情報 – 難波店:ジュンク堂 – 店舗詳細
外部リンク:honto店舗情報 – COMICS JUNKUDO 難波店:ジュンク堂 – 店舗詳細
関連記事:ドン・キホーテなんば千日前店、7月27日開店
関連記事:ジュンク堂書店千日前店(旧難波店)、3月21日閉店
エディオン道頓堀店、2016年9月24日開店-「免税専門」インバウンド獲得に注力
大阪府大阪市の道頓堀にエディオンの免税専門店「エディオン道頓堀店」が9月24日に開店した。

爱电王(愛電王)道頓堀店。
繁華街・道頓堀でインバウンド需要獲得へ
エディオン道頓堀店は道頓堀・相合橋筋商店街の入口に位置する複合テナントビル「道頓堀ベニスビル1」の2階部分に出店する。売場面積は431㎡。
大阪を代表する繁華街・道頓堀に出店、さらに1階にはドラッグストアが入居するビルへの出店で、夜22時半まで長時間営業することにより訪日外国人観光客も多い同地でのインバウンド需要獲得を狙う。
外国人に人気の「ガンダムコーナー」なども
エディオンは近年インバウンド客の獲得に力をいれており、新たに「愛電王」という中国語の屋号も掲げている。

外国人客で賑わうエディオン秋葉原店(旧石丸電気)。
エディオン道頓堀店は、エディオンの免税専門店としては3月14日にオープンした「エディオンユニバーサルシティウォーク大阪店」に次ぐ2店舗目。
エディオンの免税専門店では、訪日外国人に人気のドライヤーや美顔器をはじめ、ヘッドホンや高級腕時計、各種家電製品の海外仕様商品(ツーリストモデル)など豊富に取り揃え、本業である家電量販店としての強みを生かしたラインナップを展開している。
また、海外でも人気のアニメ「機動戦士ガンダム」などのプラモデルコーナーも設けるなどサブカルチャー需要にも対応する。
中国人客獲得目指して「微信」も活用
エディオンでは、訪日外国人観光客の中でもとりわけ多くの来店が見込まれる中国人観光客に対しては中国の人気SNSを活用したサービスを展開を開始している。
今年の7月からサービスを開始した中国最大の利用者数を誇るSNS「WeChat(中国名:微信)」のシェイク機能を活用し、オープン期間中「エディオン道頓堀店」の前でシェイクするとお得なクーポンが配信される。
エディオン道頓堀店
大阪市中央区道頓堀一丁目4番27号 道頓堀ベニスビル1
営業時間:10:30~22:30
外部リンク:「エディオン道頓堀店」グランドオープンのお知らせ
関連記事:ドン・キホーテなんば千日前店、7月27日開店
店舗撤退で公共化進む山形・七日町、AZも公共化検討へ-再開発に期待かける七日町(2)
前回の記事はこちら:山形セブンプラザ、再開発で解体へ-再開発に期待かける山形市七日町(1)
山形市最大の繁華街である七日町商店街の複合商業施設「AZ七日町」の商業フロアの大部分が、公共施設化の検討に入った。
七日町商店街では、すでに複合商業施設「ナナビーンズ」も商業フロアを公共施設やオフィスに転用しており、地盤沈下が深刻な状況となっている。
藤崎のサテライト店が1階に入居するアズ七日町。
山形市七日町は、JR山形駅から北西に1kmほどの距離にある山形県最大の繁華街である。
七日町には、前回の記事で再開発を報じた「セブンプラザ」に加え、山形県最大の百貨店である「大沼本店」や、複合商業施設「アズ七日町」、「ナナビーンズ」、「イイナス」などといった大型店が点在しているが、近年は深刻な地盤沈下に陥っており、商業施設の公共化転用が起きている。

閉館予定のセブンプラザ。
店舗撤退で公共施設化が進む七日町、AZも公共施設化か
「AZ七日町」は山形市と地元地権者が共同で整備した複合商業施設として1987年に開業。正式名称は「七日町再開発ビル」。
売場面積は3,685㎡で、1~3階はショッピングフロア、4~8階は山形市中央公民館となっている。
宮脇書店が撤退し1階以外の完全公共化も議論されている。
現在、AZ七日町の1階には藤崎百貨店(仙台市)のサテライト店舗や無印良品といった専門店が入居。しかし、2015年11月に2階と3階の大部分を占めていた宮脇書店が撤退すると、ショッピングフロアは深刻な空洞化に陥った。
1987年の開業当初は32店舗あった専門店も6店舗にまで減少しており、新規テナントが入居する見込みも立っていない。このため、2016年1月、アズを管理する株式会社七日町再開発ビルは山形市に対し、1階以外のショッピングフロアに公共テナントの入居を申し入れるなど、商業施設としての存在価値が危ぶまれている。
山形松坂屋跡に開業したナナビーンズ。
一方で、ナナビーンズは閉店した山形松坂屋跡に2002年に開業。8階建てで、店舗面積は4,464㎡。
ビルの運営は民間業者だが、商業テナントや飲食店、ホテル、公共テナントを複合する商業施設であった。
2015年には「建物を2分割する」という日本初の工法での耐震化を実施した。

切断されたナナビーンズ(ストリートビューより)。
しかし、かつては1~3階を占めていたショッピングフロアは、現在は1階のみの営業となっているうえに、1階にはかつて食品売場が入居していたものの、2010年に撤退して以後は小規模な雑貨店が入居するにとどまるなど、商業施設としての面影はほとんどなくなっている。
ナナビーンズのショッピングフロアは1階のみに。
中心部の道路拡幅で逆に不便に…?
七日町では、大型店のショッピングフロアが空洞化し、公共テナントの入居に頼らざるを得なくなっている状態である。
さらに、七日町の顔ともいうべき山形県最大の百貨店である「大沼」(1700年創業)も、老朽化が進んでいるうえに、売場面積が僅か11,952㎡と、県都の百貨店としての品揃えが難しい規模で、仙台の百貨店との競争に勝つことが難しい状態となっている。
また、大沼は2013年より直営の立体駐車場や、七日町商店街駐車場など一部の提携駐車場が中心市街地の道路拡幅工事のために閉鎖されており、現在は車での来店が不便な状況となっている。そして、核店舗の集客力減・駐車場の不便さは、七日町の客足にも大きな影響を与えている。
中心部へ来街しやすくするはずの道路拡幅が、結果的に中心部から足を遠ざける結果となり、またこれを機に(道路用地に取られた、道路が広くなり徒歩回遊性が減ったなどの理由で)郊外移転する個人商店もあるなど、結果的に自動車優先政策が車も遠ざけ裏目に出る結果となり、一筋縄ではいかない状況だ。

大沼百貨店も老朽化が進む。正念場の七日町。
セブンプラザ再開発に期待かける七日町
地盤沈下の著しい山形最大の繁華街。それだけに、セブンプラザ跡の再開発にかける期待は非常に大きいであろう。
今回、再開発が行われるセブンプラザ以外の店舗も多くは老朽化しており、再開発や道路拡張の進捗状況によっては街の姿が大きく変わることも予想され、目まぐるしく動く七日町の各店舗の状況から目が離せない。
関連記事:山形セブンプラザ、再開発で解体へ-再開発に期待かける山形市七日町(1)
外部リンク:セブンプラザ
外部リンク:アズ七日町
外部リンク:NANA BEANS(ナナビーンズ)
外部リンク:大沼
山形セブンプラザ、再開発で解体へ-再開発に期待かける七日町(1)
山形市七日町の複合商業施設「セブンプラザ」が、再開発のため解体される見通しであることがわかった。
セブンプラザ。1階にはセブンイレブンが出店。
旧・丸久百貨店、築60年で老朽化
セブンプラザの建物は1956年に完成。当初は地元百貨店の「丸久」が入居していたが、松坂屋と丸久が業務提携を開始すると、丸久は1973年には移転し「丸久松坂屋」として営業を開始。丸久松坂屋は1980年に山形松坂屋に改称したのち2000年まで営業を続けた。丸久松坂屋跡は現在複合施設の「ナナビーンズ」となっている。
一方で、丸久の移転後に空きビルとなっていた建物は1974年から商業施設「セブンプラザ」として営業を開始した。
セブンプラザは5階建てで、売場面積は4,497㎡。築60年が経過し、近年は老朽化が著しかった。

昭和レトロの雰囲気漂う4階。
東北初のファッションビルだった
東北初の本格的ファッションビルとも言われていたセブンプラザには、当初は女性向けファッションテナントが数多く入居しており、七日町商店街の中心となる商業施設であった。
しかし、再開発ビル「AZ」の開業、ニチイ山形店のビブレ転換(2000年閉店)、丸久松坂屋跡やダイエーのテナントビル化などによる中心市街地同士での客の奪い合い、そして郊外へのイオンモール(山形南、天童)の出店、仙台への消費人口の流出などが重なり、テナントの撤退が相次ぎ、「ファッションビル」としての存在感は薄れていった。
2015年にはセブンプラザの運営会社が破産し、破産後は別企業がビルを管理していた。
セブンプラザ、跡地は高層マンションに-下層階は商業施設
2014年よりセブンプラザを所有するフージャースコーポレーション(東京都)は地方の再開発事業を手掛けており、地盤沈下にあえぐ七日町商店街活性化のための再開発計画を模索していた。
地権者との協議がなされた結果、セブンプラザと、それに隣接するビルを解体、下層階に商業施設が入る高層マンションを2020年までに建設することとなった。
七日町御殿堰。
歴史的景観復活のため2010年に整備された商業施設。
現時点でセブンプラザの閉店・解体時期は未定だが、再開発マンションの施設像として隣接する商業施設「七日町御殿堰」との一体化が掲げており、歴史的な景観が特徴の七日町商店街の雰囲気に調和した施設の建設が期待される。
次の記事はこちら:店舗撤退で公共化進む山形・七日町、AZも公共化検討へ-再開発に期待かける七日町(2)
外部リンク:セブンプラザ
外部リンク:アズ七日町
外部リンク:NANA BEANS(ナナビーンズ)
外部リンク:大沼
丸井、旧・新宿店ヤング館(マルイカレン)を売却-約130億円で
大手ファッションビル「丸井」は、2016年9月末付けで旧・「丸井新宿店ヤング館」(マルイカレン新宿、丸井新宿東口ビル)を約130億円で売却する。

丸井新宿東口ビル。
日本のファッションの発信基地だった「丸井ヤング館」
旧・丸井新宿店ヤング館(マルイカレン新宿)は1962年9月に「丸井新宿店」として開業。地上8階、地下2階、延床面積は6829㎡。
丸井新宿店の建物は、1977年に現・丸井新宿店本館が開業すると「丸井新宿店ヤング館」に業態転換。1980年代のDCブランドブーム時には、渋谷パルコや渋谷109などとともに、日本のヤングファッションの発信基地として話題を呼んだ。
※DCブランド=デザイナーズ&キャラクターズブランド。代表例としてコムデギャルソン、ニコル、コムサ、タケオキクチ、コシノヒロコなど。
しかし、2000年台に入るとデフレ化とファストファッションの台頭により売上が低下。2009年2月には「ユニクロ」を核店舗とし、「ローリーズファーム」や「ヴィレッジヴァンガード」、「サマンサベガ」などが出店する「マルイカレン」に業態転換したものの、2012年3月を以て閉店していた。なお、ユニクロは向かいの新宿三越ビル(旧・アルコット)に「ビックロ」として移転するかたちとなった。
マルイカレン閉店後のビルは丸井が専門店ビル「丸井新宿東口ビル」として引き続き運営。現在は紳士服店「ザ・スーツ・カンパニー」や、インテリア店「ケユカ」、古本店「ブックオフ」などが出店している。
テナントは当面営業継続
ビルの売却先に関しては現時点では明らかにされていない。売却により丸井グループは約120億円の特別利益を計上する。
なお、丸井新宿東口ビルに出店しているテナントについては、基本的に当面は営業を継続する方針だという。
外部リンク:マルイカレン
関連記事:バスタ新宿、売店出店者を再公募へ-ポプラ出店辞退で
関連記事:JR東日本、新宿駅に「Suicaペンギン像」を設置