無印良品 直江津、2020年7月20日開店-エルマールに世界最大級のMUJI

新潟県上越市の直江津駅近くにあるショッピングセンター「直江津ショッピングセンター・エルマール」の2階に、世界最大級の無印良品「無印良品 直江津」が2020年7月20日に開業する。
(7月16日・画像追加)

エルマール(良品計画の公式サイトより)。

2019年までイトーヨーカドーが出店していたエルマール

直江津ショッピングセンターはイトーヨーカドー直江津店を核にエルマール専門店街を併設するかたちで1987年6月に開店。売場面積は13,630㎡で、建物は同市に本社を置く頸城自動車(1971年以前は頸城鉄道自動車)系列の「マルケーエスシー開発」が所有。店前には頸城自動車のバス停があるほか、館内には系列の旅行代理店も入居している。

エルマール。

しかし、核店舗であったイトーヨーカドーは2019年5月に閉店。その後は1階の新たな核店舗として地場スーパー「ピアレマート直江津店」が2019年10月25日に開店するなど改装が進められ、1階は約40店舗のテナントで構成されるショッピングセンターへと生まれ変わっていた。また、無印良品は出店に先立ち館内1階に期間限定のポップアップストアを開設していた。

エルマール(イトーヨーカドー時代)。

世界最大級の無印良品、「バスで移動販売」も

「無印良品 直江津」のテーマは「地域の“くらしの真ん中になる”こと」。店舗面積は4,934㎡で、同社最大の旗艦店「無印良品 銀座」に匹敵する世界最大級の広さの店舗となる。

無印良品 直江津のコンセプト(良品計画の公式サイトより)。


無印良品・銀座に匹敵する面積となる。

店内では無印良品ブランドの殆ど全て、約7000アイテムの商品を扱うほか、農産物直売所「あるるん畑」(「JAえちご上越」が運営)と提携し、上越産の旬や不揃い・規格外の野菜・米・地酒・加工品などを販売する「なおえつ食品市場」と「みんなの顔を見て食べるからおいしい」をコンセプトに定食・カレー・ラーメン・スイーツなどを食べることができる「なおえつ良品食堂」を開設。上越市後援のコミュニティスペースとして、無料の休憩スペース兼自習スペース「Open MUJI」を店舗内に設ける。

なおえつ良品食堂(良品計画の公式サイトより)。


自由に使える休憩スペース(良品計画の公式サイトより)。

また、「無印良品の家 陽の家」のショールーム機能も備えるほか、アウトドアの楽しみが盛りだくさんな上越地域ならではの新しい取り組みとして「MUJI CAMP TOOLS」のコーナーを展開する。
さらに、2020年秋からはエルマールを所有する頸城自動車と連携し、上越市内で同社のバスを活用した移動販売「MUJI to GO プロジェクト」も実施する計画だという。

無印良品の移動販売車(良品計画の公式サイトより)。

「スタバ」「カルディ」なども出店

このほか無印良品内(2階)にはテナントとしてカフェ「スターバックスコーヒー」、食品グロサリー「カルディコーヒーファーム」、食品グロサリー「久世福商店」が出店。スタバは書籍売場「MUJI BOOKS」に隣接しており、ブックカフェとしての機能も併せ持つ。

スターバックスとMUJI BOOKS(良品計画の公式サイトより)


久世福商店(良品計画の公式サイトより)

無印良品の出店に合わせ、エルマール館内もベビールームやトイレなどの改装を進めるとしている。

2階の館内構成。

直江津ショッピングセンターエルマール/無印良品 直江津

住所:新潟県上越市西本町3-8-8
営業時間:10時~20時/ピアレマートなどは21時まで

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