イオン五條店、2025年2月28日閉店-旧マイカル五條サティ、複合施設整備で半世紀の歴史に一旦幕

奈良県五條市のJR和歌山駅五條駅近く、国道168号五條新宮道路沿いにあるイオングループ系大型総合スーパー「イオン五條店」が2025年2月28日午後7時をもって閉店した。
イオン五條店。

半世紀前にニチイ五條ショッピングセンターとして開業

イオン五條店の前身となる流通大手系総合スーパー「ニチイ五條ショッピングセンター」は1975年12月に開業。建物は地上2階地下1階建で店舗面積は12,718㎡。
ニチイ五條ショッピングセンターは、五條市内既存店「ニチイ五條店」を増床移転するかたちで開業したもので、開業当日は市内全人口に相当する約3万人(想定商圏人口)の来店を記録した。同店は1997年10月の増床リニューアルを機に、同社生活百貨店「マイカル五條サティ」として業態転換し、奈良交通グループのバスターミナル「五條バスセンター」との複合施設として全面刷新を図った。その後、2011年3月の運営会社再編にあわせて現在の店名に改称、2025年2月時点においても市内随一の大型店として営業していた。
50年間ありがとうございました。

五條市とともに新たな複合商業施設整備

イオン五條店の運営会社「イオンリテール」は、2022年12月に五條市と県内地場企業2社(奈良交通・南都銀行)とともに連携協定「イオン五條店周辺のまちづくりに関する基本合意書」を締結し、2023年4月に新たなコンセプト「にぎわい、交流、はぐくみ、便利で豊かな、そして“わくわく”する新たな価値と出会えるまち」を制定するなど「民間の商業施設等や公共施設等の機能を併せ持った場所」の整備に向けた準備を進めていた。
イオン五條店の閉店は連携協定の一環によるもので、ニチイ時代から半世紀を経て老朽化が著しい現店舗を解体したうえで、跡地に新たな複合商業施設を開業する予定となっている。

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フレスコ西大路四条店、2025年2月28日開店-京都市内約3年ぶり新店舗、TSUTAYA核だった複合施設「リエス西院」に

京都府京都市右京区の阪急京都線西院駅近くにある複合商業施設「リエス西院」に、ハートフレンドの食品スーパー「フレスコ西大路四条店」が2025年2月28日午前9時に開店する。

リエス西院。

京都西院の文化発信拠点だった

リエス西院は1971年3月に竣工、建物は地上10階建で商業フロアは1~2階。
1996年には複合書店「TSUTAYA西院店」を核とする商業施設として全面刷新、2001年にはシアトルスタイルカフェ「スターバックスコーヒー京都西院TSUTAYA店」(2010年9月閉店)、2011年にはサブカルショップ「ヴィレッジヴァンガード京都西院店」(2018年7月閉店)を導入するなど、西院の文化発信拠点としての役割を担った。
その後、2018年12月にはTカード加盟店として連携関係にあるウエルシア系ドラッグストア「シミズ薬品ダックス右京西院三蔵店」を導入したが、2022年2月をもってダックスが閉店、同年9月にTSUTAYAが閉店したため、全商業フロアが閉鎖状態となった。

地域初の24時間営業スーパーに

フレスコ西大路四条店は、2022年4月開店の五条壬生川店以来約3年ぶりとなる京都市内新店舗で、同社店舗は114店舗体制となる。
フレスコ西大路四条店。

西大路四条店では同社が得意とする都市型食品スーパー業態の店舗として「生鮮食品・日配品・グロッサリーと、お客様の生活に必要なもの」を厳選展開、店内製造の惣菜や冷凍食品の強化、地域唯一の24時間営業を打ち出す。
同店開店に先駆け、2024年12月には大創産業の100円ショップ「ダイソーリエス西院店」が開店しており、ワンストップで食料品から雑貨まで揃うとしている。

フロアマップ。

フレスコ西大路四条店

住所:京都市右京区西院三蔵町9番地 リエス西院1階 
営業時間:24時間営業

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イオンタウン一日橋、2025年2月28日閉店-イオン琉球最古参の旧プリマート旗艦店「マックスバリュ一日橋店」、2026年冬目途に建替えへ

沖縄県島尻郡南風原町にあるイオン琉球系ショッピングセンター「イオンタウン一日橋」の核店舗「マックスバリュ一日橋店」が2025年2月28日午後7時をもって閉店する。

特異なルーツをもつイオンの琉球地域子会社

イオン琉球は1975年3月に首都圏地場中堅食品スーパー「プリマート(現マルエツ)」の地域子会社「プリマート沖縄」として設立、1978年9月に「プリマート」に社名変更し沖縄地場資本となった。
同社は1990年12月のイオン系合弁会社「沖縄ジャスコ」設立を機に資本業務提携を締結し、1999年8月の運営会社再編にあわせて「琉球ジャスコ」に社名変更、2011年3月の総合スーパー屋号統一にあわせて同年5月に現社名となった。

プリマート一日橋ショッピングセンター。

イオン琉球本社備える旧プリマート旗艦店

イオンタウン一日橋は、1979年9月に「プリマート一日橋ショッピングセンター」として開店。1999年8月の琉球ジャスコへの社名変更により現在の施設名となった。
建物は地上2階建で敷地面積は9,295㎡、店舗面積は3,876㎡、直営売場面積は1,395㎡。
プリマート時代は同社本社のお膝元にある旗艦店として、直営食品フロア「プリマート一日橋店」を核に衣料スーパー「沖縄タイヨー」(2001年9月撤退)や家電量販店「ベスト電器」(FC店舗/近隣移転)といった専門店を導入。
2025年2月現在も「マックスバリュ一日橋店」を核に100円ショップ「ダイソー」や買取販売店「ゲオ」といった専門店を備えるなど、南風原を代表する老舗ショッピングセンターとして親しまれている。

マックスバリュ一日橋店。

半世紀の歴史に一旦幕、新店舗は26年冬開店予定

マックスバリュ一日橋店の閉店は建替えにともなうもので、新店舗は2026年冬を目途に開店する予定。
イオン琉球によると、閉店当日2月28日18時30分頃から閉店セレモニーを開催するとしており、イオン琉球最古参店舗は半世紀の歴史に一旦幕をおろすこととなる。

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天満屋ハピーズアルネ津山店、2025年2月28日新装開店-約7年ぶり全面刷新、生鮮食品と高級嗜好品さらに強化

岡山県津山市のJR津山駅近くにある複合商業施設「アルネ津山」1階の百貨店系大型食品スーパー「天満屋ハピーズアルネ津山店」が、2025年2月28日に新装開店する。

12年3月に開店した津山の百貨店系食品スーパー

天満屋ハピーズアルネ津山店は2012年3月に開店。建物は地上9階地下1階建で営業フロアは1階、開店当初の売場面積は1,128㎡。
開店以来、岡山県北唯一の百貨店「天満屋津山店」1階食品フロアという立地特性を活かし、半径3km圏内を商圏に設定、地産地消品の拡充を打ち出している。
2018年6月には水産フロアへの「魚屋さんの寿司」やセブン&アイHDグループ共通PB商品「セブンプレミアム」の導入をはじめとする増床リニューアル(売場面積1,263㎡)を実施。2023年6月には高級食品スーパー「紀ノ国屋」「いかりスーパーマーケットたぬき庵」PB商品を導入するなど、幅広い需要に応える商品構成となっている。

18年6月以来となる全面刷新に

天満屋ハピーズアルネ津山店は、2025年2月14日の一時休業、2月28日に約2週間の大規模リニューアルを経て新装開店するもので、売場面積は1,263㎡。
生鮮食品フロアのうち、青果では新規客層獲得を目的とした焼き芋機の導入、水産ではアップトレンドの真空冷凍商品、精肉では自社工場製造味付冷凍商品の品揃え強化を打ち出す。また、加工食品フロアでは嗜好性の高いブランド(成城石井・紀ノ国屋など)を売場前面に配置することで、感度向上と回遊性改善を図るなど、2018年6月の大規模リニューアルで実現した店舗づくりに磨きをかける。

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東急ストア宮前平店、2025年2月28日閉店-上質化の先駆けとなった「東急宮前平ショッピングパーク」の核店舗

神奈川県川崎市宮前区の東急田園都市線宮前平駅近くにある同社系複合商業施設「東急宮前平ショッピングパーク」の食品核を担う大型食品スーパー「東急ストア宮前平店」が2025年2月28日をもって閉店する。

田園都市線沿線/宮前平の老舗ショッピングセンター

東急宮前平ショッピングパークは1978年10月に開業。建物は地上2階建4棟で店舗面積は2,052㎡。
開業当初は東急百貨店系の田園都市線沿線向け総合スーパー「宮前平東急バラエティストア」を核とする商業施設であった。

東急ストア「上質化」の先駆け、22年の歴史に幕

東急ストア宮前平店は、2002年10月に「宮前平東急ストア」として開店。建物は地上2階建で営業面積は1,629㎡。
宮前平東急ストアは「品揃え及びサービスの上質化のノウハウを結集した店舗」として、生鮮4品では有機・減農薬野菜やサラダ・フルーツバイキング、和洋中出来立て惣菜を展開。
料理提案コーナー「キッチンスタジアム」や酒類の拡充(280品目)、インストアベーカリー「サンジェルマン」の併設や近隣ベーカリー「ハンスローゼン」焼き立てパンの直送など、東急田園都市線沿線の宮前平という立地特性を活かした商品構成や売場づくりを打ち出した。

東急ストア宮前平店(同社公式より)。

東急ストアは宮前平店開店後、東急沿線への店舗集約(遠隔店舗の閉鎖)と都市型業態「プレッセ」「フードステーション」拡大により上質路線/高級路線をさらに強めていくこととなる。

宮前平東急ショッピングパーク専門店は営業継続

東急ストア宮前平店の閉店は2025年1月に発表されたもの。同店閉店後も東急宮前平ショッピングパークに入居する専門店は営業を継続する予定となっている。

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