同人誌販売大手「とらのあな」(東京都千代田区)の、池袋店と台北店以外の実店舗が2022年8月31日に閉店する。

とらのあな秋葉原本店。B館はすでに閉店済み。
とらのあな、大型の実店舗ほぼ消滅
2022年8月31日に閉店するのはコミックとらのあな秋葉原本店・新宿店・千葉店・なんば店・梅田店の5店舗。
「とらのあな」はコロナ禍のなか店舗網の縮小整理を実施。全国にあった店舗網は上記5店舗と池袋店B・台北店のみとなっていた。

とらのあななんば店B館。
閉店の理由についてはコロナ禍で業績の回復が見えないためとしている。
小型サテライト店(同人誌コーナー)は増加傾向
先述したとおり、9月以降営業を続けるのは「コミックとらのあな池袋店B(女性向け)」と「コミックとらのあな台北店」の2店舗のみ。

台北店は営業中(フェイスブックより)。
とらのあなは旗艦店の縮小と並行して全国各地の書店やアダルトショップ等に小型のサテライト店・出張店舗(同人誌コーナー)の出店を進めており、これらは今後も営業を続けるものとみられる。

とらのあな小型サテライト店がある書店。
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オーケー上板橋店、2022年7月22日開店-「創業地」近くに再出店、板橋個人タクシー事務所跡地に
東京都板橋区の東武東上線上板橋駅近くに、オーケー(本社:横浜市西区)が運営するディスカウント食品スーパー「オーケー上板橋店」が2022年7月22日に開店する。
上板橋で創業したオーケー
オーケーは1958年6月に岡永商店(現岡永)の小売部門として東京都板橋区上板橋で創業。1986年4月の経営改革を機に「Everyday Low Price(現在の高品質・Everyday Low Price)」を掲げ、消費税3%相当実質負担ゼロを謳う「3/103割引」や商品の特徴を正直に掲示する「オネストカード」といった施策を順次展開。2021年3月期には売上高5000億円を突破したが、事業規模拡大の過程で上板橋からは同社の店舗が長らく消滅していた。
フルラインの食品を展開
オーケー上板橋店は板橋個人タクシー協同組合事務所跡地に出店するもので、建物は地上3階地下1階建で敷地面積は約2,155㎡、売場面積は約1,544㎡、延床面積は約5,211㎡。駐車場台数は75台。
上板橋店は同社ディスカウントスーパーマーケット業態の店舗として、生鮮3品(青果・水産・精肉)に加え、店内製造の惣菜・ピザや寿司・酒・日用品を取扱う。

オーケー上板橋店。
同社が創業地とする上板橋では2022年7月現在、コモディイイダが至近距離に複数店舗を展開し、ビッグ・エーを始めとするイオン系食品スーパーも立ち並ぶが、他地域のオーケー同様に顧客の取り込みを図っていくものとみられる。
オーケー上板橋店
住所:東京都板橋区桜川3-25-4
営業時間:午前8時30分~午後9時30分

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スーパーABC平井店、2022年7月8日再開店-「旧スーパーZ」半年で建替刷新、フジカンパニーズ松山初のイオン銀行ATMも
愛媛県松山市の伊予鉄道横河原線平井駅近くに、イオングループ・フジカンパニーズの食品スーパー「スーパーABC平井店」が2022年7月8日午前9時に再開店した。
44年の歴史をもつ平井のABC、全面刷新
スーパーABC平井店は、1977年7月にスーパーABCグループの食品スーパー「スーパーZ」として開店。後に「スーパーABCゼット店」に改称、2014年9月に(当時)四国地場大手スーパー「フジ」が受け皿として設立した「フジマート四国」運営に移行したが、2022年1月16日には建物老朽化による建替えのため一時閉店していた。
売場を拡大、フジ松山初となるイオンATMも
新店舗の建物は地上2階建で売場面積は約846㎡。フジ完全子会社の西南企画が所有する。

スーパーABC平井店。
ストアコンセプトに「笑顔つながるくらしのステーション」を掲げ、青果部門は従来の戒能青果から直営化、鮮魚部門では三津浜港水揚げによる「魚屋の寿司」を導入、精肉部門では同社が“四国唯一の取扱い”を掲げる牛肉ブランド「ネッカビーフ」を導入、惣菜部門では個食・簡便・健康をキーワードに店内加工のできたて商品を品揃えする。
そのほか、加工食品部門では売場を拡大し、同社バイヤーセレクトコーナー「ABCセレクション」を導入。愛媛県内のフジカンパニーズ系店舗としては四国中央に次ぎ2店舗目、同社としては初となる「イオン銀行ATM」を設置するなどイオングループとの連携を図る。
スーパーABC平井店
住所:愛媛県松山市水泥町747番地
営業時間:午前9時~午後9時
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熱海パールスターホテル、2022年9月26日開業-つるやホテル跡地の廃墟ショッピングセンター「あうね熱海」跡、リゾートホテルに
静岡県熱海市のつるやホテル跡地に、国際観光資源開発グループのリゾートホテル「熱海パールスターホテル」が2022年9月26日に開業する。
かつての熱海のシンボル、21年ぶりに再生
つるやホテルは1934年に「つるや旅館」として創業。創業以来長らく、財界・政界関係者も利用する熱海屈指の老舗ホテルとして営業していたが、運営会社がバブル崩壊により業績悪化したため、2001年11月をもって閉館。ホテル跡は長らく廃墟状態となるなど、解体まで熱海観光業不振のシンボル的存在となっていた。
その後、つるやホテル跡地に、不動産流動化事業で急成長した不動産ディベロッパー「ジョイント・コーポレーション」主導のリゾート型複合商業施設「suUhaa熱海」が2007年に着工。同社の都市型商業施設「aune熱海(あうね熱海)」への計画変更を経て、ビルの大半が完成したもの、ジョイント社が2009年5月に会社更生法を適用したため開業に至らなかった。
ジョイント社は2013年3月に経営再建、2015年12月には長谷工コーポレーション傘下となったが、aune事業を譲渡したため、熱海にはショッピングセンターが存在しないため早期の開業が期待されていたにも関わらずつるやホテル時代と同様に廃墟状態となった。

2014年当時のaune熱海。
aune熱海跡の土地建物は、2018年に入り中国系のリゾート会社「国際観光資源開発」が取得。熱海パールスターホテルとして2019年5月開業を目指し全面改修を進めていたが、2019年夏、2020年、2020年冬と複数回にわたり開業を延期していた。
2020年12月には内部工事を終え、同年12月10日開業を視野に入れて各予約サイトへの宿泊施設登録を行ったが、新型コロナ感染再拡大による関連施策(GoToトラベルなど)の運用停止も重なり、開業は無期限延期となった。
熱海パールスターホテルでは約1年半、開業に向けた動きがみられなかったもの、2022年7月に同年9月26日付での開業を正式発表。公式サイトの刷新や宿泊予約の受付開始、公式インスタグラムの開設を立て続けに打ち出している。
「5つ星」最高級ホテルめざす
熱海パールスターホテルの建物は地上10階建で敷地面積は6,200㎡、延床面積は26,000㎡。駐車場台数は150台。

開業を迎える熱海パールスターホテル。
「熱海市内で初となる、バトラーサービスを完備したラグジュアリーリゾートホテル」として、87の客室を「プレミアム」「デラックス」「スーペリア」といった3ランクで展開。(いずれも全室温泉付)

デラックスオーシャンビュー「ROTEN」。
館内にはレストラン・バー7店舗やフィットネススパ(1,500㎡超)、クラブラウンジや会議室などを備えており、一部施設は宿泊客以外も利用可能となる。

インフィニティバス。
熱海ではプリンスホテルの「プリンススマートイン熱海」(2021年4月開業)や共立メンテナンスの「ラビスタ熱海」(2022年冬以降開業予定)など、大型宿泊施設の進出が相次いでおり、コロナ後の観光需要取込みに向けて各社が本格的に動き出している。
(熱海パールスターホテルの写真は国際観光資源より)
熱海パールスターホテル
住所:静岡県熱海市東海岸町6番45号
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