大手総合スーパーの「フジ」(松山市)は、2018年3月より新たなロゴ(CI)と新スローガンを制定することを発表した。
最大の店舗である「エミフル松前」(松前町)。
創業50年を迎えたフジ
フジは1号店は1967年10月に国鉄宇和島駅近くに開業。現在は中国・四国地方に幅広く店舗展開をしており、2017年に50周年を迎えていた。
1号店の宇和島店は1月に建替えのため閉店。
なお、フジはもともと1946年創業、1950年設立の広島市の繊維卸問屋「十和織物株式会社」(法人格としては現「ヨンドシーHD」、宝飾品大手の「4℃」。卸業は4℃傘下の「アスティ」が引き継ぐ)をルーツに持っており、フジは現在も4℃の筆頭株主となっている。
広島ではイズミと熾烈な競争に(緑井店)。
50周年を機にロゴ変更-緑と赤の2色に
新CIとスローガンの制定は創業50周年を記念したもの。
現在の赤いロゴは1989年から29年間使われてきたもので、同年はフジグラン(ショッピングセンター業態)1号店の「フジグラン松山」が開業するなど、同社にとって大きな転機となった。
現在のロゴ(新居浜駅前店)。
3月から使用する新スローガンは「この街に、あってよかった。」。
ロゴマークにはスローガンに込めた思いとともに 「街角にフジがあり、お客様や地域からより親しみを感じ ていただける存在になりたい」という 思いを込め、3つの異なる多様性を表現した四角形をF字型に配置したという。
新たなロゴとキャッチフレーズ(リリースより)。
新しいロゴは2月に開業予定のフジ小郡店(山口市小郡町)から使用を開始。3月からは各店舗に設置されているロゴマークも変更される予定となっている。
外部リンク:企業 スローガン および ロゴ マーク マーク 変更のお知らせ
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