カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

「片町きらら」2015年9月18日開業-ロフトなど出店

金沢市中心部の「ラブロ片町」跡地周辺再開発によって生まれる複合商業施設「片町きらら」が2015年9月18日に開業することが発表された。
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建設が進む片町きらら。

「片町きらら」は北陸地方最大の繁華街である金沢市片町のスクランブル交差点前に立地。
江戸時代から栄えた金沢の中心であり、1923年に宮市百貨店(のちの大和百貨店)が創業した場所でもある。
大和百貨店が筆頭株主となり、地権者などが設立した「プロパティマネジメント片町」が運営する。総工費は約57億円。
「きらら」は「きらびやかだ」という意味の古語「煌らか」に由来している。
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完成予想図。

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かつてのラブロ片町。

「片町きらら」の核となるのは雑貨店「金沢ロフト」、ファストファッション「H&M」、結婚式場「アルカンシエル」で、いずれも石川県初出店。
そのほか、ファッション店、時計店、眼鏡店、レストランなど、16店舗が出店予定。「アルカンシエル」は来春の開業となる。ロフトは、金沢の女子学生でつくる「かなざわ娘」と共同で商品開発も行う。
店舗前には屋根つきの公共広場も設置され、バスを待つ客も利用することができる。
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大きな屋根の下にはバス停が設置される予定。

一方、北陸地方では今夏に「イオンモール砺波」(砺波市)、「三井アウトレットパーク北陸小矢部」(小矢部市)、「コストコ射水倉庫店」(射水市)、「コストコ野々市倉庫店」(野々市市)などの郊外型大型店が相次いで開業。
また、金沢市中心部においても、新幹線が開業した金沢駅周辺の開発が進む一方で、旧来の中心商店街は観光客が増えているにも関わらず地価の下落が続いていた。

現在、金沢市中心部では大型店と中心商店街による共同販促が行われており、「片町きらら」が近隣大型店や商店街と協力して存在感を出していけるかどうかが、金沢市の中心市街地活性化への1つの鍵となるであろう。
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新天地商店街の古い町並みから。
(担当記者:W)
 
画像提供:金沢まちゲーションさん、はるひさん

「片町きらら」出店予定テナント
1階 
H&M(ファストファッション)
アネモネ(アクセサリー)
センス・オブ・プレイスbyアーバンリサーチ(ファッション・雑貨・カフェ)
ニューエラ(帽子)
デシグアル(ファッション・雑貨)
2階 
H&M(ファストファッション)
アスビー(靴)
アーク バイ グランブルー(ヘアサロン)
ティージーシー(眼鏡)
メゾンブルー(ファッション&雑貨)
ムーヴ(時計)
モントロンドシュシュ(ジュエリー)
サルヴァトーレ(イタリア料理)
ネイルモア(ネイルサロン)
ラフィネ(マッサージ・エステサロン)
3階
H&M(ファストファッション)
ロフト(雑貨)
4階・5階
アルカンシエル(結婚式場・レストラン)
この記事は「金沢まちゲーション」さんの協力で作成しました。

外部リンク:片町きらら(公式)
外部リンク:片町A地区再開発事業( 片町きらら )2015.7(金沢まちゲーション)
外部リンク:片町A地区市街地再開発組合

琴電瓦町駅ビル、新名称は「瓦町FLAG」-旧コトデンそごう・天満屋、2015年10月開業へ

高松琴平電鉄と双日商業開発は、香川県高松市の中心部にある高松琴平電鉄瓦町駅ビルのリニューアル概要を発表した。
リニューアル後の新しい商業施設名は「瓦町FLAG」で、10月に開業予定。
 
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「瓦町FLAG」ロゴ。

旧コトデンそごう、天満屋撤退でリニューアルへ

瓦町フラッグのキャッチフレーズは「かわる、をはこぶ」。
核店舗は「ジュンク堂書店」、その他にも「ビームス」、「ナノユニバース」、「MARKS&WEB」、「手芸ドリーム」、「スターバックスコーヒー」などが出店。
また、公共フロアには図書館や多目的スタジオも設置されるほか、屋上は芝生広場となる。
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ビルの改装イメージ。

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フロア概要。

コトデン瓦町ビルは1997年竣工。
1997年から2000年までは「コトデンそごう」が出店、その後、2001年から2014年3月までは「高松天満屋」が営業していたが、経営不振により撤退していた。
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閉店セール中の高松天満屋。

外部リンク:2015年10月に、ことでん瓦町ビルを「瓦町FLAG」としてリニューアル開業します(ことでん)

リブロ池袋本店、2015年7月20日閉店-跡地に三省堂、8月開店

東京都豊島区の百貨店「西武百貨店池袋本店」書籍館にある大手書店「リブロ」が2015年7月20日に閉店し、跡地に三省堂書店が出店することが決まった。

リブロ旗艦店、40年の歴史に幕-跡地に三省堂

リブロ池袋本店は約3000㎡の大型書店で、リブロの前身、西武百貨店書籍部として1975年に開店。
その後、隣接する無印良品などとともに「西武セゾン文化」の一翼を担う同社の旗艦店であったが、西武側の意向により賃貸契約満了となる7月20日を以て閉店することが発表されていた。

リブロ池袋本店。

三省堂書店は現在も西武百貨店池袋本店本館に出店しているが、そちらも営業を継続する。書籍館へは8月上旬に出店予定。
一方で、リブロは創業の地である池袋への再出店を検討しているとしているが、具体的な出店先については発表されていない。
リブロ池袋本店の柱には、閉店を惜しんで多くの著名人のサインが寄せられている。
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かつて西武に勤務していた永江朗さん、漫画家の江口寿史さん、吾妻ひでおさんなどのサインも。

外部リンク:リブロ – LIBRO | 池袋に本店を構える本屋
外部リンク:三省堂書店

新・渋谷駅ビル東棟に屋上展望台-2019年完成予定

渋谷駅前にまた新たな名所が誕生する。
東急電鉄、東京メトロ、JR東日本の3社は、渋谷駅に建設中の超高層ビル「渋谷駅街区開発計画Ⅰ期東棟(仮)」の屋上に屋外展望施設を設置することを発表した。prl1507020208-p1
新渋谷駅ビル東棟と屋上展望台イメージ。

高さ230メートルの「屋上庭園」

渋谷駅ビル東棟はヒカリエから明治通りを挟んだ向かい側に建設中の47階建て超高層ビル。
その屋上(48階)に設けられる予定の展望台は高さ230m、面積約3000㎡で、渋谷スクランブル交差点やハチ公前広場を見下せるほか、晴れた日には富士山まで見渡すことができ、国内外の観光客にも人気の場所となりそう。
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新駅ビルの位置関係。

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展望イメージ。

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東急百貨店東横店に隣接して建設中。

新・渋谷駅ビル東棟の完成は2019年度を予定。渋谷駅前では東急プラザの建替え計画も進んでおり、東京オリンピックを前にして渋谷の景観も大きく変わりそうだ。

新しい記事はこちら:渋谷駅ビル、名称は「渋谷スクランブルスクエア」に

外部リンク:渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)への展望施設設置について(PR TIMES)

イズミ、ユアーズと丸和を傘下に

「ゆめタウン」などを展開する流通大手「イズミ」(広島市)は、中堅食品スーパー「ユアーズ」(広島県海田町)、「丸和」(北九州市)を買収し、傘下に収めることを発表した。
丸和は経営再建の過程で2011年にユアーズが買収していた。
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ユアーズ。

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丸和小倉本店。日本初の本格的スーパーマーケットの1つ。

両社は2015年9月に業務資本提携を結ぶ。
ユアーズが第三者割当増資を実施、イズミが増資分全額を引き受けて連結子会社化する予定。増資額などは今後決定する。

ユアーズは1979年創業。広島県内を中心に郊外型の中型スーパーや、岡山駅などには都市型の小型スーパーを、広島三越・岡山天満屋などには高級スーパー「アバンセ」を出店するほか、経営破綻した「アパンダ」(北九州市)の複数店舗も引き継いでいる。

丸和は1947年創業。日本初の本格的スーパーマーケットの1つとして知られ、24時間営業の開始も国内スーパー初であった。現在は福岡県と山口県に出店。食品スーパー中心ながら一部郊外型の総合スーパーやショッピングセンター「サンパル」、高級スーパー「ラ・パレット」も展開しているほか、ユアーズとともに経営破綻した「アパンダ」の店舗の多くも引き継いでいる。
丸和はかつて福岡証券取引所に上場していたが、2011年のユアーズからの買収に伴い上場廃止となった。
(担当記者:W)

外部リンク:株式会社ユアーズとの資本業務提携に向けた基本合意締結に関してのお知らせ(イズミ)
外部リンク:株式会社イズミとの資本業務提携に向けた基本合意締結に関するお知らせ(ユアーズ・丸和)

フライングタイガー、2015年夏中に福岡・名古屋・埼玉に出店-大手北欧雑貨、地方出店を加速

北欧デザインの低価格雑貨専門店「フライングタイガーコペンハーゲン」(Flying Tiger Copenhagen)の出店が加速している。
2015年6月12日には福岡市中央区大名に「フライングタイガーコペンハーゲン福岡天神ストア」がオープン、名古屋などへの出店も予定されている。
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フライングタイガー福岡天神ストア。

人気の北欧系雑貨店が地方にも?

「フライングタイガー」は1995年、北欧デンマークのコペンハーゲンで創業した雑貨店。 2012年にアジア初となる「アメリカ村ストア」を大阪に出店して以降、首都圏・関西地方を中心に展開している。

フライングタイガー福岡天神ストアの売場面積は約93坪(約307㎡)。
西鉄福岡(天神)駅から徒歩4分ほどの距離にある中央区大名エリアの「HARE」・「レイジブルー」跡地に出店。フライングタイガーの国内への出店は19店舗目(路面店6店舗目)となる。
周辺には近年「H&M」、「FOREVER21」、「ZARA」などの外資系ファストファッションや「無印良品」、「Apple Store」などの路面店が次々と進出している。

埼玉県にも2店舗出店、夏には名古屋出店も

フライングタイガーは2015年4月にさいたま市、埼玉県富士見市にも進出したばかり。
今後、2015年7月20日には国内20店舗となる名古屋栄ストアもオープン予定となっており、今後は地方への出店も加速させていくとみられる。

スーパーマルエイ印西牧の原店、2015年6月20日閉店-印西ビッグホップの核店舗

千葉県印西市にある印西牧の原駅前の大規模ショッピングセンター「BIG HOPガーデンモール」の核店舗「マルエイ印西牧の原店」が6月20日に閉店した。
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ビッグホップガーデンモール。

テナントの入れ替わりが激しいビッグホップ

「BIG HOPガーデンモール」は2007年にミキシングが運営するアウトレットモールとして開業。しかし、入居テナントの撤退が相次ぐとともに2008年には運営会社が経営破綻した。
一時は約半数が空きテナントとなっていたものの、住友系デベロッパーによる再構築が行われ、更に2013年より京阪電鉄系の京阪流通システムズが運営を引継ぎ、「マルエイ」、「パシオス」、「宮脇書店」、「キャンドゥ」、「ABCマート」などが入居するデイリーユースのショッピングセンターとして生まれ変わっていた。
その他にも屋内動物園や会員制遊園地など、個性的な店舗が入居している。
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マルエイは中央部分に出店(1階左側がパシオス、マルエイ)。

京阪による運営引継後はテナントの多くが埋まった一方で、今年になって「タリーズコーヒー」、「サブウェイ」など大手テナントの撤退が相次いでいた。
跡地は今秋開店を目指して新たなスーパーの出店が予定されているが、集客力の高い食品売場の長期閉鎖は他のテナントにも大きな影響を与えるであろう。

外部リンク:ビッグホップガーデンモール印西

課題を抱えながらも建設進む久留米シティプラザ-井筒屋跡、2016年春開業へ

新しい記事・テナント一覧などはこちら:
久留米シティプラザ、4月27日グランドオープン-旧井筒屋跡 
建設が進む久留米シティプラザ

福岡県久留米市中心部の井筒屋百貨店跡で、2016年春の開館を目指して「久留米シティプラザ」の建設が進んでいる。
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建設が進む久留米シティプラザ。

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かなり大規模な施設となる(くるめりあ店内より)。

久留米井筒屋
かつてあった久留米井筒屋。2009年に閉店した。

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隣接するイベントスペース「六角堂広場」も再開発のため解体された。

4施設を核とした「大型芸術文化交流施設」

「久留米シティプラザ」は久留米市が運営する6階建ての大型芸術文化交流施設。
・約1500席規模の音楽ホール「ザ・グランドホール」
・約400席規模の中ホール「久留米座」
・約100席の小ホール「Cボックス」
・屋根つきイベント広場「六角堂広場」
(既存の六角堂広場は解体済み、完全新設)
という4つの施設を核に、会議室、駐車場などが入居予定。
また、商店街アーケード側には多目的トイレなどを備えたオープンスペース(交流施設)も設置される。
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久留米シティプラザの完成予想図。

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グランドホール(約1,500席)

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久留米座(約500席)

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Cボックス

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新しい六角堂広場(屋外ステージ)

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 商店街に面したオープンスペース

久留米市では、シティプラザに年間50万人の集客を見込んでおり、有名アーティストのコンサートや演劇、国際会議も誘致したいとしている。
総工費は約165億円。
老朽化している久留米市民会館は廃止され、この施設に統合される。

「筑後商業の中心」に文化施設

一方で、戦前より百貨店が立地するなど福岡県南部の中心地として栄えてきた場所にも関わらず、周辺商店街が望んでいた商業機能はあまり設けられず、テナントスペースは主に飲食店のみとなる予定。
六ツ門地区はコンビニエンスストアが全て撤退しており、イベント実施時の利便性や、交通結節点の1つとなっていることを考えると(シティプラザ前には六ツ門バス停があり、特急バスも停車する)駐車場の大型化や、コンビニエンスストア・特産品店(かつての井筒屋でも地元産品を販売する売場が人気を集めていた)などといった物販店の誘致を検討しても良かったのではないだろうか。
(※追記:当初飲食店が予定されていた1階バス停側にはローソンが出店することになった)
六ツ門商店街
六ツ門商店街に面する。右側が建設中のシティプラザ。
30万都市にしては人通りは多くない。

また、これだけの大規模な施設にも関わらず、地階に設けられる駐車場は僅か114台分しかなく、大型イベント開催時には混雑が予想される。駐車場の進入路は狭い道であり、分かりやすい大型案内板の設置や、満車時には速やかに他の駐車場へ誘導するなどといった対応も必要になるであろう。

なお、シティプラザの向かいには旧ダイエーショッパーズ(2005年閉店)の建物を再活用した複合商業施設「くるめりあ六ツ門」が立地する。
くるめりあにはスーパー、ドラッグストア、100円ショップ、市立図書館分館などが入居するほか、隣接して大型駐車場もあり、シティプラザを訪れる客に対して最寄のスーパーや薬店、また大規模駐車場として、くるめりあを積極的に案内することも必要になろう。
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くるめりあ六ツ門。

シティプラザが立地する六ツ門商店街は、百貨店撤退後に人通りが大幅に減った一方で、周辺では大型マンションの建設が進み、人口が増加しつつある。
中心部の住民の取り込みを図るために、徒歩10分の西鉄久留米駅前にある百貨店「久留米岩田屋」(伊勢丹傘下)、駅ビル「エマックスクルメ」は近年改装を行っており、特に久留米岩田屋は屋上の再整備や、地階などの大規模改装を行い、入店客増を果たしている。
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久留米岩田屋。

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岩田屋屋上に新設されたソライロ広場。

また、百貨店の撤退で疲弊した商店街にも、地価の値下がりに伴って新たな飲食店の出店が見られるようになった。
年50万人の来客を見込む久留米シティプラザの客を、周辺の商店にどう回遊させていくかも今後の大きな課題である。
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空き店舗にはシティプラザの広報施設も

久留米シティプラザが抱える最も大きな問題とは

しかし、シティプラザ開業後の最も大きな課題は、電車で僅か30分の距離にある福岡市との競合に立ち向かうことができるかであろう。
久留米市は人口30万人を数える大都市であり、また筑後地方は多くの芸能人や著名人を輩出している地域として知られる一方で、福岡市には大小様々な規模の音楽ホールや会議場があるため、久留米市内で大型イベントが開催されることは少ないのが現状だ。
かなり大規模な施設であるものの市民の関心があまり高いとはいえないのは、「大型イベントは福岡市まで行けばすぐに見られる」という今までの久留米の習慣があるからであろう。
いくらいい箱が出来ても、演者不在では意味がない。
かつて井筒屋の隣にあったイベントスペース「六角堂広場」は、人通りが少なくなった商店街の屋外ステージとしては利用料金が高く使いづらいという声が多くあった。
新しい施設といえども利用料を抑えるなどして、完成初期に多くのイベントを誘致し、また、小ホールや交流施設などは誰もが使いやすい施設として定着させ、市民に親しみを持ってもらうことができれば、久留米シティプラザ事業成功の第一歩となるのではないだろうか。
(担当記者:W)

新しい記事・テナント一覧などはこちら:
久留米シティプラザ、4月27日グランドオープン-旧井筒屋跡 

外部リンク:久留米シティプラザ
外部リンク:久留米シティプラザ(久留米市)
外部リンク:久留米シティプラザテナント募集(ハイマート久留米)

ドミニクアンセルベーカリートウキョウ、2015年6月20日開店-表参道に日本初出店

ニューヨークの大人気ベーカリー「ドミニクアンセルベーカリー」が、6月20日に日本1号店となる東京表参道店(東京都渋谷区)をオープンした。
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ドミニクアンセルベーカリートウキョウ。行列が続いている。

ニューヨークで大人気のベーカリー

ドミニクアンセルは「全米トップペイストリーシェフ10人」に選ばれた世界的パティシエで、店舗のコンセプトは「ニュージェネレーションベーカリー」。
看板商品であるクロワッサンとドーナツが合わさったような「クロナッツ」は、米タイム誌「2013年の最も優れた発明品ベスト25」にも選ばれている。
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ショーウインドウ。

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メニュー。

東京ならではの内装も

「ドミニクアンセルベーカリートウキョウ」の店舗は、1階に東京やニューヨークなどの地下鉄をモチーフにした壁面アートがあるほか、2階にはカフェスペースもあり、和室風の個室も設けられている。

ドミニクアンセルベーカリートウキョウでは開店以来連日行列が出来ている。
毎月新作を提供することも売りにしており、今後も行列は続きそうだ。
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 ドミニクアンセルベーカリートウキョウ

住所:東京都渋谷区神宮前5-7-14
営業時間:8:00-19:00(2F喫茶スペースは9:00開店)
TEL:(03)3486-1329

外部リンク:ドミニクアンセルベーカリートウキョウ 

「たま駅長」死去-和歌山の名物猫駅長、2015年6月24日発表

和歌山電鐵貴志川線貴志駅の名物駅長、両備グループのイメージキャラクターとして知られる「たま駅長」が死んだことが6月24日に発表された。
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たま駅長。

「たま駅長」は1999年生まれの三毛猫。
2007年、猫が正式に駅長に就任した日本初の事例として話題となり、経営不振により南海電鉄から経営譲渡された貴志川線の救世主として、たびたびテレビや新聞などで特集。たま駅長をモチーフにした新駅舎開設やグッズ販売もあり、全国から観光客を集めるようになった。
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たま電車。

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たま代理(着ぐるみ)。

4月29日には16歳(人間年齢では傘寿・80歳相当)の誕生日を迎え、植樹祭にも出席していたもの、鼻炎もあり勤務時間を縮小。ニタマ駅長代行が観光客を出迎えることが多くなっていた。

葬儀は既に近親者のみで済ませた。28日に社葬とお別れ会が行われる予定。
発表以降、和歌山電鐵公式サイトはアクセスしづらい状態が続いている。
(担当記者:H)
(写真提供:オーシャンさん)

外部リンク:和歌山電鐵 貴志川線 猫のスーパー駅長「たま」とおもちゃ電車といちご電車

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