OICグループ、タイシステムと資本業務提携-2024年5月発表、ロピアに都心型BBQ場併設も

大手流通グループ「OICグループ」(旧ロピアHD/本社:川崎市幸区)は、大手都心型BBQ運営会社「タイシステム」(本社:新潟県中魚沼郡津南町)と2024年4月18日付で資本業務提携を締結したことを5月28日に発表した。

商業施設屋上や公共施設でのBBQが専門のタイシステム

タイシステムは2004年7月に創業、2015年6月に法人化。バーベキュー情報サイト(デジサーフ)との提携による商業施設屋上バーベキュー会場「デジキューBBQテラス」(首都圏6施設)を始め、公園・公共施設バーベキュー会場の運営管理を主力事業としている。

ロピアとタイシステムで「わいわい楽しむ場」めざす

OICグループの中核企業「ロピア」は、経営理念として「食のテーマパーク」を掲げており、理念実現の一環として生産製造・貿易・PB・卸事業・外食産業など事業領域の拡大を進めていた。
タイシステムによるBBQ事業は「「皆でわいわい楽しむ」場としてのコンセプト」という点において、OICグループの既存事業との親和性が高く、両社間によるシナジーが期待できるため、提携に至ったとしている。

両社のノウハウ活かした「BBQ併設型店舗」展開

ロピアは今後、両社のノウハウを活かした「BBQ併設型店舗」で、OICグループ(ロピア)自社銘柄牛「みなもと牛」の販売やブロック肉の解体ショー、PB中心の「調味料バー」設置、カートのままでのBBQ場への食材/飲料持ち込みといった「新しい食体験」の提供を検討しているという。

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