大阪府松原市の国道309号線沿いに、イオングループの近隣商圏型ショッピングセンター「イオンタウン松原」が一部専門店を2023年9月21日に先行開業、2023年10月9日に全面開業する。

イオンタウン松原。
松原市の土地区画整理事業の商業核にイオンタウン
イオンタウン松原の建物は地上2階建で、敷地面積は約62,121㎡、延床面積は約47,073㎡。駐車場台数1,387台相当を備える。
同施設は近鉄南大阪線高見ノ里駅・河内松原駅から1km程度離れた「松原市新堂4丁目土地区画整理事業」の商業核として建設が進められたもので、計画段階では「イオンタウン松原新堂」の仮称が与えられていた。
同施設はコンセプトに「日々の暮らしに、新たな出会いと発見を求めて」を掲げ、専門店37店舗が入居することとなる。
1階はダイエーを核とする「食」のエリア
イオンタウン松原1階はダイエーの食品スーパー「イオンフードスタイル松原」を核に、食物販フロア「新堂マルシェ」やフードコート「新堂キッチン」、ドラッグストア「ウエルシア薬局」など展開。
新堂マルシェには生鮮店「京美」「日本鮮魚」「雄加丑食品」や韓国食材店「韓国スーパーリトルソウル」、自家焙煎珈琲レストラン「高木珈琲」新コンセプト店舗といった店が揃うことで、生鮮品や名産品・スイーツを求める需要に対応する。

新堂マルシェの高木珈琲。
また、新堂キッチンにはワッパーを売りとしたファストフード「バーガーキング」や名古屋地盤のラーメン・甘味専門店「スガキヤ」、大衆中華店「大阪王将」、香川県高松市に本店を置く有名讃岐うどん店「さぬき麺業」といった大阪府内初、松原市内初を含む飲食店6店舗が揃うことで話題性を提供する。

新堂キッチン。
2階はサービス系中心のエリア、別棟にはハンズマンも
イオンタウン松原2階には大型衣料品店「パレット」や総合スポーツ用品店「ヒマラヤスポーツ&アウトドア」、子供服・ベビー服・ベビー用品店「西松屋」といった大型物販店に加え、24時間インドアゴルフ練習場「ゴルフのミカタ」や子供体操教室「HOS」など個性的なサービス系店舗を展開する。

ヒマラヤスポーツ&アウトドア。
そのほか、別棟に関西初となるホームセンター「ハンズマン」や博多豚骨ラーメン店「一風堂」、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」、自動車ディーラー「スズキプラザ」、ペットショップ「ペットワールドアミーゴ」といった専門店が軒を連ねる。

ハンズマン。
10月9日のグランドオープンにはイベントも
イオンタウン松原は、核店舗のひとつ「ハンズマン松原店」のプレオープン日である10月9日を施設のグランドオープンと位置づけている。同日には各種イベントの開催予定もあり、賑わいをみせることとなりそうだ。
イオンタウン松原
住所:大阪府松原市新堂4-1154
営業時間:9時~22時(ダイエー)
営業時間:7時~22時(ハンズマン)
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ドン・キホーテ驚安堂あきる野店、2023年9月30日閉店-業務用スーパーIchiba!!跡、驚安堂わずか1店舗に
東京都あきる野市のパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系生鮮ディスカウントストア「ドン・キホーテ驚安堂あきる野店」が2023年9月30日21時をもって閉店した。
店舗数減少続いていた驚安堂
驚安堂は2013年6月にドン・キホーテ直営の新業態(ビッグコンビニ・小規模型業態実験店)として東京都杉並区の桜上水駅近くに1号店「驚安堂桜上水店」を開店。既存のドンキ小型店を業態転換するかたちで店舗網を拡大したが、2015年までに大半の店舗をピカソに再転換したため、全店舗が一時消滅した。
その後、ドン・キホーテHD(現PPIH)は、2015年7月に地域密着型ローコスト生鮮食品ディスカウント業態運営会社として新たにライラックを設立し、同年9月に新生・驚安堂1号店「驚安堂福生店」を開店、2019年5月には女性特化型驚安堂新業態1号店「驚安堂幸手店」を開店するなどテコ入れを図ったが、2020年5月のドンキによるライラック吸収合併後も、2023年9月17日に「驚安堂松伏店」が閉店となるなど、店舗数の減少が続いていた。
新生・驚安堂2号店、わずか5年で閉店
驚安堂あきる野店は、2018年2月1日に拝島駅西側約2kmほどの距離にある「業務用スーパーIchiba!!あきる野店」跡に開店。建物は平屋建で売場面積は597.8㎡。同業態は福生店に次ぎ都内2店舗目であった。

驚安堂あきる野店。
あきる野店は福生店と同様、同業他社撤退店舗跡への居抜きやグループ共通電子マネー「majica(マジカ)」を含むキャッシュレス決済の非取扱い、カットケース陳列や店内装飾の不採用、生鮮部門のテナント外注など、徹底したローコスト運営を行うことで競合店との差別化を図っていたが、わずか5年で閉店することとなった。

館内構成。
同店の閉店により、驚安堂は福生店1店舗を残すのみとなる。
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トスク本店、2023年9月30日18時閉店-Aコープ系・鳥取生活センターから55年の歴史に幕、全店閉店
鳥取県鳥取市のJR鳥取駅近くにあるJA鳥取いなばグループ(本社:鳥取市)の大型総合スーパー「トスク本店」が2023年9月30日午後6時をもって閉店した。
鳥取県内有数の複合施設だった「鳥取生活センター」
トスク本店は1968年11月に鳥取市農協(現JA鳥取いなば)の複合商業施設「鳥取生活センター」として開業。開店当初の建物は地上4階建で売場面積は約1,800㎡。
鳥取生活センター本店は当時の鳥取市内では珍しく、物販機能に加えて食堂や結婚式場、料理教室、友の会、著名タレントによる歌謡ショーといったサービスを提供。あわせて、婦人服フロアの刷新や家電量販店(ベスト電器→エディオン)のFC展開、駐車場の整備など、時代の変化に応じたリニューアルを実施することで、鳥取を代表する地場流通大手の旗艦店として発展することとなった。

鳥取市中心部では貴重な100円ショップ「ダイソー」大型店も。
農協内だけあって園芸用品が豊富だった。
店名も「Aコープトスク」から「トスク」へ
鳥取生活センター本店では店舗設備に加え、1988年3月の新装開店を機に新ブランドを冠した「TOSC鳥取生活センター本店」に、1995年10月の鳥取県東部農協経営統合にともない「Aコープトスク本店」に、2001年8月の店舗部分社化にあわせて「トスク本店」に店名変更する。
トスク本店は運営母体の再編や消費生活者の需要の変化にあわせて店舗イメージを刷新を繰り返したもの、鳥取県民の生活を支える場所としての役割を一貫して担い続けた。
最盛期20店舗超抱えたトスク、全店閉店
トスクは1972年7月の稲葉店を皮切りにチェーン展開を開始。1995年10月の鳥取県東部農協経営統合により各農協系食品スーパー「Aコープ」を引継ぐことで、鳥取県東部に20店舗超という店舗網を敷くこととなったが、店舗の大多数が競争力に乏しい狭小店舗であったため、2000年代以降店舗整理を余儀なくされた。

店舗整理の過程で市中心部に近い支店は吉成店のみとなった。
その後、JA鳥取いなばグループによるトスク廃業の方針により、2023年7月31日には「トスク佐治店」「トスクふなおか店」の2店舗が閉店。同年9月31日午後1時には「トスク吉成店」「トスク丹比店」「トスク用瀬店」「トスクちづ店」「トスク若桜店」「フレッシュライフいわみ」の6店舗が閉店していた。
地域に愛されたトスク、55年の歴史に幕
トスク本店閉店当日となる2023年9月30日は、昼過ぎから雨模様となったが、店内では催事イベントの服飾雑貨発掘に勤しむ若者や衣料品フロアでのマネキンや事務用品の処分販売を気にする女性客、子供連れで記念写真を撮るファミリー、閉店を惜しむ常連客で賑わいをみせた。

閉店当日昼過ぎのトスク本店。
トスク本店では閉店時刻となる18時に閉店式典を開催。夕方から激しい雨となるも大勢の買物客に囲まれ、55年の歴史に幕を下ろした。

大雨のなか大勢の買物客に囲まれ、55年の歴史に幕を下ろした。
一部専門店営業継続するも解体後の活用方針は未定
トスクは2023年度中に閉店する全9店舗のうち、7店舗の譲渡交渉を進めているが、道の駅きなんせ岩美隣接の「フレッシュライフいわみ」(岩美町)と旗艦店である「トスク本店」(鳥取市)に関しては譲渡交渉対象外としている。
トスク本店では2024年の建物解体まで家電量販店「エディオントスク本店」(トスクFC)を始めとする専門店の一部に加え、母体である農協窓口「JA鳥取いなば行徳本店」が営業を継続する方針を発表しているが、現時点において跡地活用の具体的な方針は定まっていない。

JA鳥取いなば行徳本店貯金課による営業継続の案内。
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トスク用瀬店、2023年9月30日13時閉店-旧用瀬町からAコープ系スーパー消滅、買物支援の動きも
鳥取県鳥取市のJR因美線用瀬駅近くにあるJA鳥取いなばグループの総合スーパー「トスク用瀬店」が2023年9月30日13時をもって閉店した。
旧用瀬町唯一のAコープ系大型スーパー
トスク用瀬店は1974年12月にAコープ系スーパーとして開店。1989年3月に改装を実施したのち、1995年10月の鳥取県東部農協経営統合にともない「Aコープトスク用瀬店」に店名変更、2001年8月の店舗部分社化にあわせて「トスク用瀬店」となった。

Aコープトスク用瀬店時代のロゴマーク。
トスク用瀬店では同社旗艦店「トスク本店」同様、敷地内に隣接する「JA鳥取いなば用瀬支店」での農業・金融サービス提供や100円ショップ「ダイソー」の導入など、旧用瀬町を代表する大型店としての役割を担ったが、JA鳥取いなばグループによるトスク廃業の方針にともない、2023年9月30日をもって同店を含む全7店舗が閉店することとなった。
NPO法人の“共助交通”で買物環境維持めざす
トスク用瀬店の跡地活用に関して、2023年10月現時点では未定となっているもの、NPO法人「いきいき社まちづくり協議会」の交通空白地有償運送「いきいき社バス」(2022年4月運行開始/鳥取市有償バスの代替共助交通)による近隣大型食品スーパーへの路線延伸など、買物環境維持に向けた明るい話題もみられている。

トスク用瀬店の閉店式典。
用瀬町は「流し雛」の聖地のひとつとして、駅周辺で地元住民・観光客双方を対象としたカフェや冷蔵食品店の出店も目立っており、トスクの対岸には観光拠点「もちがせ流しびなの館」もあることから、観光資源を活かした跡地活用も期待できそうだ。
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トスクちづ店、2023年9月30日13時閉店-智頭駅前のJA鳥取いなば最古参Aコープ、60年近い歴史に幕
鳥取県八頭郡智頭町のJR因美線智頭駅・智頭急行智頭駅前にあるJA鳥取いなばグループ(本社:鳥取市)の総合スーパー「トスクちづ店」が2023年9月30日午後1時をもって閉店した。
トスク発足に先駆け開店、智頭での60年近い歴史に幕
トスクちづ店は鳥取生活センター(TOSC)発足に先駆けて1965年3月に開店。1996年12月にJA鳥取いなば(鳥取いなば農業協同組合)直営スーパー「Aコープトスクちづ店」として新設開店し、2001年8月の店舗部分社化にあわせて「トスクちづ店」となった。

閉店当日の「トスクちづ店」。店内ではトスクの歴史の展示も。
トスクちづ店は同社旗艦店「トスク本店」同様、直営衣料・服飾雑貨や“日本一小さいダイソーといわれる”100円ショップ「ダイソー」を導入するなど、JA鳥取いなば智頭町支店内にあった家電量販店「ベスト電器」(2003年閉店)とともに小規模ながら衣食住を幅広く展開することで地域生活の要となったが、JA鳥取いなばグループによるトスク廃業の方針にともない閉店することが決まった。

閉店当日の「トスクちづ店」。入口では店員による挨拶も。
跡地はエスマートが取得の方針
トスクちづ店の閉店により、智頭駅周辺の食品スーパーは「いかり楽粹」(地場豆腐店FC店舗)1店舗のみとなるが、トスク跡に関しては岡山地場流通大手「マルイ」(本社:岡山県津山市)傘下の食品スーパー「エスマート」(本社:鳥取市)が「トスク吉成店」「トスク若桜店」とあわせて取得する方針を示しており、早期の再開が期待できそうだ。
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