ドン・キホーテ、ライラック(驚安堂)吸収合併を2020年5月発表-ディスカウント食品スーパーのテコ入れ図る

大手流通グループ「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)」傘下のディスカウントストア「ドン・キホーテ」は、同じくPPIH傘下の食品スーパー運営「ライラック」を吸収合併する方針を2020年5月26日に発表した。

小型実験店「驚安堂」運営会社として誕生したライラック

驚安堂は当初、2013年6月にドンキ直営の小規模型業態実験店(ビッグコンビニ)として東京都杉並区の桜上水に1号店「驚安堂桜上水店」を出店。既存のドンキ小型店を業態転換する形で店舗網を拡大したが、2015年までに大半の店舗をピカソに再転換したため、全店舗が閉店していた。
その後、ドン・キホーテHD(現・PPIH)は、2015年7月に地域密着型ローコスト生鮮食品ディスカウント業態運営会社として新たにライラックを設立し、同年9月に新生・驚安堂1号店「驚安堂福生店」を出店。新生・驚安堂は、同業他社撤退店舗跡への居抜き出店やグループ共通電子マネー「majica(マジカ)」非取扱い、店内装飾の不採用など、徹底したローコスト経営で店舗数の増加を続けたが、2019年3月に東松山六軒町店を閉店したため、再び店舗数が減少に転じた。

ライラック運営の驚安堂。(東京都あきる野市)

ライラックはその後、2019年5月に女性特化型という驚安堂新業態1号店「驚安堂幸手店」を出店。日用品特化型の既存店と異なり、ドンキが強みとするトレンド性の高い商品や各種カード決済の導入など、ドンキ標準店舗に近い売場モデルを採用するなど、驚安堂業態の方向性が曖昧なものとなっていた。

吸収合併の詳細は不明、経営効率の強化が狙いか?

ドン・キホーテは、ライラックの吸収合併について詳細の一切を明らかにしていないが、ドンキとの差別化が困難となった驚安堂の経営効率強化やテコ入れを図る狙いがあるとみられる。
2020年6月時点でライラックが東京都・埼玉県内で運営する驚安堂4店舗は、今回の運営会社再編によりドン・キホーテ直営店となる見込み。

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