埼玉県幸手市にあるパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系食品ディスカウントストア「驚安堂幸手店」が2020年7月16日をもって閉店する。
驚安堂幸手店。
女性向けの驚安堂として昨年5月開店したばかりだった
驚安堂幸手店は、2019年5月に「ドラッグセイムスシバタ薬品幸手店」跡に開店。建物は平屋建、売場面積は673㎡。
コンセプトに「多様化する女性のライフスタイルやニーズに対応した驚安堂」を掲げ、従来の驚安堂が商品構成の中心に据えていた食品・日用品特化型の店舗とは一線を画す、化粧品やカラーコンタクト、美容家電やレディース衣料を新たに展開。驚安堂業態としては初となるクレジットカード払いの導入やオリジナルマイエコバッグ利用時の円満会計(1,000円以上購入時の1円単位端数切捨て)サービスの提供、外観に「ハッピーハンド(“幸”せの“手”)」をテーマにしたフォトスポットを設けるなど、独自の試みを行っていた。
また、建物には100円ショップ「ダイソー驚安堂幸手店」を導入するなど、館全体で幅広い商品を提供する利便性の高い店舗を目指すとしていた。
ドンキの小型スーパー「驚安堂」、残り3店舗に
ドン・キホーテは、2020年5月26日に驚安堂の運営会社「ライラック」の吸収合併を発表し、驚安堂を直営化していた。
2020年7月の幸手店閉店により、驚安堂の店舗は3店舗(東京都内2店舗・埼玉県内1店舗)のみとなる。
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