鳥取県東部の各地でJA鳥取いなばが運営する地場大手スーパー「トスク(TOSC)」が、2023年度中に全店舗閉店する。
TOCS鳥取本店。
Aコープ系の地場大手スーパー、全店閉店
トスクは鳥取いなば農業協同組合(JA鳥取いなば)が展開する地場大手スーパー。
ショッピングセンター(総合スーパー)業態であるトスク鳥取本店の前身は「鳥取生活センター」として1968年11月に開業。1988年に現店舗が開業した際に鳥取生活センターを略して「TOSC」と改称した。
本店の店舗面積は7,480㎡で売場は1階から4階。ダイソー、エディオン、タツミヤなどが出店するほか、JA系の保険代理店・オフィス機能なども備える。
TOCS鳥取本店。直営を含め飲食店も入居していた。
トスクはかつて鳥取県東部に20店舗以上を展開していたが、近年は店舗数を減らしており、2023年時点は9店舗となっていた。
複数の地元メディアの報道によると、3期連続の赤字決算になっていたという。
各店舗の後継店舗などは、2月時点では発表されていない。