カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

西友諫早店、2015年4月30日閉店-JR諫早駅前の大型スーパー

長崎県諫早市のJR諫早駅前にある総合スーパー「西友諫早店」が2015年4月30日に閉店した。

西友諫早店。

JR諫早駅前の核店舗、新幹線工事を前に

西友諫早店は1982年11月開店。
地上5階、地下1階で、売場面積は7,413㎡。建物は地元企業が所有する。かつてはマクドナルド、無印良品などが出店していたがいずれも閉店している。
諫早駅では九州新幹線長崎ルートの建設に伴い再開発が行われることになっているが、西友諫早店の建物は再開発地区には含まれておらず、新幹線開業後も駅前の核テナントとして営業を続けることが期待されていた。
跡地の活用方法などは発表されていない。

外部リンク:西友諫早店

「JRおおいたシティ」開業1週間、中心商店街賑わう-2015年4月24日に「大分県立美術館」も開館

JRおおいたシティ」が2015年4月16日に開業し、大分市の中心商店街も賑わいを見せている。

JRおおいたシティ。

JR駅ビルと県立美術館、相次ぐ開館で相乗効果

大分市は駅と中心商店街が隣接しており、大型店の「トキハ本店」、「大分フォーラス」、「トキハインダストリー若草公園店」なども中心商店街と近接しているほか、商店街の先には「大分県立総合文化センター(いいちこグランシアタ)」が立地、更に4月24日には「大分県立美術館(OPAM)」も開館した。

OPAM。

駅ビル開業後は、中心商店街の通行量が目に見えて増加、周辺大型店にも波及効果が生まれているように感じられる(写真参照)。
郊外化が進んでいた大分市であるが、集客力の高い駅ビルの開業と県立美術館の開館により、人の流れがどう変化するか注目される。
セントポルタ中央町
駅ビル開業後の大分市の中心商店街、セントポルタ中央町。

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JRおおいたシティ、2015年4月16日開業-21階建の大分駅ビル、屋上庭園も

大分県大分市にあるJR大分駅の新駅ビル「JRおおいたシティ」が2015年4月15日にプレオープン、翌16日にはグランドオープンを迎えた。 大分駅 JRおおいたシティ。

21階建て、半分以上の店舗が大分初出店

JRおおいたシティは21階建て、店舗面積は約36,000㎡。
アミュプラザおおいた」のテナント全183店舗のうち109店舗が大分県初出店で、 シネマコンプレックス「TOHOシネマズ アミュプラザおおいた」やホテル「JR九州ホテル ブラッサム大分」、温泉施設「CITY SPA てんくう」も備える。

屋上庭園とJR九州ホテルブラッサム大分。

8階部分に設けられた屋上庭園は日本最大級で、ミニトレインや遊具も備えるほか、かつて大分駅前にあった楠で造られた「鐵道神社」も設置されている。

鐵道神社の仲見世。仲見世で鐵道神社の御朱印を頂ける。


鐵道神社。


「ぶんぶん堂」の童子。

歓迎ムードの中心市街地、涙を流す客も

JR大分駅は大分市中心部に立地しており、周辺の商店街や百貨店も歓迎ムード一色となった。

開業時に並ぶ人々。

これまでの大分駅からは想像できなかったほどの規模であり、開業初日はあまりに巨大で豪華な駅ビルを目の当たりにした感動で涙を流す客も見られた。
また、駅ビルの総合デザインを担当した水戸岡鋭治氏も来館した。

大分駅コンコース。ここは高架開業時から供用されていた。

P1120391-
賑わう館内のフードコート。

外部リンク:JRおおいたシティ

ジョイフル、2015年4月に東京都心初出店-大分市本社のファミレス大手、赤坂見附に

大分県大分市に本社を置くファリーレストラン「ジョイフル」が、2015年4月14日に東京23区内に初出店した。

ジョイフル赤坂店

業界3位の大手ファミレス、都心初上陸

ジョイフルは1976年創業の老舗ファミリーレストランで、ファミリーレストラン業界ではすかいらーくグループ(ガストなど)、サイゼリヤに続く業界3位。
600円程度で食べられる定食や、九州料理の「鶏天」「唐揚」「チキン南蛮」などが人気となっている。
赤坂店は赤坂見附駅から徒歩約3分のいちご赤坂317ビル内。
なお、赤坂店は他のジョイフルよりも数十円~100円程度値段が高い特別メニューとなっている。

ジョイフル赤坂店
東京都港区赤坂三丁目17番1号 いちご赤坂317ビル 2階
TEL:(03)5545-8966
営業時間:24時間(5月半ば頃までは6時半~23時半)

外部リンク:ジョイフル赤坂店

ルクアイーレ、2015年4月2日開業-「JR大阪三越伊勢丹」をリニューアル、蔦屋書店も

大阪市大阪市北区のJR大阪駅ビル(大阪ステーションシティ)内に複合商業施設「ルクア1100(イーレ)」が2015年4月2日にグランドオープンした。
1100
ルクア1100。

2011年5月に開業した「JR大阪三越伊勢丹」リニューアル

「ルクア1100」は大阪駅ノースゲートビルディングにて2014年7月から縮小営業中だった百貨店「JR大阪三越伊勢丹」(2011年5月開店)を改装し、発展的解消させる形で開業した複合商業施設。三越伊勢丹は4月1日を以て僅か4年の歴史に幕を下ろし、閉店することとなった。

JR大阪三越伊勢丹。

ルクア1100の売場面積は約53,000㎡。初年度の売上目標は専門店街のルクア大阪と合わせて全体で770億円としている。

ルクアより「高い年齢層」をターゲットに棲み分け

ルクア1100はターゲットを「3~40代のファッション感度の高い女性と男性」として、既存のルクアより高めに設定。コンセプトに「まじわり、はじまり」を掲げ、百貨店(伊勢丹)と専門店(158店舗)の垣根を取り払った売場が特徴となっている。

梅田蔦屋書店。(追記:5月の開店後に写真追加)

専門店のうち「NYの朝食の女王」と称するカフェ「サラベス」やイスラエル発祥のチョコレートショップ「マックスブレナー」など34店舗が西日本初出店。
このほかアーバンリサーチによる食料品セレクトショップ「TINY GARDEN FOODS」、大人の女性をメインに据えた「ディズニーストア」が新業態として出店する。

地下2階のバルチカ。

また、プライムリブを取扱う「ウルフギャング ステーキハウス」が4月27日に、代官山蔦屋書店をベースとする約4,000㎡のライフスタイル提案型書店「梅田 蔦屋書店」が5月8日に開店する。
地下2階には「キタノエース」などが出店するデパ地下フロア「イセタン フードホール」と併設して飲食ゾーン「バルチカ」が設けられる。

開店記念式典は45分前倒しに

グランドオープンを迎えた4月2日は多くの客が詰めかけたため、当初の予定を45分前倒し午前9時より開店式典が実施され、15分から一般客の入場が開始された。
「マックスブレナーに行ってからサラベス行きたい」と語るライブの帰りに立ち寄った男性客や、「限定のツムツムがほしい」と語る女性客も見られるなど、館内は賑わいを見せた。

ルクア 1100 (イーレ)

住所:大阪府大阪市北区梅田 3-1-3
営業時間:午前10時~午後9時

外部リンク:LUCUA 1100 -ルクア イーレ-