埼玉県蕨市と戸田市にまたがる「イトーヨーカドー錦町店」跡に、三菱商事都市開発が運営するショッピングセンター「(仮称)ビバモール蕨」が2021年春に開業する。
(仮称)ビバモール蕨。
5月に閉店したイトーヨーカドーの大型店跡
(仮称)ビバモール蕨の前身となるセブン&アイHDの総合スーパー「イトーヨーカドー錦町店」は2003年11月に開店。建物は地上4階建で売場面積は23,000㎡、ヨーカドー直営面積は13,684㎡。
イトーヨーカドー錦町店。(JRFサイトより)
イトーヨーカドー錦町店は、同社首都圏有数の大型店として新星堂、コジマ、くまざわ書店、スーパースポーツゼビオなど多数の専門店が入居していたが、2020年5月31日をもって全館閉店していた。
蕨市最大の商業施設、ビバホームを核に再生
(仮称)ビバホーム蕨は、ヨーカドー営業当時建物を所有していた三菱商事・UBS系商業施設特化型ファンド「日本リテールファンド投資法人(JRF)」から不動産信託受益権を取得した「三菱商事都市開発」が開発を主導するもので、敷地面積は約34,600㎡、店舗面積は約23,000㎡。(ヨーカドー時代と同規模)
既存商業施設のバリューアッププロジェクトとして、LIXILビバのホームセンター「ビバホーム」を核に、スーパーマーケットや物販・飲食など約50の専門店が出店する見込み。
三菱商事都市開発は「これまで以上に地域のお客様のニーズ・ライフスタイルの変化に幅広く応える施設を目指す」としており、地域密着型のショッピングセンターとして再生することとなる。
(仮称)ビバモール蕨
住所:埼玉県蕨市錦町一丁目350番5、埼玉県戸田市上戸田一丁目23番6
関連記事:イトーヨーカドー錦町店、2020年5月31日閉店-「リリイベの聖地」新星堂も閉店に
関連記事:イオン赤羽北本通り店、2020年5月31日閉店-旧・忠実屋・ダイエー、建替えで
関連記事:イオンモール川口、2021年春再開業-建替前の約2倍に
関連記事:イトーヨーカドー・ザ・プライス蕨店、2016年10月2日閉店