イオン赤羽北本通り店、2020年5月31日閉店-旧・忠実屋・ダイエー、建替えで

東京都北区神谷の赤羽警察署前にあるショッピングセンター「イオン赤羽北本通り店」が、2020年5月31日に閉店する。

イオン赤羽北本通り店。

忠実屋から数年おきに名前が変わった店舗だった

イオン赤羽北本通り店は1982年3月に「忠実屋赤羽店」として開店。のちに同社のディスカウントストア「DISPA!」となったが、
1994年にダイエーと合併したことに伴い、同社傘下のディスカウントストア「Dマート」に、その後、通常のダイエー店舗となった。
さらに、ダイエーがイオン傘下となり、2012年に改装。主要大型店をイオンリテールが継承することになったことに伴い、2016年3月に「イオン」に転換した。
もともと当地は理研グループの「理研コランダム」が工場を構えていた土地で、建物は同社が所有する。売場は1階から3階(4階・5階・R階は駐車場)、店舗面積は9,909 m²。

エントランス。一見綺麗だが「裸火厳禁」などの古い看板も。

テナントとして、レディスファストファッション「ハニーズ」、手芸「トーカイ」、ファミレス「サイゼリヤ」、ハンバーガー「ドムドム」、子供服「西松屋」などが出店するほか、1階には工場時代からあるとみられる神社が祀られている。

1階にある神社。

建て替え・再出店めざす

閉店は、老朽化により理研コランダムが建物を建て替えることを発表したため。
イオンも跡地に再出店する意向を示しているが、店舗規模などは3月現在発表されていない。

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