大名古屋ビルShops&Restaurants、2021年4月28日から順次リニューアル開業-伊勢丹跡、高島屋・成城石井など出店

愛知県名古屋市中村区のJR名古屋駅前にある複合ビル「大名古屋ビルヂング」の商業ゾーン「大名古屋ビルShops&Restaurants」が、2021年4月28日から順次リニューアルオープンする。
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大名古屋ビルヂング。

核店舗の伊勢丹、僅か4年で閉店していた

「大名古屋ビルヂング」は三菱地所グループが名古屋駅前・桜通口正面に1962~65年にかけて開業させた複合ビル。
長年に亘って名古屋駅前のシンボルとして親しまれたが、近年は老朽化が進んでいたために2012年に解体、2013年より建て替え工事が行われ、2016年3月に再開業した。建物は地上34階建、地下4階建で、高さは約175メートル。
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かつての伊勢丹エントランス。

地階~5階の商業施設「大名古屋ビル Shops & Restaurants」の核として地階~2階には名古屋で初となる伊勢丹の中型店「イセタンハウス」(ISETAN HAUS)が出店したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり2020年8月に閉店していた。

伊勢丹跡、JR名古屋高島屋が核テナントに

新たな核店舗として出店するのは、ジェイアール東海高島屋が運営する「JR名古屋高島屋」。
本館にある高級時計売場を移転・増床させ、2021年夏に日本最大級の高級時計ゾーン「ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン」として開業する。店舗面積は約1,200㎡。

ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾンのイメージ。

地階は食品を中心としたマルシェに刷新

また、地階は、食品を中心に雑貨やコスメなどを販売する「大名古屋マルシェ」として2021年4月48日から順次開業する。
テナントとしては、すでに徒歩圏にも店舗がある「成城石井」「スターバックスコーヒー」や、「アインズ&トルぺ」などおなじみの大手店舗のほか、バルセロナ発のアートキャンディ専門店「パパブブレ」、岐阜発の紅茶専門店「annon tea house」、鎌倉発のアップルパイ専門店「あっぷるぱい考太郎」、資生堂の美容室「ビューティーチューン 資生堂」(5月8日開店)など、名古屋で初となる店舗も数多く出店する。
また、合わせて貫通通路を含む共用部もリニューアルする。

地階イメージ。

今回のリニューアルに合わせ、5階スカイガーデンでは4月28日から大名古屋マルシェとの連動したイルミネーション装飾「ピクニックスカイガーデン(仮称)」が開催される。
また、ゴールデンウィーク中の4月28日~5月9日には様々なイベントが開催される予定となっている。
追記:太閤口の成城石井は5月6日で統合閉店となる。

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MEGAドン・キホーテ武蔵浦和店、2021年3月26日開店-武蔵浦和駅高架下のビバホーム跡、自転車・ベランピング強化

埼玉県さいたま市南区のJR埼京線武蔵浦和駅高架下に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ武蔵浦和店」が2021年3月26日午前9時に開店する。

MEGAドン・キホーテ武蔵浦和店。

ビバホーム跡「自転車・ベランピング強化」MEGAドンキ

MEGAドン・キホーテ武蔵浦和店は、2020年7月に閉店したホームセンター「ビバホーム武蔵浦和駅店」跡への出店で、営業フロアは1~2階、売場面積は4,319㎡。駐車場台数118台、駐輪場台数420台を備える。
武蔵浦和店は「日常の中に“ワクワク・ドキドキの非日常感”を提供する驚安店舗」として、店内には“お祭り”イメージの大きなドンペン提灯や壁紙といった装飾を施す。
店舗1階では食料品・酒類や日用消耗品を中心に展開。ドンキならではの大袋菓子や多国籍食品に加えて、イエナカキャンプ需要に対応したベランピングコーナーや修理・メンテナンス・試乗に対応した自転車コーナーを備える。
店舗2階では大型・小型家電製品や衣料品、バラエティ雑貨、インテリア用品など幅広く展開する。

大きなドンペン提灯。

ドンキとしては“MEGAドンキ業態”でありながら生鮮食品売場を導入しないもの、埼京線武蔵浦和駅の高架下空間にはマーレビル開発の「武蔵浦和マーレ」(核店舗:荒井商事アルズフーズマーケット)やJR東日本グループの商業施設「ビーンズ武蔵浦和」(核店舗:マルエツ)、武蔵野線武蔵浦和駅の北側には東京建物・新日鉄系の「武蔵浦和ショッピングスクエア」(核店舗:オリンピック)など生鮮品を取扱う大型店が複数営業している。ビバホーム時代は1階に大規模な自転車売場「サイクルスタジアム」を備えていたことも、生鮮を導入せずに自転車売場を強化した背景とみられる。
また、ドンキ開店にあわせて、隣接する武蔵浦和マーレは三菱・新日鉄系の大規模複合再開発施設・タワーマンション「武蔵浦和SKY&GARDEN」との連絡通路を閉鎖する。

MEGAドン・キホーテ武蔵浦和店

住所:埼玉県さいたま市南区白幡5-16
営業時間:午前9時~翌午前1時

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サンリーカリーノ菊陽、2021年3月25日1期開業-旧・寿屋、ゆめマートを核に再生

熊本県菊陽町のJR三里木駅近くにある休業中のショッピングセンター「サンリー菊陽ショッピングセンター(菊陽ショッピングプラザ)」が全館リニューアルし「サンリーカリーノ菊陽 」として2021年3月25日10時に1stステージオープン(1期開業)する。

サンリーカリーノ菊陽。

寿屋→イオンから34年、新たなスタートへ

サンリー菊陽ショッピングセンターは1987年3月に九州地場流通大手「寿屋」と地元商工会の共同出資により開業。「サンリー」は、所在地の「三里木」に因む。売場面積は17,205㎡で、当時は熊本県内最大のショッピングセンターであった。

サンリー菊陽寿屋。

館内はカナダの「ウエストエドモントンモール」にヒントを得た複合モールで、当初は西側に寿屋の旗艦店となる総合スーパー「寿屋菊陽店(サンリー菊陽寿屋)」と同社の児童図書館、文化教室、映画館(ミニシアター)、サンリー菊陽専門店街、東側に「サンリースポーツクラブアスパ」を配し、大きな人気を集めた。
寿屋グループは1994年にラララグループとなり、1996年にはグループの旗艦店として大規模増床を伴う全館リニューアルが行われた。

寿屋中央のサンプラザ。リニューアル後。

しかし、リニューアルから僅か5年の2001年12月に施設の核であった寿屋が経営破綻し、2002年1月31日に小売業を廃業。
同年5月から建物を寿屋(のちのカリーノグループ)が所有したまま九州ジャスコ(現・イオン九州)が店舗を承継し「ジャスコ菊陽店」として営業再開、また同年7月にアスパはスケートリンク大手の加藤商会による運営となった。2011年には、イオングループの再編にともないジャスコ菊陽店からイオン菊陽店に改称された。

サンリー菊陽ショッピングセンター(ジャスコ菊陽店)。

一方で、サンリー菊陽の周辺は、都市化に伴い2020年3月にイオン九州が運営する「ザ・ビッグ」を核とするアヴァンモール菊陽が開業するなど多くの競合施設が進出。
さらに建物の老朽化もあり2019年2月にはアスパが閉館同年7月にイオン九州が菊陽店を2020年2月に閉店させることを発表。サンリー菊陽はイオンの閉店に合わせ、2020年3月から休業し、所有者であるカリーノグループ(旧・寿屋)が店舗の改装と新たなテナントの募集、別棟の増築をおこなっていた。

ゆめマートを核にスタバ、マック、ARスポーツ施設も

サンリーカリーノ菊陽の建物は地上3階建、営業フロアは1~2階、店舗面積は約20,000㎡、延床面積は約56,000㎡、想定年商は約70億円。カリーノグループの中核不動産会社であるカリーノが運営を担う。
旧寿屋の建物と名称「サンリー菊陽」を継承し、さらに店舗前に別棟の飲食店街を設ける。全館開業時のテナント数は約50店舗。

店名は「サンリー菊陽」を引き継ぐ。

核店舗は「ゆめマート熊本(旧・ニコニコドー)」が運営するスーパーマーケット「ゆめマート」。
寿屋系の建物にニコニコドー系の店舗が出店するのは、カリーノが運営する「宇土シティモール(旧・うとシティ)」に次ぎ2例目となる(宇土は寿屋→イオン→ハローグリーンエブリー→ゆめマート)。
そのほか、館内には大型テナントとして「サンドラッグ」、県内初となる拡張現実(AR)技術を使ったテクノスポーツ「HADO」、100円ショップ「Seria」、スポーツクラブ「エニタイムフィットネス」などが出店。これ以外にも2期開業時にいくつかの大型テナントが出店する(後述)。

核店舗としてゆめマート熊本(旧ニコニコドー)が出店。

そのほか、物販テナントとしてアパレル「ステラルーシェ」、和雑貨「RIAN」、ペット「Coo&RIKU」、花「花ゆき」、眼鏡「きくちメガネ」、たこ焼「築地銀だこ」、茶「柳屋茶舗」、フジパン系ベーカリー「パリクロアッサン」などが出店。
また、飲食店として「サイゼリヤ」「食事処岬」「100時間カレー」などが出店する。
さらに、カリーノグループが運営する店舗としてセレクトショップ「GEEK」、スムージー「ゴクゴク」、洋菓子「シャトレーゼ」、事業所内保育所「IQキッズサンリー保育園」なども出店する。
このうち、飲食店の多くは先述したとおり別棟となっており、本館の閉店時間後も営業をおこなう。これら別棟のうち「マクドナルド」、「スターバックスコーヒー」、「ファミリーマート」は2月までに先行開業しており、営業をおこなっている。

2期開業ではアスパ部分に大型専門店誘致

カリーノグループは今後は旧アスパ部分の改装を進め、大型テナントの誘致をおこなう予定。
2021年秋の全館グランドオープンをめざすとしている。

今後改装されるとみられる旧アスパ棟。
(撮影:R.tsubameさん

サンリーカリーノ菊陽

住所:熊本県菊池郡菊陽町津久礼字廣街道2464番
営業時間:ゆめマート・サンドラッグ:9時~21時
主な物販専門店は10時~20時、飲食店は店舗による

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