2011年より全面リニューアルが行われている「JR千葉駅」(千葉県千葉市中央区)の新駅舎が11月20日にオープンする。

工事が進むJR千葉駅。
53年ぶりに生まれ変わる千葉駅-駅機能は3階へ
JR千葉駅のリニューアルは2011年から行われていたもの。
千葉駅は、横須賀・総武線快速、中央・総武線各駅停車、成田線、内房線、外房線の5つの路線が乗り入れ、千葉都市モノレール、京成電鉄の千葉駅とも隣接する一大ターミナルとなっていたが、現在の駅舎は1963年に建てられたもので老朽化しており、また、乗降客の増加で手狭な状態となっていた。
そこで、JR千葉支社は2009年に駅舎と隣接する駅ビル「ペリエ1」の建て替え計画を表明。その後、2011年10月から工事がはじまっていたが、東日本大震災の影響により、工事が遅れていた。
JR千葉駅(完成予想図)。
第一段階となる今回のリニューアルでは、現在鉄道高架下・1階にある東口改札とコンコースなどの駅機能がホーム上空の3階に移転、53年ぶりに新たな駅舎へと生まれ変わる。
移転した駅舎は、千葉都市モノレール千葉駅、西口再開発ビルなどの周辺施設と3階部分で連結されるため、駅周辺の回遊性が高まることとなる。

3階に移転される駅舎。
また、もともと3階にあった西口改札口と新設される東口改札口が同一フロアで繋がることで、構内における空間認識がしやすくなり、より円滑な移動が可能となる。
開放感ある空間の改札内3階コンコース・吹抜。
シンボルは「ハスの時計」
コンコースには天井の高さ最大4m、最大幅員約15mの吹き抜けが設置されるなど、現在の1階コンコースと比べ、明るく開放的な空間に様変わりする。
また、改札内にはベビー休憩室と多目的トイレが、改札外には待ち合わせ空間が設けられ、駅を使う上での利便性が向上する。
改札外には、シンボルとして大賀ハス(千葉市で発見された2000年以上前のハス)をモチーフにした「ハスの時計」が設置される予定で、人気の待ち合わせスポットとなりそうだ。
「ハスの時計」は新たな待ち合わせ場所に。
ペリエ千葉エキナカも開業-エキナカ初の生鮮食品も
新駅舎の開業と同時に、改札内には商業施設「ペリエ千葉エキナカ」もオープンする。
「ペリエ千葉」は、2011年に閉館した駅ビル「ペリエ1」の後継として、順次整備される駅ビル・商業施設の総称。
その第一弾として今回、3階改札内に開業するペリエ千葉エキナカは「新千葉 Local eats」、「アーバン DIning Style」、「チバラー Stand」のそれぞれ異なるテーマをもつ3つのゾーンで構成され、48のショップが出店する。
3つのエリアに分かれるペリエ千葉エキナカ3階部分。
新千葉Local eatsは「活」いき – 新鮮・魅力豊かな商品が主役となる活気ある市場空間をコンセプトに、JR東日本の駅構内商業施設「エキナカ」では初となる生鮮三品の店舗をはじめ、和洋各種惣菜の店舗も出店。千葉と都市型の食が融合したこれからのフードマーケットを展開する。
エキナカ初の生鮮食品店が入居する新千葉Local eats。
アーバン Dyning Styleは、「愉」たのしむ – 温もりと洗練さが調和したスタイリッシュなマルシェ空間をコンセプトに、和洋スイーツ店舗、グロッサリー店舗、生花店舗、生活雑貨店舗などが集積。“食”を通じたプラスワンの過ごし方を提 案する。
「マルシェ」をイメージしたアーバン Dining Style。
チバラー Standは、「彩」いろどり – 様々な商品やサービスに合わせて専門店の個性を豊かに表現したファサードが彩るストリート空間をコンセプトに、ベーカリーなどの食物販店舗や、コンビニ・ドラックストアといった物販店舗が構内各所で軒を構える。
駅ビルの全面開業、2018年夏以降
今回の駅舎3階移設とエキナカの3階部分は千葉駅・駅ビル建て替え計画の第I期にあたり、2017年夏以降の第Ⅱ期、2018年夏以降の第Ⅲ期が完了したのち、駅は全面リニューアルとなる。
ペリエ千葉の今後の開業スケジュール。
もともとJR千葉駅の全面リニューアルは、2015年度には駅舎が、2016~17年度には駅ビルがそれぞれ新設される予定だったが、東日本大震災の影響により開業がおよそ1年遅れ、全体のグランドオープン予定が2018年にずれこんでいた。
千葉駅の新駅舎・駅ビルは、グランドオープン時には地上7階地下1階の規模となる。

工事が進むJR千葉駅。
2017年夏以降の第二期リニューアルでは、駅ビルの2階~7階部分と、エキナカの4階部分が開業する。駅ビル内には多目的ホールや保育所、医療施設などが入る予定。
また、2018年夏以降の第三期リニューアルでは、駅ビルの1階、地下1階部分が開業する。
これらに加え、コンコース内エスカレーターの設置、駅南側の連絡通路の設置など、駅設備の整備も並行して行われる。
(完成予想画像はJR東日本千葉支社公式より)
外部リンク:あたらしい千葉駅が11月20日に誕生します(JR東日本千葉支社ホームページ)
関連記事:千葉三越、2017年春閉店
イトーヨーカドー藤岡店、2017年1月閉店
JR群馬藤岡駅近くの総合スーパー「イトーヨーカドー藤岡店」(藤岡市)が2017年1月に閉店する。

イトーヨーカドー藤岡店。
群馬藤岡駅前を代表する商業施設、41年の歴史に幕
イトーヨーカドー藤岡店は1975年5月に開店。イトーヨーカドーの群馬県一号店だった。建物は4階建てで、イトーヨーカドーの所有。売場面積は6,915㎡。テナントとしては100円ショップキャンドゥなどが出店している。かつては屋上遊園地もあったという。
JR群馬藤岡駅前に立地、藤岡市中心部を代表する商業施設であり、藤岡市では郊外型ショッピングセンター「フィール藤岡」(とりせん、ケーズデンキなど)に次ぐ規模となっている。
また、駅前でありながら無料駐車場を備え、近くには大学もあるため多くの客を集めていたものの、築40年を超えており、老朽化も閉店に至った要因であると考えられる。
店舗跡地の活用方法などは発表されていない。
なお、JR藤岡駅前には「ユニー・ピアゴ藤岡店」(2004年2月開店、売場面積5,279㎡)も出店しているものの、ユニーも大幅な店舗網の縮小を行うとしており、今後が注目される。
(画像はストリートビューより)
外部リンク:イトーヨーカドー藤岡店
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗
フード&タイム伊勢丹、11月15日開業-アトレ品川に伊勢丹新業態
JR品川駅ビル・アトレ品川に三越伊勢丹ホールディングスが運営する伊勢丹の生活提案型新業態「FOOD&TIME ISETAN」(フード&タイム 伊勢丹)が11月15日に開業する。
フード&タイム伊勢丹が出店するアトレ品川。
クイーンズ伊勢丹品川、更にデパ地下色を強める
FOOD&TIME ISETANの前身となる高級スーパー「クイーンズ伊勢丹 品川店」は2004年3月に開店。
2009年にはデパ地下型テイクアウト惣菜フロア「deli seleQ」や「ハロッズ」の紅茶・雑貨を新規導入し、九州各地の百貨店に出店する弁当店「米神楽」都内1号店、ユニー系・カネ美食品運営の高品質洋風惣菜専門店「eashion」、タイ料理専門店「チャンロイ」など8ブランドが出店。デパ地下ライクな売場で競合スーパーとの差別化を実現していたが、リニューアルのため6月30日で閉店となっていた。
三越伊勢丹の次世代型店舗、グループのノウハウ結集
FOOD&TIME ISETANの売場面積は1,707㎡。「食から広がる新しいライフストア」をコンセプトに掲げ、フロアは「嗜む(リカー・ワインバー・菓子・惣菜)」、「作る(青果・畜産・水産)」、「食べる(フードコート&デリ)」、「過ごす(カフェ・雑貨・書籍)」の4部構成。
デパ地下をイメージし、三越伊勢丹HDのノウハウを結集させた売場を目指す。

FOOD&TIME ISETANのロゴデザイン。

4ゾーンに区分けされたフロア。
施設プロデューサーとしては東急ログロード代官山などを手掛けた「柴田陽子事務所」を、館内設計面では「泊まれる本屋」として話題となったBOOK AND BED TOKYOや尾道市本庁舎のデザインを手掛けた建築設計事務所「サポーズデザインオフィス」を起用するという。

ワインバーやデリ売場が中心の「嗜む」ゾーン。
核テナントとなる高品質食品スーパー「クイーンズ伊勢丹」は従来より売場規模は小さくなるもの、三越伊勢丹の食品セレクトブランド「ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD」の導入、提携関係にある有機食品宅配「Oisix」の特設コーナー拡充、ワインバーの併設など、特色ある売場づくりを目指す。
食品スーパーが中心の「作る」ゾーン。
ブルーボトルコーヒー、浅野屋のバーガーショップなど出店
また、国内6号店となるサードウェーブコーヒー「ブルーボトルコーヒー」、オーストラリア発のメキシカンダイナー「Guzman y Gomez(グズマンイーゴメズ)」、ブランジェ浅野屋の新業態ハンバーガーショップ「Gri&Pain(グリ パン)」など話題性の高い飲食店が多数出店。
フードコートが中心の「食べる」ゾーン。
三越伊勢丹フードサービスプロデュースのサラダバーや、三越伊勢丹独自のコスメ・雑貨コーナーなど物販ゾーンも新たに設置する。
ブルーボトルや雑貨・書籍売場が中心の「過ごす」ゾーン。
開業時には豊富なイベント・キャンペーンを開催
オープニングを記念し、FOOD&TIME ISETANが開業する11月15日からクイーンズ伊勢丹ではロゴ入りトートバッグを3000円以上購入者を対象に5000枚配布されるほか、Guzman y Gomezでは「フリー ブリトーカード」を先着1000名を対象に配布、ブルーボトルコーヒーではアポリスコラボのオリジナルノートブックを100冊限定販売するなど、テナント各店でもオープニングイベントが開催される。
関連記事:アシックス、品川に「新感覚」直営店、8月9日開店-ネット×リアル融合、常に”期間限定”で集客
外部リンク:2016年秋 FOOD&TIME ISETAN オープン
外部リンク:FOOD&TIME ISETAN 2016年11月15日(火)リニューアルオープン
外部リンク:2016年11月15日(火)AM10:00・アトレ品川3階 RENEWAL OPEN!!
イオンタウン西熊本、2026年11月11日増床・リニューアルオープン
熊本県熊本市南区のJR西熊本駅前にあるショッピングセンター「イオンタウン西熊本」が11月11日にA街区を新設し、増床・リニューアルオープンする。

イオンタウン西熊本。
開業から7年目の大規模増床
「イオンタウン西熊本」はロック開発(イオン・大和ハウス共同出資)の商業施設「ロックタウン西熊本」(B・C街区)として2009年10月に開業。2011年に施設名称を「イオンタウン」に変更した。
食品スーパー「マックスバリュ」を核に、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、婦人服「タツミヤ」、1本5000円の低価格眼鏡店「ドクターアイズ」、ドーナツ専門店「ミスタードーナツ」、宅配ピザ「ピザポケット」、お好み焼き「道とん堀」、地場回転寿司チェーン「ばんばん寿司(九州すし市場)」など21の専門店が出店している。
開業前から検討されていた増床構想、ようやく実現
今回の増床・リニューアルのコンセプトは「イキイキした暮らしの提案」。B・C街区の延床面積は8,700㎡だが、今回増床するA街区の延床面積は8,200㎡で、全体でこれまでの約2倍の規模となる。
大型テナントでは水泳教室「ビートスイミングクラブ」や、イオングループのスポーツ用品専門店「スポーツオーソリティ」、レンタルショップ「ゲオ」などが、そのほかにも紳士服「タカキュー」、100円ショップ「ダイソー」、宮崎発の雑貨専門店「PURA VIDA(プーラビーダ)」、熊本地場の100円均一ベーカリー「まどパン100」などが新たに出店する。
また、今回のリニューアルに合わせ、一部テナントでイオングループが主導する共通ポイントサービス「WAON POINT」を導入している。

宮崎発の雑貨専門店「PURA VIDA」。
3月26日には隣接地に新駅が誕生、駅前の核施設に
イオンタウン西熊本のA街区C街区・B街区を挟む位置には、鹿児島本線の新駅「西熊本駅」が3月26日に開業したばかり。

西熊本駅とその周辺(熊本市ウェブサイトより、明るさ補正)。
これまでも熊本都市圏の代表的なロードサイド型商業施設集積地であった近見地区であるが、駅の開業に加えてイオンタウン西熊本の全面開業で更に店舗の集積が進みそうだ。
(店舗画像は公式サイトより)
外部リンク:イオンタウン西熊本 | イオンタウン株式会社
外部リンク:~熊本の皆さまの復興の一助になりますよう~ 11月11日(金)イオンタウン西熊本 増床オープン
関連記事:ドン・キホーテ南熊本店、8月11日開店-「Actyくまもと」に
関連記事:サンリブシティくまなん、8月27日に営業再開-子飼、健軍は建替えへ
ピカール青山骨董通り店、2016年11月23日開店-フランス発「高級冷食」1号店、イオンが展開
イオングループの「イオンサヴール」は、フランス発の高品質冷凍食品専門店「ピカール」の日本1号店「ピカール 青山骨董通り店」(港区)を2016年11月23日に開店させる。

ピカール青山骨董通り店
フランス発の人気冷凍食品専門スーパー、日本に本格進出
ピカール(Picard)はフランスに本社を置く高品質冷凍食品専門のスーパーマーケットチェーン。ヨーロッパ5ヶ国に約1000店舗を展開しており、フランス人が選ぶ好きな食べ物ブランド調査で5年連続1位に選ばれているという。
日本国内では2015年からイオン幕張新都心店の高品質食品専門店「ROUGEET BLANC」とイオン・ダイエーの一部店舗でピカール製品を実験的に導入、好評を博していた。

ピカールの店内イメージ。
イオンサヴールは日本国内でピカールを展開するため6月1日に設立されたイオンの100%子会社。
11月23日に単独店舗日本1号店となるピカール青山骨董通り店の開設以降、12月中に中目黒、麻布十番にも路面新店舗を開設することを発表しており、今後は冷凍食品・中食産業の需要が大きい都市部を中心に本格展開していくとみられる。
また、既存のイオンショッピングセンターにおいても品川シーサイド、東雲、東久留米など首都圏の店舗を中心に「Petit Picard」ブランドで店舗展開するとしており、今後は全国展開も見込まれる。
イオン、都市部を中心に「高品質化」進める
かつて画一的な商品構成と価格訴求で客を集めたイオングループであったが、近年は都市部を中心に、フランスのハイパーマーケット「Carrefour」、フランスの百貨店・ギャラリーラファイエット傘下の高品質都市型スーパー「MONOPRIX」、英国王室御用達の百貨店系高級スーパー「Waitrose」などの自社開発商品(PB)の導入を行っているほか、新業態「イオンスタイル」への転換や、生活提案型売場への改装を進めるなど、業績不振となっている総合スーパーの業態改革に取り組んでいる。

イオンは今後も総合スーパー改革を進める方針。
(ピカールの画像は公式サイトより)
外部リンク:美食の国フランス人気No.1ブランド 日本上陸!日本1号店「Picard青山骨董通り店」オープン
外部リンク:Picard.fr – Vente produits surgelés – recettes & conseils cuisine – produit alimentaire surgelé à domicile
サンリオ「ハローキティメン」、そごう・西武で展開へ-オムニセブンでも販売
サンリオは「そごう・西武」でメンズブランド「ハローキティメン」の新アイテムの販売を開始する。

「ハローキティメン」を販売する西武渋谷店。
「ハローキティメン」そごう・西武で販売-一般百貨店で初
「ハローキティメン」はサンリオが立ち上げたメンズブランドプロジェクト。
コンセプトは「既成概念にとらわれず、遊び心を持った“メンズのためのハローキティ”」で、「『キティちゃんは女の子のもの』という既成概念にとらわれずに、遊び心を持ちながら、『ハローキティ』をおしゃれに着こなすことのできる、余裕とユーモアのある男性」をターゲットにするとしている。

ハローキティメン(「オムニセブン」特設ページより)。
「ハローキティメン」では、2015年に「ルミネマン渋谷」や阪急百貨店が運営するファッションビル「阪急メンズ東京」などでコラボ商品を販売。016年1月から2月には阪急百貨店「阪急メンズ大阪」でコラボレーションカフェを実施するなどの展開を進めてきた。一般百貨店で販売されるのは、「そごう・西武」が初となる。
今回、そごう・西武ではファッション誌「WWDジャパン」と選んだ全9ブランドとのコラボ商品を販売する。
(9ブランド:CA4LA、JAM HOME MADE、AlexanderLeeChang、RED CARD、PLASTICTOKYO、CHRISTIAN DADA、HBNS、MARCOMONDE、doublet)
まずは渋谷西武、横浜そごうで-オムニセブンでも販売
「ハローキティメン」の商品は、まず10月18日から10月31日まで西武百貨店渋谷店のA館1階エントランスにあるプロモーションスペースで販売。
続いて、11月8日から11月21日まで横浜そごうの5階紳士服洋品雑貨売場でPOP UP SHOPを展開する。
またセブンアンドアイホールディングスのECサイト「オムニセブン」内の「そごう・西武 e.デパート」でも10月11日より注文を受け付ける。
外部リンク:WWD×HELLO KITTY MEN(オムニセブン e.デパート)
外部リンク:HELLO KITTY MEN×WWD×SEIBU SOGO
【熊本地震】健軍商店街の一部商店主、マルショクを提訴へ-店舗倒壊で通行止めに
熊本地震により「マルショク・サンリブ健軍店」(熊本市東区)が倒壊したことで、商店街が通行止めになり、営業できないなどの損害を被ったとして、サンリブ健軍が核店舗となっていた「ピアクレス健軍商店街」の商店主2名がマルショク(大分市)に対し112万円の損害賠償を求めて熊本地裁に提訴した。

サンリブ健軍。
核店舗倒壊、通行止めによる損害訴える
ピアクレス健軍商店街は熊本地震の震源地である益城町に近く、4月16日の熊本地震の本震(震度7)で商店街の核店舗である「サンリブ健軍」が倒壊。これにより商店街の一部が1ヶ月以上に亘って通行止め・立入禁止となったほか、核店舗が閉店したことで、商店街の客足は大きく減少していた。
地元紙・熊本日日新聞によると、提訴は8月16日付で、熊本地震の被害を巡る訴訟提起は初だという。

地震の影響で商店街の一部が通行止めとなっていた。

熊本地震では他企業の店舗も倒壊が相次いだ。
同じく熊本市東区で全壊したスーパー「ショッピング丸勢 健軍店」。
将来的に店舗再建を目指すという。
マルショク、再建目指して健軍商店街と共同で補助金申請
一方で、サンリブ健軍は商店街周辺で唯一の大型スーパーであり、健軍商店街の商店主や周辺住民によるサンリブ健軍の営業再開を望む声は非常に多い。
現在、マルショクでは健軍商店街振興組合と共同で、被災企業の復旧費用の一部を国や県が補助する「熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業」に基づく「グループ補助金」を申請しており、商店街と協力するかたちでの店舗再建を目指しているという。
関連記事:サンリブくまなん、8月27日営業再開-子飼・健軍は建替へ
関連記事:マルショク、熊本地震でサンリブ3店舗解体-再開時期は未定
アクロスプラザ大分駅南、2016年10月28日開業-大分駅隣接のショッピングセンター
大分県大分市のJR大分駅・上野の森口(南口)にショッピングセンター「KCA・アクロスプラザ大分駅南」が2016年10月28日にグランドオープンする。

KCA・アクロスプラザ大分駅南。
大分駅上野の森口の新しい顔に
「KCAアクロスプラザ大分駅南」は、肥料大手の「片倉コープアグリ」(KCA、旧・片倉チッカリン)が大分駅・上野の森口(南口)駅前広場に隣接する形で建設したショッピングセンター。建物はKCAが所有し、大和ハウスグループの「大和情報サービス」が運営する。

立地図(片倉プレスリリースより)。
建物の規模は4階建、延べ面積は約12,400㎡、売場面積は5,757㎡。片倉の総事業費は約20億円。かつて、大分駅南口には片倉の肥料工場があった(一部敷地は鉄道高架事業などのため換地)。

大分駅上野の森口(南口)。

JRおおいたシティ(大分府内中央口、北口)。
核テナントはスーパーと家電量販店
出店テナントは全14店。
1階の核店舗は「フードウェイ」。フードウェイは福岡市に本社を置くチェーンスーパーで、「フードウェイ」「ハイマート」などの屋号で福岡県・佐賀県を中心に展開。フードウェイは日常食品から高級商品、輸入食品などを扱うという幅広い品揃えで人気を呼んでおり、大分市への出店は初となる。
また、2階の核店舗は「ベスト電器」。現在、ベスト電器は大分駅府内中央口から歩いてすぐのセントポルタ中央町に出店しているが、そちらの店舗は10月2日を以て閉店。上野の森口へと移転することになる。
なお、3階は駐車場となる。

移転のため、現在のベスト電器大分店は閉店する。
この他にも、マツモトキヨシ、セリアなどが出店する。セリアは大分サティ(現・トキハインダストリー若草公園店)閉店以来大分市中心部に店舗が無かったため、約7年越しの再出店となる。
1階エントランスには大屋根が設置され、各種イベントの開催も可能となる。

完成予想図(片倉プレスリリースより)。
出店テナント一覧
ショップ
- フードウェイ(核店舗、スーパーマーケット)
- ベスト電器(核店舗、家電量販店)
- マツモトキヨシ(ドラッグストア)
- そうごう薬局(調剤薬局)
- Seria(100円ショップ)
グルメ
- はねのいろ(鶏料理、焼肉亜李蘭系列)
- フロレスタ(ドーナツ、カフェ)
- キューティートップス(アイスクリーム、本店は大分市高城)
- 目利きの銀次(海鮮居食屋、モンテローザ系)
サービス
- スタジオアリス(写真館)
- POLA ザ・ビューティー(エステサロン)
- 資生堂 美容室ピュア(美容院)
- トヨタレンタリース(レンタカー事務所)
- 石田消化器IBDクリニック(医院)
アクロスプラザ大分駅南
住所:大分県大分市東大道1丁目3番1号
営業時間:24時間
(フードウェイ…平日 9:30~22:00 : 土日祝 9:00~22:00)
駐車場:237台/24時間営業
平日:最初の30分無料、以降100円/30分
土日祝:最初の1時間300円、以降150円/30分
(全日2000円お買い上げで1時間分の無料券発行)
駐輪場:1時間無料、バイク24時間150円、自転車24時間100円
外部リンク:アクロスプラザ
関連記事:JRおおいたシティ、1年間の入館者2500万人-予想の倍
関連記事:大分市宮崎に新商業施設、2016年秋開店-核はドンキホーテ
関連記事:大分フォーラス、2017年2月閉店-建替えで全面リニューアル「大分オーパ」に
平和堂近江八幡店、2016年10月16日閉店-人気の交通パノラマ館も閉館へ
JR近江八幡駅前の総合スーパー「平和堂近江八幡店」が2016年10月16日で閉店する。

平和堂近江八幡店。
近江八幡駅前の顔、44年の歴史に幕
平和堂近江八幡店は1972年7月に開店。5階建てで売場面積は9,947㎡。建物は平和堂が所有しており、長年に亘って近江八幡駅西口の顔として営業をおこなってきた。開店当時はボウリング場も入居していたという。
しかし、2000年には線路を挟んだ駅東口にマイカル近江八幡(現・イオン近江八幡ショッピングセンター、売場面積49,508㎡)が出店したことで競争が激化。
さらに、近江八幡市役所前にあり競合関係にあった「ダイエー近江八幡店・サルビアタウンショッピングセンター」(1987年開店、売場面積14,342㎡)が2007年に閉店すると、平和堂はダイエー跡にも「平和堂アルプラザ近江八幡」として出店。
駅前の店舗は自社競合状態となるとともに老朽化が進んでおり、近いうちの閉店を前提に2015年には売場面積の縮小が行われていた。
かつてはキャンドゥ、ファミリーファッションポピー、赤ちゃんデパート水谷、リビンズ京都、飲食店などが出店していたが、2016年現在は、2階(衣料品売場)、1階(食品売場)と、5階の一部(交通ジオラマ館、休憩所)のみが営業している。

フロアの縮小が行われていた。
永年親しまれた「交通パノラマ館」
平和堂近江八幡店の5階には滋賀県を模したHOゲージの鉄道模型ジオラマ「交通パノラマ館」がある。これは1987年に模型メーカーの「カツミ」が製作したもので、彦根城や琵琶湖はもちろん、平和堂店舗、ミシガン船、びわ湖タワー、扇形車庫やターンテーブルなども設置されている。
近年はネットにより知名度があがり、近江八幡の古い町並みを訪れた観光客が立ち寄るなど人気を呼んでいた。

交通パノラマ館。

琵琶湖、そして平和堂も再現。
近くに平和堂、駅をはさんでイオンも立地-跡地は未定
平和堂近江八幡店の跡地利用や、交通パノラマ館の今後については8月時点正式に発表されていないが、マンションの建設が検討されているという。
近くに平和堂の新店舗があるうえ、近江八幡駅東口にはイオン近江八幡ショッピングセンターが営業しており、競合が激しいため再活用は難しいと考えられる一方で、自社物件であり、駅前一等地ということで小型化して建替え・再出店する可能性もある。
交通パノラマ館は観光客にも親しまれており、一部を他店に移設するなどして保存することはできないであろうか。
外部リンク:平和堂
関連記事:大津パルコ、2017年8月末閉店
関連記事:ユニー・ピアゴ豊郷店、8月21日閉店-跡地未定
クロスモール仙台荒井、2016年9月開業-みやぎ生協、ケーヨーD2、若林区初のスタバなど
2016年9月中の開業を目指して工事が進められていた仙台市若林区荒井西の複合ショッピングセンター「クロスモール仙台荒井」で、施設を構成する店舗が続々とオープンを迎えている。

クロスモール仙台荒井。
若林区最大のショッピングセンターに
「クロスモール仙台荒井」は、オリックス不動産が開発したオープンモール型のショッピングセンター。
郊外大型店の出店規制などにより、区画が「A」「B」「C」に3分割されており、全区画を合わせた総店舗面積は約16,700㎡。混雑を避けるため、各施設は2016年9月中に徐々に開業する。
若林区最大のショッピングセンターとなるクロスモールには、食品スーパー「みやぎ生協」、家電量販店「ケーズデンキ」、ホームセンター「ケーヨーデイツー」など多様な専門店が集積し、仙台のフロンティアである荒井地区の商業を牽引する。
9月1日に開業したケーズデンキ仙台荒井店。
9月1日には若林区初進出となる「ケーズデンキ仙台荒井店」が先陣を切って開業した。
みやぎ生協出店で激化するスーパー間の競争
ケーズデンキの開業後は、9月7日に「ケーヨーデイツー仙台荒井店」が、9月15日には「みやぎ生協荒井店」と「ザ・ダイソー クロスモール仙台荒井店」、「マツモトキヨシ クロスモール仙台荒井店」が相次いで開業した。

みやぎ生協仙台荒井店。
クロスモール周辺は、「スーパービッグ六丁の目店」、「ヨークベニマル仙台六丁の目店」、「みやぎ生協六丁の目店」、「ヤマザワ荒井店」といった食品スーパーがひしめく激戦区となっている。
さらに、ヤマザワは現在の荒井店から南西に400mほどの場所に新店舗を建設中であり、完成すればクロスモールの目と鼻の先までやってくることとなる。
スターバックスコーヒー、若林区初出店
9月21日には、「TSUTAYA仙台荒井店」が、9月30日には回転寿司屋「魚べいクロスモール仙台荒井店」がそれぞれ開業する。
なお、TSUTAYAは仙台荒井店の出店に伴い、沖野店を8月31日で閉店した。
スターバックスコーヒー併設のTSUTAYA仙台荒井店。
TSUTAYA店内には「スターバックスコーヒー仙台荒井店」が10月末に出店する。スタバは若林区初出店であり、若林区民の新たな憩いの場となるであろう。
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