東急プラザ原宿「ハラカド」、2024年春開業-東急プラザ表参道原宿は「オモカド」に

東京都渋谷区の神宮前交差点前に複合商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」が2024年春に開業、併せて現在の「東急プラザ表参道原宿」は「東急プラザ原宿『オモカド』」に改名する。

東急プラザ原宿「ハラカド」。

オリンピアアネックス→東急プラザ新館「ハラカド」

東急プラザ表参道原宿」は2012年4月に開業。この地には以前、原宿・表参道の文化発信拠点として知られた「原宿セントラルアパート」があり、1999年からはGAP旗艦店などが入居する「ティーズ原宿」として暫定活用されていた。
東急プラザ表参道原宿では、ハラカド開業を前に8月1日に5階をリニューアル。月極料金制で区画を1㎡から利用できる「LOCUL(ローカル)」というスペースが誕生している。

東急プラザ原宿「オモカド」。

2024年春に開業する「東急プラザ原宿『ハラカド』」は東急不動産が主導し、東京地下鉄(東京メトロ)などとともに「神宮前六丁目市街地再開発事業」として神宮前交差点で建設していた建物で、この場所には「オリンピアアネックス」や「コロンバン本店」などがあったが、再開発のため2020年3月より解体されていた。
再開発前のオリンピアアネックス・コロンバン周辺。

東急プラザ、クリエイターによる新たな商業施設に

「東急プラザ原宿『ハラカド』」は地上9階・地下3階・塔屋1階、延床面積19,940㎡。建築家の平田晃久氏が外装・屋上デザインを手掛けた。

表参道から見た東急プラザ原宿「ハラカド」。
左上は屋上テラス。

東急プラザ原宿「オモカド/ハラカド」は「人々が出会い、新しい文化を生み出す「かど」をめざす」を標榜し、様々なクリエイターがボーダーレスに新しい文化を生み出し、発信することで、その文化に共感・共鳴する人々が集い、出会い、また次なる文化を共創していくという循環を神宮前交差点でつくり上げていくとしている。

「ハラカド」に入居する千原徹也氏によるロゴ。
(東急不動産ニュースリリースより)

その中核を担う存在として入居テナントで構成・運営されるクリエイティブコミュニティ「ハラカド町内会」を設ける。
アートディレクターで映画監督の千原徹也氏(株式会社れもんらいふ代表)、一つ星レストラン「sio」シェフの鳥羽周作氏、高円寺の老舗銭湯・小杉湯の平松佑介氏、クリエイティブ・ディレクターの大木秀晃氏らが参画し、入居者間の相互の共感を基点としたコミュニティづくりを行う。

ハラカド町内会。(東急不動産ニュースリリースより)

銭湯をはじめ「クリエイター」による個性的な構成

ハラカドの地下1階には高円寺小杉湯による銭湯「小杉湯原宿(仮称)」が入居。
2階には日販による新旧の雑誌を集めたフリースペース「COVER」を開設。雑誌の募集もおこなう。
3階はアートディレクターで映画監督の千原徹也氏が中心となり、クリエイター自身が「新しい」をテーマにした商品を来館者に直接届ける「クリエイターズマーケットフロア」。クリエイティブ・ディレクター大木氏がプロデュースするカフェも入居する。
5階から6階には、話題のシェフである鳥羽周作氏がプロデュースする新時代のファミリーレストラン「FAMiRES」など約20店が出店する飲食フロア/フードコートとなる。
また、屋上テラスも設けられる。

ハラカド・フロア構成。(東急不動産ニュースリリースより)


「ハラカド町内会」の企画をイメージした屋外広告(一例)
(「デザイン」の広告例ならば「中国語向けフォント」を使わないほうが良いと思います)
(東急不動産ニュースリリースより)

明治通りは歩道拡幅で快適に

再開発に合わせて区道623号線を拡幅するとともに、区道630号線を廃道とし、変形五叉路だった神宮前交差点は十字路(四差路)に変更された。これにより、明治通りでは歩道を拡幅することで、歩行者滞留空間の確保・歩行者ネットワークの強化を図るとしている。

開発前の神宮前交差点。良く見ると五叉路となっていた。

東急プラザ原宿「ハラカド」

東京都渋谷区神宮前六丁目1000番

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