プラザ大手筋、2019年8月7日閉店-業務スーパーは7月28日に閉店、コマストアー・西友時代から50年の歴史に幕

京都府京都市伏見区の伏見大手筋商店街近くに位置する商業施設「プラザ大手筋」が、2019年8月7日をもって閉店する。

プラザ大手筋。

伏見大手筋で最も歴史のある大型店、50年の歴史に幕

プラザ大手筋は1968年10月に、関西地盤の総合スーパー「コマストア伏見店」として開業。建物は地上5階地下1階建、店舗面積は4,153㎡。1971年にコマストアが西友傘下となったのち「西友伏見店」となり、1978年に開業した「ニチイ伏見店」(現・イオン伏見店)とともに伏見大手筋商店街の商業核としての役割を果たしていたが、西武セゾングループの経営悪化や六地蔵エリアへの競合店進出、建物の老朽化もあり1998年8月をもって閉店していた。
西友の閉店を機に現在の施設名に改称、ベストグループの「プラザ大手筋食鮮館」、関西地場大手家電量販店「和光デンキ」、100円ショップ「ザ・ダイソー」といった大型専門店3店舗により構成されるショッピングセンターとして営業再開した。

プラザ大手筋開業当初から残るダイソー伏見プラザ大手筋店。

プラザ大手筋として営業再開した当施設であるが、主要テナントの1つであった和光デンキが経営不振(のちに民事再生法適用、廃業)に伴い1年ほどで撤退。プラザ大手筋食鮮館は2000年に経営母体であったベストグループ(現在のユナイテッドベジーズ、ローソンストア100など)の解体に伴い、店舗の運営主体が「シートゥーネットワーク」、青果・精肉部門の運営主体が「オーエムツーネットワーク」に分離。その後、2003年にシートゥーネットワーク運営の大手食品スーパー「つるかめランド」に業態転換したが、同社の英国テスコ傘下入りによる首都圏特化、不採算店閉鎖の方針により2008年をもって閉店していた。
そのため、プラザ大手筋では2009年9月の1階への業態スーパー出店まで高層階(3階4階)のテナントのみ営業する状態が1年以上続くなど、入居テナントの移り変わりが激しい商業施設であった。

業務スーパーは移転検討、建物の跡地活用については未定

プラザ大手筋には2019年現在、京都地盤の老舗酒店「奥田商店」が運営する生鮮食品スーパー「業務スーパー&酒のケント」(2009年9月開店)、低価格衣料品店「オンセンド」、100円ショップ「ダイソー」の3店舗が営業するが、業務スーパーは7月28日に閉店、オンセンドとダイソーは8月7日に閉店することを発表しており、同施設は50年の歴史に幕をおろすとみられる。

業務スーパー&酒のケント大手筋店。(2009年9月開店)

業務スーパーは現店舗近隣への再出店を検討しているが、移転先については公表していない。プラザ大手筋の跡地活用について現時点では明らかにされていないが、解体するものとみられる。

業務スーパー・オンセンド・ダイソーの閉店告知。

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