ALTO静波店、2024年7月31日閉店-京王商事のEDLP型新業態、KOマート転換から5年で

静岡県牧之原市の牧之原市役所近くにある静岡地場大手食品スーパー「京王商事」のEDLP新業態「ALTO静波店」が2024年7月31日をもって閉店する。

高級路線で急拡大した京王商事

京王商事は1978年2月に設立。設立以来長らく、クジラのマークで親しまれた静岡地場中堅の近隣商圏型食品スーパーであったが、2015年6月のワールドフードマーケット新業態1号店「KOマートfine草薙店(雑貨屋ブルドッグ草薙店跡)」開店を機に高級路線に転換。2020年6月には冷凍食品スーパー新業態1号店「KOマート FROZEN草薙店」を開店、2023年4月には飲食新業態1号店「FINE DELI FRENCH Petit Paris」を開店するなど、地場大手として業容拡大を図っている。

ALTO静浜店、業態転換から5年で閉店

ALTO静波店は2019年7月6日に開店。
従来型食品スーパー「KOマート静浜店」(同年6月30日閉店)を業態転換したEDLP志向の新業態1号店であったが、新装わずか5年で閉店することとなった。

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ザ・ガーデン自由が丘横浜店、2024年7月31日閉店-そごう・西武経営統合の象徴「大食品館エブリデイ」1号店の食品核、22年で

神奈川県横浜市の百貨店「そごう横浜店」にあるセブン&アイHD系高級食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘横浜店」が2024年7月31日をもって閉店する。

そごう横浜店。

そごう横浜店大食品館エブリデイの食品核

ザ・ガーデン自由が丘横浜店は2001年12月に開店。
同店は西武百貨店との経営統合(ミレニアムリテイリング/現そごう・西武)の過程で打ち出した「自分発見専門館」構想の一環として、2002年4月に全面開業したそごう横浜店デパ地下フロア「大食品館エブリデイ」の食品核であった。
同店の成功が契機となり、そごう各店に食品館エブリデイとザ・ガーデンが拡大することとなったが、2020年4月に運営会社がセブン&アイHD子会社に移行(そごう・西武は10%出資継続)、2023年9月にそごう・西武が米国系ファンド「フォートレス」完全子会社に移行するなど、両社間の関係が薄れていた。

23年9月には京急系高級食品スーパーも、跡地活用に注目

そごう横浜店大食品館エブリデイ内では、2023年9月に京急グループ系高級食品スーパー(おもにグロサリーと酒のみ・66㎡)「もとまちユニオンそごう横浜店」が開店。また、従来からそごうの売場に対面生鮮専門店(青果・鮮魚・精肉)があり、取扱商品の重複があった。
一方、ザ・ガーデン自由が丘横浜店は、館内唯一の生鮮品とグロサリーをワンストップで購入可能な店舗であり、売場面積も1,000㎡級と大型、西武池袋本店と異なり全館リニューアルにともなう食品フロア集約を理由とした閉店でないため、同店に代わる高級食品スーパーの導入や跡地活用に注目が集まっている。

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業務スーパー道内7店舗、2024年7月24日営業再開-ストライキ解除も混乱続く、すすきの狸小路店・苫小牧店・室蘭店など商品完売次第再び休業も

北海道札幌市の狸小路商店街にある神戸物産系業務用食品ディスカウントストア「業務スーパーすすきの狸小路店」を始めとする業務スーパー道内7店舗が2024年7月24日に営業再開した。

道内7店舗、横浜本社の貿易会社がFC展開していた

業務スーパーすすきの狸小路店は、2013年8月に京濱港運(当時)子会社「ケヒコ」の札幌1号店として開店。
2024年7月現在は神奈川県横浜市に本社を置く系貿易会社「エス・インターナショナル」子会社として道内7店舗「業務スーパーすすきの狸小路店」「業務スーパー苫小牧店」「業務スーパー苫小牧東店」「業務スーパー室蘭店」「業務スーパー岩見沢店」「業務スーパー滝川店」「業務スーパー旭神店」を展開している。

業務スーパーすすきの狸小路店。

スト頻発、無期限休業状態だった

業務スーパー道内店舗をめぐっては、2024年6月29日にケヒコ運営の道内6店舗(すすきの狸小路店・苫小牧店・苫小牧東店・室蘭店・岩見沢店・滝川店)が「社長による会社資産の私的流用」を理由に時限ストライキを決行。
7月18日にはケヒコ運営の道内7店舗が「会社資産の私的流用などの放漫経営」「会社弁護士と結託し会社の破産と労働者の解雇を策動」を理由に無期限休業をともなうストライキを決行していた。

経営混乱の影響続く道内7店舗、再び休業の可能性も

東京東部労働組合はケヒコ運営道内7店舗の営業再開に対して「25日が支払い日である賃金が不払いになる可能性が高まってきたこと」「労働者の賃金原資を確保し生活を守るためのやむを得ない措置」を理由として挙げている。
2024年7月24日現在、ケヒコ社長がフランチャイザー会社(神戸物産)に対し、同社の破産方針を伝えているため、商品入荷は未定、商品完売次第再び無期限休業状態となる可能性が高いとしている。

道内28店舗は通常営業

なお、業務スーパーは2024年7月24日時点で道内35店舗を展開しているが、ケヒコ運営7店舗を除く28店舗は通常営業している。

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