東京都渋谷区の渋谷駅前・桜丘地区に、東急不動産が主導する大型再開発エリア「Shibuya Sakura Stage(シブヤサクラステージ)」の商業ゾーンが、2024年7月25日にグランドオープンする。

Shibuya Sakura Stage(シブヤサクラステージ)。
渋谷駅前「桜丘地区」地形を変える大型開発が完成
「Shibuya Sakura Stage」は東急不動産が中心となり、2018年から「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」として進めてきた再開発。
桜丘口地区は渋谷駅前でありながら国道246号線に隔てられており横断陸橋でアクセスする必要があり、また大部分が戦災に遭っておらず狭い路地と坂が多いことで知られた。
そのため東急グループが中心となり再開発を行うことを決定。工事は1期と2期にかけて行われ、オフィス部分については2023年11月30日に竣工。なお、2期部分については2024年度以降に始動する予定となっている。
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シブヤサクラステージ・ロゴタイプ。
「Shibuya Sakura Stage」(渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業地区)のエリアは約2.6haと広大で3街区に分けられる。
A街区「SHIBUYA サイド」は地上39階・地下4階建て・179mのA1棟「SHIBUYA タワー」、地上17階・地下4階建て・90mのA2棟「セントラルビル」で構成、B街区「SAKURA サイド」は地上30階・地下1階建て・127m(3階建てのB先端棟「SAKURAテラス」併設)、C街区には地上4階のビルが建設される。
なお、C街区には敷地内にあったキリスト教会「中渋谷教会」が移転している。

シブヤサクラステージ・フロア構成。
「Shibuya Sakura Stage」という名称には「これから生まれ変わる桜丘のまちが、桜を愛して皆で楽しむ日本人の心を大事にしたいという想い」と、「さまざまな個性が集う渋谷で、働く人・遊ぶ人・住む人、すべての人が主役となり、自らのものがたりを発見・発信する舞台でありたい」という想いが込められているとしている。
普段使いできる店舗や飲食店で構成-大型書店も
今回開業する商業施設は、おもにSAKURAタワーの下層・4階より下の部分。
商業施設部分にはすでに先行オープンしている12店(松屋など)を含めると全49店が出店。さらに年内には3店舗が開業し、全52店となる。また、これに合わせて7月21日にはJR渋谷駅新南改札がサクラステージ前に移転している。

シブヤサクラステージの街区概要。
サクラステージのテナントは普段使いできるものが多いことを特徴としており、他の徒歩圏にある東急グループの商業施設との差別化が図られる。
地下1階から地下2階にかけては「マクドナルド」「リンガーハット」「韓国酒場コッキオ」などカジュアルな飲食チェーンが出店。
1階には「ココカラファイン」「エニタイムフィットネス」などが出店。このほか1階には再開発前にあった立ち飲みバー「富士屋」、牛めし「松屋/松屋マイカリー食堂」などが先行開業している。

1階には再開発前にあった松屋も。
2階は食のフロア。核としてスーパーマーケット「東急ストア」が出店。店舗面積は874㎡で、渋谷で醸造したワインの販売もおこなう。

東急ストア渋谷サクラステージ店。
そのほか、2階には全国の食を集めることで地方を応援する「チート東京」、「カルディコーヒーファーム」などが出店する。なお「LAWSON+toks」も先行開業している。

2階・チート東京。

2階・カルディコーヒーファーム。
3階は日本が誇るポップカルチャーやコスメなどを世界に発信するフロア。カネボウ化粧品「KATE」初のグローバル旗艦店や「サンリオ」、アニメイトのイベントスペース「アニメイトポップアップスペース」などが出店するほか、イベントスペースも設けられている。なお「スターバックス」も先行開業している。

3階・KATE。
4階は「サクヨン」として、渋谷エリア最大級の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」を核に、シェアラウンジや17店舗が出店する飲食街・ビアホール「FOODMET」、インディーゲームクリエイターの聖地になることをめざす「404 Not Found」などで構成される。
5階は先行開業しており、医療モールと「タリーズコーヒー」で構成される。
渋谷サクラステージ
東京都渋谷区桜丘町1番4号ほか
東急ストアの営業時間:9時~22時(休日は21時まで)
(そのほか店舗による)
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ゆめが丘ソラトス、2024年7月25日開業-土地区画整理事業の核、相鉄ローゼン・TSUTAYA・109シネマズなど129店舗展開
神奈川県横浜市泉区の相鉄いずみ野線ゆめが丘駅前に、相鉄グループの複合商業施設「ゆめが丘ソラトス」が2024年7月25日に開業する。
ゆめが丘ソラトス。
ゆめが丘駅前に相鉄系複合商業施設
ゆめが丘ソラトスは2022年12月1日に着工、建物は地上3階建/地上1階建+屋上駐車場/立体駐車場棟地上7階建の3棟で、街区面積は約43,000㎡、店舗面積は約42,000㎡、延床面積は約96,800㎡。専門店数は129店舗。(開業時点)
同施設は「泉ゆめが丘地区土地区画整理事業」(約24ha)の商業核として、駅前街区地権者「泉ゆめが丘センター地区地権者会」が選定した相鉄グループ系事業主体2社(相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント)が開発を担う。

ゆめが丘ソラトスの施設構造。
相鉄ローゼンを食品核に129店舗展開
ゆめが丘ソラトス1階には相鉄グループ系食品スーパー「そうてつローゼンゆめが丘ソラトス店」を核に、飲食・食物販フロア「FOOD CIRCLE~ Eat locally and seasonally ~」「ゆめが丘マルシェ」「SPRATPS DINING」を展開。

そうてつローゼンゆめが丘ソラトス店。
2階にはファストリ系大型衣料品店「UNIQLO」「GU」や良品計画系ライフスタイルストア「無印良品」、CCC系複合書店「TSUTAYA BOOK STORE」、カンセキ系アウトドアショップ「WILD-1」といった物販店を中心に展開。
3階は東急グループ系複合映画館「109シネマズ」(KIDS CINEMA常設)やワイドレジャー(楽市楽座)首都圏初となるアミューズメントパーク新業態「ASOBLE」、フードコート「FOOD STATION」(全9店舗/約700席)といったサービス系店舗を中心に展開する。
また、屋上は「そうにゃんぱーく そらの広場にゃん」として、約3,000㎡の空間に相鉄グループキャラクターをモチーフとした遊具を配置するなど「子育て世代が交流できる場所」を提供するとしている。

そうにゃんぱーく。
相鉄沿線有数の拠点として発展する可能性も?
ゆめが丘ソラトス周辺は、施設に直結する相鉄いずみ野線ゆめが丘駅に加え、徒歩圏内には横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅、隣駅には藤沢市の有力交通結節点である湘南台駅があるなど、良好な交通アクセスを備えているが、2014年8月の土地区画整理事業施行当初は周辺一帯に農地が広がっていた。
当地は近隣駅前と比べ、依然として開発余力が大きいため、新施設開業を契機に泉区を代表する一大拠点として発展する可能性も高そうだ。
ゆめが丘ソラトス。
ゆめが丘ソラトス
住所:神奈川県横浜市泉区泉ゆめが丘地区土地区画整理事業施行地区センター地区内
営業時間:10時~20時(そうてつローゼンゆめが丘ソラトス店)

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ラ・ムー西牟田店、2024年7月25日開店-旧オレンジチェーン跡地、マミーズ初の既存店建替え業態転換に
福岡県筑後市の大黒天物産系総合スーパー「マミーズ西牟田店」跡地に、同社系食品スーパー「ラ・ムー西牟田店」が2024年7月25日に開店する。
オレンジチェーンの旗艦店だった
マミーズ西牟田店は、1993年に福岡筑後地場大手食品スーパー「オレンジ西牟田中央店」として開店。建物は平屋建で店舗面積は約3,526㎡。
オレンジ西牟田中央店は地域随一の大型店であったが、2002年12月に運営主体のオレンジチェーン本部が民事再生法を申請したため、2003年8月に福岡県魚市場グループの受け皿会社「マミーズ」運営に移行。2018年12月に大黒天物産出資の新会社運営に移行した。
マミーズ西牟田店は末期まで直営食品売場を核に、直営衣料品売場「M Collection」や100円ショップ「ダイソー」、地元専門店が多数入居していたが、建替えを理由に2023年6月をもって閉店していた。
マミーズ初の既存店建替えでディスカウントに
ラ・ムー西牟田店の建物は平屋建で店舗面積は約1,882㎡。
マミーズは既存店の業態転換(舞鶴店・羽山台店)や新店舗開店にあわせ、親会社の主力業態「ラ・ムー」への転換を進めているが、既存店の建替えによる業態転換(ラ・ムー化)は西牟田店が初となる。

マミーズ ラ・ムー西牟田店。
ラ・ムー西牟田店では親会社の現行標準店舗と同様の店舗フォーマットを採用。100円ショップ「Watts With」と一体的な売場づくりを行うなど利便性を高める。
一方、マミーズ運営の他ラ・ムー転換店舗と異なり、自社ポイントカード「マミーズカード」や各種キャッシュレス決済(クレジット・交通系電子マネー・iD・nanaco・楽天Edy)は利用不可能となる。

マミーズ ラ・ムー西牟田店。
ラ・ムー西牟田店
住所:福岡県筑後市大字西牟田4330-1
営業時間:24時間営業
(画像は同社公式より)
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