東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くにある「ヴィータ聖蹟桜ヶ丘」の核店舗であるイオン系(旧ダイエー系)ショッピングセンター「聖跡桜ヶ丘オーパ」が2025年8月31日に閉店し、店舗跡にヤマダデンキを核とする「ヴィータモールせいせき」が2025年10月に開業する。
聖跡桜ヶ丘オーパ、26年の歴史に幕
聖跡桜ヶ丘オーパが入居する「ヴィータ聖蹟桜ヶ丘」は西友聖蹟桜ヶ丘店跡地の再開発によって1999年9月に開業。
2025年時点で「しまむら」「アニメイト」「ブックオフ」「ニトリデコホーム」「コモディイイダ」などが出店するほか、7階・8階は多摩市の公共施設「ヴィータ・コミューネ」となっている。
聖跡桜ヶ丘オーパ。
イオングループは、閉店は契約満了によるものだとしている。
ザイマックスが「ヤマダデンキ」核に刷新
今後、聖跡桜ヶ丘オーパはイオングループからザイマックス(本社:東京都港区)に管理・運営が引き継がれ、「ヴィータモールせいせき」として2025年10月にリニューアルオープンする。なお、一部店舗については9月中も営業をおこなう予定。また「ヴィータ・コミューネ」は入居を続ける。
「ヴィータモールせいせき」の核店舗は2階から4階に出店する「ヤマダデンキ」。また、一部テナントはオーパから引き継ぐとしているが、地階のコモディイイダは撤退し、他社の店舗に変わる予定となっている。
ヴィータモールせいせきフロアプラン。(ニュースリリースより)
再出店(継続出店)するテナントや新規出店テナントの詳細は今後発表されるとみられる。
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