東京都新宿区の新宿駅地下にあるレストラン街「メトロ食堂街」が、2020年9月30日に閉店する。

メトロ食堂街。
54年の歴史に幕ー近く再開発へ
メトロ食堂街は1966年に開業。様々なジャンルの飲食店やマッサージなどサービス系店舗が出店していた。
閉店は再開発に先駆けたものであるとみられる。新宿駅西口では、小田急百貨店・小田急新宿駅などを高さ260メートル級の超高層ビルに建て替える計画が進められている。

小田急新宿駅・小田急百貨店本店。
着工は早くても2022年度になるとされるものの、新型コロナ禍により飲食店業界が苦境に陥るなか、再開発に先駆けた閉館になったものと思われる。

閉店告知を掲げる店舗。
なお、食堂街の店舗のうち、肉の万世、万世麺店、永坂更科布屋太兵衛の3店舗は当面のあいだ営業を続けるとしている。
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イオンモール白山、2021年夏開業-北陸最大級のイオンモールに
石川県白山市横江町の北陸自動車道白山インターチェンジ近くに、「イオンモール白山(仮称)」が2021年夏に開業する。
金沢市から7キロの場所にイオンモール出店
イオンモール白山が出店するのは、金沢市中心部から南西約7kmに位置している白山市横江町土地区画整理事業内。
北陸自動車道白山インターチェンジから南500mの場所に位置しており、金沢外環状道路海側幹線や幹線道路の県道194号も近く、アクセスが良好なことから、北陸3県からの広域集客も期待できる立地となる。

(仮称)イオンモール白山・施設イメージ。
周辺には、土地区画整理事業によって「クスリのアオキ」本社やネッツトヨタ石川 GR Garage 白山インター店、コメリパワー白山店などが出店している。事業内には一般住宅地区の開発計画もあることから、地域の中核施設となることが期待される。
四季折々の季節らしさ感じられるモールへ
イオンモール白山のコンセプトは「地域とともに、地域のために、『かがやきたい』を叶える街を。」
ハード・ソフト両面からこれまでにない「喜び」、「驚き」、「感動」の体験をご提供できるよう、季節や天候に関わらず快適で“年中お出かけ日和”な空間づくりに取り組んでいくとしている。

メインストリート。
メインエントランスの通りは、天候に左右されることのない街歩きの空間となり、メインストリートには木々を配置するほか、両サイドにライフスタイルファッションや雑貨などの専門店が出店し、四季折々の季節らしさ感じられるエリアになるとしている。
ライフスタイル・アミューズメントを充実
イオンモール白山の総賃貸面積は約73,000㎡、専門店は約220店舗。2019年9月に増床リニューアルした北陸最大のイオン「イオンモール高岡」に総面積は及ばないもののテナント数は白山のほうが多く、ほぼ同クラスの規模となる。
1階は「Dramatic Street(ドラマチック ストリート)」をコンセプトに、スイーツやベーカリー、生鮮食品、地元食材などが揃うフードゾーンや非日常を楽しめるレストラン、大型ファッションなどの四季折々のライフスタイルが楽しめるゾーンとなる。
2階は「Daytime Street(デイタイム ストリート)」をコンセプトに、ファミリーカジュアルを中心に、ライフスタイル雑貨、スポーツ、家電まで幅広い品揃えで日常に寄り添いライフスタイルをサポートするゾーンとなる。
3階は「Wonderland(ワンダーランド)」をコンセプトに、最新鋭のアミューズメントやシネマを導入するなど「体感」をキーワードにしたエリアや、子育て世代を応援するサービス・コミュニティ機能、話題の飲食店が集まるフードコートがあるゾーンとなる。
このほか、館内にはシネマコンプレックスが出店する計画。隣接する野々市市にあり2021年中に閉店するイオン御経塚店からイオンシネマが移転してくる可能性が高い。
なお、各フロアともに詳しいテナント構成については2020年8月時点では発表されていない。
イオンは「行政機関や地域事業者とも連携しながら、地域の交流拠点の一翼として、街のにぎわい創出の一助となる施設を目指していく」としている。
イオンモール白山(仮称)
住所:石川県白山市横江町土地区画整理事業施工地区内
営業時間:未定
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高雄鐵路地下化展示館、2020年8月31日閉館-旧高雄駅舎、再び曳家へ
台湾・高雄市三民区にある旧・高雄駅舎を利用した「高雄鐵路地下化展示館」が、駅舎移設のため2020年8月31日に閉館する。

旧・高雄駅舎。
築80年の旧高雄駅舎、2度目の曳家へ
高雄駅は1900年に「打狗駅」として現在の高雄港駅跡の場所に開業。1920年に打狗が高雄と改名されたことに合わせて高雄駅と改称され、1941年に現在地へと移設された。
今回閉鎖される旧駅舎は駅移転にともない1941年に清水建設により建てられたもの。鉄筋コンクリートの建物に瓦屋根を乗せた和洋折衷の「帝冠様式」を採用しており、また、正面から見ると「高」の字を模していることが分かる。高雄港駅周辺は1944年以降の米軍による高雄大空襲の被害を受けたほか、高雄駅は1947年に228事件の舞台の1つとなり駅内にて多くの高雄市民が中華民国軍に殺害されるなど、様々な歴史の舞台となった。
旧駅舎は2002年に鉄道地下化工事のために仮駅舎が完成し、使用中止に。保存を求める声が多くあったことから、2003年に建物がレールに乗せられ、約82メートル曳家された。

高雄駅の工事フェンスに掲げられた曳家のようす。
その後、2013年からは鉄道地下化工事の進捗状況を伝える「高雄鐵路地下化展示館」として活用されていた。

展示館内のようす。
今回の旧駅舎閉鎖は、2018年10月に鉄道の地下化工事が完成したことによるもの。今後、旧駅舎は隣接地の高架道路を解体したのちに再び曳家され、新しいビルに囲まれた元の場所近くに移されることになる。
すべての工事が完成するのは、2023年8月の予定となっている。

完成予想図(高雄市)。
なお、台鉄の高雄駅では、高雄市が「打狗」から改名されて100周年であることを記念して、8月31日から高雄の古蹟や鉄道をテーマとした絵画展が開催されている。
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JR東日本リテ、2020年7月より書店を「ブックコンパス」、薬店を「エキレスク」に-新業態「コレもう食べた?」も展開
JR東日本リテールネット(本社:東京都)は、同社が運営するエキナカ専門店の書店とドラッグストアにおいて、それぞれ「BOOK COMPASS(ブック コンパス)」、「Eki RESQ(エキ レスク)」にブランド刷新することを2020年7月17日に発表した。
JR東日本リテ、エキナカ店舗を刷新
JR東日本リテールネットはこれまでエキナカで書店の「BOOK EXPRESS」などを、ドラッグストア「くすりSTATION」などを展開してきた。
「BOOK COMPASS(ブックコンパス)」は「BOOK EXPRESS」などをブランド刷新したもので、7月15日に1号店「BOOK COMPASSエキュート品川 サウス店」が開店した。
テーマは「スピーディかつコンパクトにわかりやすい本棚を!」で、ネーミングは「各業態が目指す方向と一致すること、お客に愛され、何度も呼ばれるような普遍性を表現すること、店舗で働く従業員が目指すべき姿の象徴となること」をポイントにしたという。今後、東京・大宮・新宿などの各駅で展開する。

ブックコンパス。
「Eki RESQ(エキ レスク)」は「くすりSTAION」などをブランド刷新したもので、7月19日に「Eki RESQ」の1号店「Eki RESQ新宿南口店」が開店した。
ネーミングは、エキナカのレスキュースポットという意味を込めたもので、日常の中で起こる突然の体調不良や忘れ物など、移動中に起こる「困った…」の解決をサポートする店舗として「移動するお客のさまざまなトラブルの解決を手助けする場」として医薬品から化粧品、日用雑貨まで取扱うレスキュースポットを展開するとしている。
今後、東京・品川・上野・大宮などの各駅で展開する。

エキレスク。
コレもう食べた?など新業態も
JR東日本リテールネットでは展開店舗のブランド刷新をすすめており、このほかに2019年7月より土産品セレクトショップ「HANAGATAYA(ハナガタヤ)」を、2020年3月より出店店舗が期間限定で入れ替わる銘菓店「コレもう食べた?」を首都圏を中心に展開。そのうち「コレもう食べた?」は、9月時点では蕨、五反田、巣鴨、nonowa国立、ペリエ津田沼の5店舗体制となっている。期間限定銘菓店としては「京阪SWEETS BOX」などが有名であるが、それらに類似した業態になると思われる。
コレもう食べた?
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