JR東日本リテ、2020年7月より書店を「ブックコンパス」、薬店を「エキレスク」に-新業態「コレもう食べた?」も展開

JR東日本リテールネット(本社:東京都)は、同社が運営するエキナカ専門店の書店とドラッグストアにおいて、それぞれ「BOOK COMPASS(ブック コンパス)」、「Eki RESQ(エキ レスク)」にブランド刷新することを2020年7月17日に発表した。

JR東日本リテ、エキナカ店舗を刷新

JR東日本リテールネットはこれまでエキナカで書店の「BOOK EXPRESS」などを、ドラッグストア「くすりSTATION」などを展開してきた。
BOOK COMPASS(ブックコンパス)」は「BOOK EXPRESS」などをブランド刷新したもので、7月15日に1号店「BOOK COMPASSエキュート品川 サウス店」が開店した。
テーマは「スピーディかつコンパクトにわかりやすい本棚を!」で、ネーミングは「各業態が目指す方向と一致すること、お客に愛され、何度も呼ばれるような普遍性を表現すること、店舗で働く従業員が目指すべき姿の象徴となること」をポイントにしたという。今後、東京・大宮・新宿などの各駅で展開する。

ブックコンパス。

Eki RESQ(エキ レスク)」は「くすりSTAION」などをブランド刷新したもので、7月19日に「Eki RESQ」の1号店「Eki RESQ新宿南口店」が開店した。
ネーミングは、エキナカのレスキュースポットという意味を込めたもので、日常の中で起こる突然の体調不良や忘れ物など、移動中に起こる「困った…」の解決をサポートする店舗として「移動するお客のさまざまなトラブルの解決を手助けする場」として医薬品から化粧品、日用雑貨まで取扱うレスキュースポットを展開するとしている。
今後、東京・品川・上野・大宮などの各駅で展開する。

エキレスク。

コレもう食べた?など新業態も

JR東日本リテールネットでは展開店舗のブランド刷新をすすめており、このほかに2019年7月より土産品セレクトショップ「HANAGATAYA(ハナガタヤ)」を、2020年3月より出店店舗が期間限定で入れ替わる銘菓店「コレもう食べた?」を首都圏を中心に展開。そのうち「コレもう食べた?」は、9月時点では蕨、五反田、巣鴨、nonowa国立、ペリエ津田沼の5店舗体制となっている。期間限定銘菓店としては「京阪SWEETS BOX」などが有名であるが、それらに類似した業態になると思われる。
コレもう食べた?

関連記事:JR飯田橋駅、2020年7月12日移設リニューアル-「エキュートエディション飯田橋」は8月25日開業
関連記事:シークベース アキオカ マニュファクチュア、2019年12月12日第1期開業-秋葉原・御徒町駅間の高架下に

このエントリーをはてなブックマークに追加