梅田オーパ地階、2019年2月28日一時閉店-渋谷系・109系ブランド「完全消滅」

大阪府大阪市北区の「梅田OPA」(梅田オーパ)地下1階が2019年2月28日をもって一時閉店し、4月中旬を目処にリニューアルオープンすることになった。
追記:梅田OPA地下1階には、100円ショップ「ダイソー梅田OPA店」が4月12日に新装開店する。同店は新ロゴ・新CI・新店舗デザイン採用1号店となる予定。新店舗の店舗規模、既存店舗(地下2階)の営業継続は3月現在未定となっている。

梅田OPA。

渋谷系・109系アパレルブランドは完全消滅

梅田OPAは2013年4月19日、ABC-MART梅田ビル(旧・阪急百貨店イングス館)跡の地下1~2階部分に開業。売場面積は約3,200㎡。OPAとしては関西地区15年ぶり、ダイエー完全子会社としては最後の新規出店店舗であった。
開業当初は、ファションモデル松本恵奈プロデュースの「EMODA」、小悪魔ageha専属モデルプロデュースのルームウェアブランド「Rady」、SBYが手掛けるコスメ専門店「WoMANiA」など、渋谷系・109系ブランドの取扱いに定評のあるOPAならではのアパレルブランドを多数導入していたが、梅田エリアの他商業施設より規模が小さく、同じく渋谷系・109系ブランドの取扱いに強みを持つJR西日本グループの「梅田EST」、阪急阪神グループの「HEP FIVE」が隣接するなど競合店が数多く存在したことから運営戦略の見直しを進めていた。

開業当初の梅田OPA、写真の店舗は近隣のESTに移転している。

2015年3月27日には、地下2階を100円ショップ「ダイソー」、ドラッグストア「コクミンドラッグ」、「ファミリーマート」など、生活密着型専門店中心のテナント構成に全面リニューアルしたが、地下1階ファッションフロアの集客性の改善には結び付かなかった。

地下2階は梅田地下街(Whityうめだ)と直結している。

今後は都市型ショッピングセンターに転換か?

OPAはイオンモールの完全子会社となった2016年以降、都市型ショッピングセンター業態の新規出店、既存店の業態転換を推し進めており、梅田OPAも同様の業態になる可能性が高いと考えられる。
また、今回の改装に合わせてイオングループのポイントサービス「WAON POINT」の取扱いを3月31日をもって終了する。

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旧・正札竹村本館、2019年中に更地に-大館市のシンボル的百貨店

秋田県大館市の「正札竹村」本館の解体が本格化しており、2019年1月には「マチのシンボル」として60年間に亘って親しまれた屋上の広告塔屋が撤去された。

正札竹村・本館。

2001年に倒産した大館市のシンボル的百貨店

正札竹村は1853年ごろに竹村呉服店として創業。本館の建物は地上7階地下1階建て+屋上塔屋2階。建設当時は大館市で一番高いビルだった。
長らく「いとく大館ショッピングセンター」「ジャスコ大館店(閉店済み)」とともに大館市を代表する商業施設として営業を続けていたが、2001年に倒産。大館市が2005年に取得した。
建物は本館、新館A・B棟、旧館、立体駐車場の5区画に分かれていたが、旧館は解体され「ハチ公小路」となったほか、新館は耐震補強され産直市場「NOSHO館 フレッシュハチ」などが入居するテナントビルとなった。

本館、廃業から18年で解体にー看板のみ保存

正札竹村の本館は将来的な再生も視野に特定非営利活動法人アートNPOゼロダテにより「正札コミュニティ・アートセンター構想」が掲げられ、アートイベント「ゼロダテ」などで活用されていた。
しかし、本館の建物は1969年築で老朽化が著しかったほか、アスベストも使われているため、大館市議会は2018年夏に本館の解体を決定した。また、隣接する立体駐車場についてもこれに先駆けて2017年に解体されている。
なお、ハチ公小径は2018年秋までに大部分のテナントが撤退もしくは一時休業しており、旧正札竹村本館棟解体事務所が設置されているほか、立体駐車場跡地も解体のための駐車場となっている。

屋上の看板。

解体は2018年秋から内装の解体が行われ、2019年に入ると本格化した。1月中旬には約60年に亘って大館のシンボルとなっていた広告塔屋の看板が撤去された。
大館市によると解体費用は約5億円になるという。また、広告塔屋の看板は大館市立大館郷土博物館での公開を視野に保存されるという。

外部リンク:ゼロダテ
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