GiGO秋葉原1号館、2025年8月31日閉店-旧シントク電気のセガ、跡地にシルクハット秋葉原店

東京都千代田区のJR秋葉原駅電気街口近くにある大型ゲームセンター「GiGO秋葉原1号館(旧・セガ秋葉原1号館)」が、2025年8月31日に閉店。跡地にゲームセンター「シルクハット」が出店する。

GiGO秋葉原1号館(セガ時代)。

電気街口のシントク跡にあったセガ1号館

GiGO秋葉原1号館があった場所にはもともとシントクシントク電気)の「シントク本店」があった。GiGOの前身・セガ秋葉原1号館はシントクの経営不振により「ハイテクランド・セガ・シントク」として1992年11月に開店。シントクは1993年に事実上倒産しており、その後はサトームセンが建物を所有していたこともあった。そののち、近隣にある「セガ秋葉原GiGO」などを含めた系列との店舗名整理により「セガ秋葉原1号館」となった。
2022年1月には全国でアミューズメント事業を展開する「GENDA」(東京都大田区)がセガグループのゲームセンター運営・アーケードゲーム開発企業「GENDA SEGA Entertainment(旧セガ エンタテインメント)」(東京都品川区)を完全子会社化、セガがゲームセンター事業から撤退。それにより、2022年に看板が「GiGO秋葉原1号館」に変更されていた。なお、4号館は2022年9月に閉店するなど店舗整理も行われた。

2022年に閉館した「GiGO秋葉原4号館」

契約満了で33年の歴史に幕-跡地にシルクハットが出店

GiGOを運営するGENDAは閉店を「施設の定期建物賃貸借契約の満了のため」としており、セガ時代から33年間の歴史に幕を下ろすこととなった。GiGO秋葉原は今後2・3・5号館で営業を継続する。
GiGO秋葉原1号館の跡には、マタハリーエンターテイメントのゲームセンター「シルクハット秋葉原店(仮称)」が出店する予定だという。

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