JR原宿駅舎、建替えへ-現駅舎の処遇は未定

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JR東日本がJR原宿駅の駅舎を建替えることが分かった。
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JR原宿駅。

築100年近い洋風木造駅舎

JR原宿駅は1906年に開業。
現在の駅舎は関東大震災直後の1924年に建設されたもので、 洋風の2階建て木造駅舎が特徴となっていた。
1925年には皇室専用ホームも建設されている。
共同通信によると、駅舎の建替えは2020年の東京オリンピックを 控え、今後の利用客増が予想されるためという。
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皇室専用ホーム(宮廷ホーム)。

近年、客増で駅舎入場制限も-現駅舎の処遇未定

2006年以降、原宿駅近くには「表参道ヒルズ」「原宿アルタ」「東急プラザ原宿表参道」がオープン。
また、2015年には原宿駅前アイドルステージが開設、メイドカフェなどの開業が相次ぐなどサブカル化も進み、客層も拡大している。
現在も原宿駅では多客時に入場制限が行われることがあり、小さな木造駅舎の抜本的改革が喫緊の課題となっていた。
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表参道ヒルズ。

東京オリンピックを目指した建て替えであり、近いうちに新たな駅舎が建設されるというが、長年親しまれた現・原宿駅舎の処遇は決まっていない。

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