ドン・キホーテ安曇野インター店、2024年6月26日開店-スワンガーデン安曇野のロン都・ニトリ跡、タイパがいいドンキに

長野県安曇野市の大和ハウス工業系ショッピングモール「スワンガーデン安曇野」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ安曇野インター店」が2024年6月26日に開店する。

ロン都の旗艦店級店舗として開店

ロン都安曇野インター店として1997年10月に開店。
甲信越地場大手ファッションストア「ロン都ファッショングループ」が展開する郊外型ロードサイド店舗のなかでも大規模な部類にあり、同社旗艦店(川中島店・イーストプラザ店)と同等の売場面積を活かし、高価格帯の婦人服を中心にフルラインの衣料品を展開した。
2010年代には同社初となるプチプラ雑貨業態「at Room」を導入するなど客層拡大を図ったが、ロン都の経営悪化にともない2016年8月をもって閉店していた。
ロン都は2019年3月に民事再生法適用を申請、同年5月にマツオインターナショナル運営となり、マツオ主導のもとグループ内外有名高級婦人服ブランドのインショップ導入や店舗整理を進めている。

ロン都の後継「ニトリ」も短命店舗に

ニトリ安曇野インター店は、2018年3月にロン都安曇野インター店跡を居抜くかたちで開店。売場面積は760坪/約2,512㎡。
開店当初は安曇野市内最大の家具インテリア雑貨店であったが、2022年8月に「ニトリあづみ野インターパーク店」(店舗面積約3,973㎡/1,202坪)として事実上増床移転したため、ニトリ安曇野インター店跡は約2年間空きテナントとなっていた。

タイパ重視のドンキに

ドン・キホーテ安曇野インター店の建物は平屋建で売場面積は2,433.1㎡。
同店は「1店舗で衣食住すべて揃うから普段使いしやすい、はしごせずとも家族皆のお買い物が完結する=タイパがいい店」として、ドンキが得意とする驚安価格の食品・日用品・コスメを始め、若い世代向けの流行商品(グミ・駄菓子・マカロンカラーのキャリーケース)、おとな世代向けの睡眠改善商品を展開するなど、全世代のニーズに対応した「タイパがいい店づくり」をめざす。

ドン・キホーテ安曇野インター店。

ドン・キホーテ安曇野インター店

住所:長野県安曇野市豊科南穂高1115
営業時間:9時~25時(翌1時)

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