イオン石巻駅前店、2020年4月23日開店-さくら野百貨店跡の石巻市役所1階に

宮城県石巻市のJR石巻駅前、石巻市役所1階の商業施設「エスタ」跡に、イオン東北(旧・イオンリテール東北カンパニー)のスーパーマーケット「イオン石巻駅前店」が2020年4月23日に開店する。

石巻市役所(旧・さくら野百貨店)。

百貨店跡を活用した市役所庁舎ビルにイオン出店

石巻市役所の建物は1996年3月に「マイカル(現・イオン)」傘下の百貨店「ダックシティ丸光石巻店」が移転・業態転換した「石巻ビブレ」として開業。建物は地上6階建、ビブレ時代の売場面積は14,581㎡。6階は宮城県内初・百貨店初となるシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ石巻」であった。
ビブレは2001年の親会社経営破綻後、2002年に店名を「さくら野百貨店石巻店」に変更し営業していたが、2007年3月に開業した「イオンモール石巻」の影響を大きく受けるかたちで2008年4月をもって閉店。石巻市に市役所庁舎の移転先として店舗建物を無償譲渡した。

市内最大の大型店「イオンモール石巻」。

その後、建物は2008年6月に1階が地場スーパー「ステップ」を核店舗とする商業施設「エスタ」となり、2階から6階は「石巻市役所」として順次再活用が開始された。なお、ワーナーマイカルシネマズ跡は市議会の議場となっている。

エスタ。

しかし、2011年3月の東日本大震災により1階が浸水し、エスタは長期休業。そののち再開したものの、震災後の中心市街地人口減などにより経営不振となったために2017年5月に閉店。テナントゾーンも2018年中に全て閉店し、石巻市が後継テナントを募集していた。
石巻市はイオンの出店に合わせて4月にイオンと地域活性化包括連携協定を締結、開店より地域ワオン「いしのまき萬画WAON」を発行する。
なお、2020年3月に発足したイオン東北としては初の新規出店となる。

イオンは食品・日用品売場のみ-半分はテナントゾーン

イオン石巻駅前店の店舗面積は2,369㎡。直営売場は1,295㎡で、食品・日用品を中心に扱うほか、イートインコーナー「ここdeデリ」や「イオン銀行ATM」、イオンの調剤薬局が併設される。
また、売場の半分がテナントゾーンとなり、テナントとして100円ショップ「セリア」をはじめ「蒲鉾本舗 高政」など、地元店を中心に以前エスタに出店していた複数の店舗が再出店する。
なお、駐車場は市役所駐車場(旧・さくら野駐車場)が利用できる。

イオン石巻駅前店・テナント一覧
  • イオン(イオン食品・日用品売場)
  • イオン調剤薬局(イオン)
  • イオン銀行ATM(イオン)
  • セリア(100円ショップ)
  • 蒲鉾本舗 高政(かまぼこ)
  • ペパーミントムーン(婦人服)
  • 小野友(化粧品)
  • ムッシュ太田(美容室)
  • 丹野印舗本店(印鑑)
  • さくら整骨院(整骨院)
  • 案内所(既設のもの)
イオン石巻駅前店

住所:宮城県石巻市穀町14−1
営業時間:8時~20時(イオン食品売場)

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ドン・キホーテ福島店、2020年4月23日開店-コマレオプラザ跡、いちい新業態「ロシナンテ」など出店するショッピングセンターに

福島県福島市鎌田のコマレオプラザ跡の新施設に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ福島店」が2020年4月23日に開店する。

ドン・キホーテ福島店。

一時代を築いたコマレオの旗艦店「コマレオプラザ」

コマレオプラザは1995年に、東北地場大手流通グループ「コマレオ」(山形県米沢市)の旗艦店として開業。建物は地上4階地下1階建、売場面積は4,248㎡。
開業当初は、生鮮ディスカウント「酒のコマレオ」を核に、パチンコ店「サンシャイン福島」やゲームセンター「パーフェクトランド」、温浴施設「あぶくまの湯」、飲食店「ファストフードコマレオ」「中華飯店」、多目的ホール「コマレオプラザ遊誘館」など、自社グループ直営の物販・サービス系店舗により構成された複合施設であった。

コマレオプラザ(コマレオより)。

しかし、運営会社の経営悪化を理由に2010年代初頭より規模を縮小、2015年12月の民事再生法適用申請後はパチンコ店など一部のみ営業を継続していたが、2019年末までに全店舗が閉店していた。

福島市内初となるドンキ、トレンド発信型店舗に

ドン・キホーテ福島店の直営フロアは1~2階、売場面積は2,763㎡、駐車場・駐輪場(駐車台数201台、駐輪台数100台)を併設する。ドンキは福島県内4店舗目、福島市初出店となる。
ドンキ福島店は「トレンド発信型驚安の殿堂」を掲げ、化粧品やカラーコンタクト、香水などを拡充、パズル・ボードゲーム・エアガンなど大人も楽しめるバラエティー・ホビー商品を強化した売場展開を目指すという。

いちい新業態「ロシナンテ」やダイソー、アクトス等出店

コマレオプラザ跡の新施設には、ドンキに加えて、地下1階に福島市地盤の食品スーパー「いちい」の新業態「ICHII’S ロシナンテ MARKET」、3階には100円ショップ「ダイソー」やバローグループの低価格スポーツクラブ「アクトスWill_G(ダイユーエイトFC)」、買取専門店「おたからや」、マネーの虎への出演で一世を風靡した福島発祥のフランスロール店「ロマンドロール」が出店する。なお、4階にはゲームセンター「キラキラAsobox」の出店が決定していたが、2020年3月に運営会社が経営破綻したため、出店を取りやめている。
地下1階のICHII’S ロシナンテ MARKETは、スペイン生まれの作家であるミゲル・デ・セルバンテスが執筆した小説「ドン・キホーテ(Don Quijote)」に登場する主人公の愛馬「ロシナンテ」から名付けた屋号とみられている。核店舗となるドンキの屋号も同小説が元となったものであり、生鮮食品を展開しないドンキとの相乗効果、阿武隈急行福島学院前駅前にある同社の既存店「いちい鎌田店」との差別化が図られるだろう。

いちいの新業態「ロシナンテ」ロゴ。

福島市周辺には従来、ドンキのグループ店舗が存在せず、公共交通・自動車問わず所要時間1時間、50kmほどの距離にある郡山駅東店が最寄りの店舗であったため、コマレオプラザ跡の新施設はかつてのコマレオと同様に市内のみならず広域からの集客が見込まれる。

ドン・キホーテ福島店

住所:福島県福島市鎌田字舟戸前14-1
営業時間:午前9時~翌午前2時

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イオンフードスタイル相模原店、2020年5月28日開店-ダイエー、旧店舗の「13分の1」サイズに

神奈川県相模原市のさがみ夢大通りにあった総合スーパー「ダイエー相模原店」の建て替えが終了し、マンション下層階にダイエー運営の小型食品スーパー「イオンフードスタイル相模原店」として2020年4月29日に再開店する。
追記:5月28日開店に延期された。

ダイエー、マンション下層階に狭小店として再出店

イオンフードスタイル相模原店の前身となるダイエー相模原店は1977年11月に開店。建物は地上5階地下1階建で、店舗面積12,176㎡の大型店であったが、2016年11月30日に閉店していた。

ダイエー相模原店。

ダイエーが再出店するのは、旧店跡地に建設されたトーセイの15階建てマンション「THEパームス相模原パークブライティア」1階部分。店舗面積は968㎡と旧店の約13分の1で、食品のみを扱う。

THEパームス相模原パークブライティアとダイエー。
(マンションの分譲サイトより)

旧店にはテナントとしてはダイソー、マクドナルドなどが出店していたが、狭小店舗のため当店に目立ったテナントは出店しないとみられる。
また、店舗にはマンション住民向けの専用カートが設けられる。
なお、マンション部分については3月15日現在全戸完売しているという(キャンセル待ち)。

イオンフードスタイル相模原店

住所:神奈川県相模原市中央区相模原3-9-1
営業時間:8時~23時

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MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館、2020年4月19日閉店-僅か2年で

北海道札幌市中央区のすすきの・狸小路商店街にあるディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館(旧・ドン・キホーテ狸小路店)」が、2020年4月19日に閉店する。

MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館。

すすきの・狸小路のドンキ北館、僅か2年で閉店

MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館は、札幌市電狸小路電停近くにある「平成観光ビル」地下1階〜地上4階の大手パチンコ店跡に「ドン・キホーテ狸小路店」として2018年1月に開店。24時間営業で、売場面積は1,807㎡だった。建物の西隣には、ドンキ傘下の商業施設「札幌ナナイロ」(核店舗はパチンコ店)が営業している。
狸小路店は観光客が多い立地を生かしてお土産品売場を開設していたほか、多言語対応の免税カウンターを設置、中国の決済インフラ「アリペイ」、「WeChatPay」などのスマホ決済サービスにも対応していた。
その後、2019年2月に、近隣にある「アルシュビル」(PPIH(ドンキ)傘下会社が所有)の大手パチンコ店跡に「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店」が開業したことに合わせ、狸小路店は「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館」にリニューアルした。
リニューアルに伴い、インポートコーナーを拡充。外国人観光客対応型店舗として賑わいを見せていた。

MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年からはすすきの・狸小路を訪れる観光客は大幅に減っており、閉店に至ったものと思われる。
「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店」と、パチンコ店を核とするドンキ系列の商業ビル「札幌ナナイロ」については、今後も営業を継続する。

ドンキ系列の商業ビル・札幌ナナイロ。

北館の店舗跡地の活用方法などは、4月時点で発表されていない。

狸小路にあるドンキ系3館の位置関係。

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