東京都品川区東五反田のJR五反田駅で建設中の「五反田駅東口ビル(仮称)」に、JR東日本グループの「アトレ五反田2」「JR東日本ホテルメッツ五反田」が2020年3月26日に開業する。

アトレ五反田2。
五反田駅に新たな商業施設が開業
五反田駅東口ビル(仮称)の建物は地上10階建、敷地面積は約947㎡、延床面積は約7,236㎡。
低層階(1~3階)には「アトレ五反田2」が開業。テナントとしてファストファッション「ユニクロ」、明治屋産業の中華点心新業態「点心酒場 PAOPAO+」、プロントのカフェ・バル「IL BAR」、クリエイト・ダイニングの「CARROLL」、10分カット「QBハウス」など5店舗が出店する。
高層階(3~10階)にはJR東日本ホテルズの宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ五反田」(客室数166室)が開業。JR東日本ホテルメッツとしては27施設目、日本ホテルが運営を行う。
館内テーマに「Square」を掲げ、街と人がつながりを持てるような五反田の景観と一体感のあるロビー空間を創出、五反田にかつて広がっていた田んぼの風景をデザインに取り入れる。
また、アトレ五反田2のCARROLLで朝食を提供するなど、商業フロアとの連携を図る。

五反田ならではの要素を取り入れた館内デザイン。
アトレヴィ五反田との一体運営、全館「アトレ五反田」に
JR五反田駅では既に駅西側に「アトレヴィ五反田」(2008年3月開業)が営業しているが、新施設開業に合わせて既存館を「アトレ五反田1」に改称、全施設総称を「アトレ五反田」に改称し、一体感のある運営を目指す。

アトレヴィ五反田。
アトレ五反田2
住所:東京都品川区東五反田1丁目26番3号
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ドン・キホーテ潟上店、2020年2月中旬開店
秋田県潟上市のショッピングセンター「メルシティ潟上」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウント「ドン・キホーテ潟上店(仮称)」が2020年2月中旬に開店する。

メルシティ潟上。(飯田川都市開発より)
潟上市内最大のショッピングセンター「メルシティ潟上」
メルシティ潟上は2012年12月に開業。店舗面積は15,577㎡。
潟上市内最大の商業施設として、イオングループの食品ディスカウント「ザ・ビッグ」を核に、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、総合子供服・ベビー服・ベビー用品店「西松屋」、バローグループのホームセンター「ダイユーエイト」、大型家具・インテリア雑貨店「ニトリ」、スポーツ用品店「スポーツアルペン」、家電量販店「ヤマダ電機」、ジュンク堂書店と提携関係にあるトヨタカローラ青森の書店「ブックスモア」など約20店舗が出店する。
アルペンからドンペン
ドン・キホーテ潟上店(仮称)はスポーツ用品店「スポーツアルペン」跡に出店。建物は地上1階建、売場面積は1,786㎡。
ドンキは秋田県内3店舗目、潟上市内初出店となる。
ドン・キホーテ潟上店(仮称)
住所:秋田県潟上市飯田川飯塚字上堤敷69-13
営業時間:未定

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高島屋東別館・ホテルシタディーンなんば大阪、2020年1月20日開業-「高島屋史料館」も復活
大阪府大阪市浪速区日本橋の「高島屋東別館」が約3年間にわたる全面改装を終え、2020年1月20日にリニューアル開業する。

高島屋東別館。
松坂屋の関西旗艦店として開業した「高島屋東別館」
高島屋東別館の現在の建物は1928年に、名古屋地盤の百貨店「松坂屋大阪店」として開業。建物は地上7階地下2階建。松坂屋上野店や野澤屋百貨店(横浜松坂屋)を手掛けた鈴木禎次設計のもと、開業から約9年間、1937年まで3度にわたる増築工事が行われている。
松坂屋大阪店は開業以来、松坂屋の関西における旗艦店として40年近く営業を続けていたが、大阪の中心商業地が堺筋から心斎橋筋に移動、競合店と異なり鉄道駅に直結しておらず集客面で優位性を維持できず、さらなる増床も困難であったため、1966年をもって店舗を京阪天満橋駅ビルに移転、建物を施工した建設大手「竹中工務店」に売却していた。

改装工事前の高島屋東別館。
なお、松坂屋は2004年5月をもって松坂屋大阪店を閉鎖し大阪市内から完全撤退、京阪天満橋駅ビルは2005年5月に京阪グループの商業施設「京阪シティモール」に業態転換している。
高島屋の本社機能担う「東別館」3年間全面改修していた
高島屋は1968年に高島屋グループの本社及び店舗事務所機能を備える「高島屋東別館」を開設。1969年に建物を竹中工務店から取得し、1970年に「株式会社設立50周年事業」の一環として同社の歴史資料・美術品を展示する「高島屋史料館」を開館した。
高島屋東別館には長らく、高島屋グループの事務所や高島屋史料館、友の会サロンに加え、テナントとして結婚式場「チャペルグリーンベルなんば」やカフェ「三番館」が入居していたが、2016年10月以降、耐震工事を伴う改装のため施設を段階的に閉鎖していた。
その後、2019年に躯体及び外壁補修工事を完了、国指定有形文化財の指定を受け「国土の歴史的景観に寄与しているもの」と評価されている。

改装中の高島屋東別館。
改装後の高島屋東別館は地上9階地下3階建、賃貸面積は約18,000㎡(従来比約4倍)、延床面積は約41,000㎡、投資額は145億円(賃貸エリア89億円、自用エリア56億円)。
高島屋東別館リノベーション事業のテーマとして、同社の企業理念である「変わらないのに、あたらしい。」を掲げ、外観は既存素材のテラコッタや意匠を残す一方、内装は階段・エレベーター廻りに見られる大理石やアールデコ調の装飾を活かしつつ全面的に刷新、「新旧が交錯する空間」を目指す。
また、高島屋本社事務所及び一部グループ会社事務所の「高島屋グループ本社ビル」(東京都中央区日本橋)移転により生じた空間に、滞在型ホテル「シタディーン」(約17,000㎡)を誘致、合わせて高島屋史料館(約1,500㎡)や事務所機能(約2,100㎡)を刷新する。

高島屋史料館ロビー。

高島屋の本社機能は東京・日本橋に移転した。
高島屋史料館は、改装を機に高島屋東別館北側3階に移転。施設面積は約1,500㎡(展示室ほか約600 ㎡、収蔵庫約900㎡)。
史料館は開館50周年を迎えることから、コンセプトに「当社が未来に向けて成長し続けるための戦略拠点としての企業史料館」を掲げ、従来からの企画展示室に加え、ロビー(約90㎡)には所蔵品約700点を鑑賞可能な大型タッチパネル「高島屋コレクションボード」を設置、展示室(約500㎡)にはデジタルコンテンツを閲覧可能なアーカイブ展示室を併設するなど、全面リニューアルを実施する。

高島屋史料館展示室。
シタディーンでは高島屋大阪店や史料館との連携も
滞在型ホテル「シタディーン大阪なんば」は、高島屋東別館南側1階~7階に開設、客室数は313室。運営はシンガポールの不動産大手「キャピタランド」の完全子会社「アスコットジャパン」(2002年設立)によるもので、シタディーンの出店は東京新宿(2館)、京都に続いて日本4館目となる。(詳細は過去記事を参照)
シタディーン大阪なんばは、コンセプトに「The Department Hotel」を掲げ、「昭和初期の百貨店建築の面影を残すアールデコ調の華麗な装飾を活かしつつ、木のぬくもりを感じるモダンなお部屋がくつろぎの時間を提供する」としている。

シタディーン大阪なんば客室。
館内にはレストラン&カフェやジム、ミーティングルーム、キッズルーム、レジデンスラウンジを併設、高島屋大阪店や高島屋史料館と連携した宿泊者専用サービスや来店促進プロモーションも提供する。

シタディーン・ジム。
高島屋東別館・シタディーン大阪なんばは、訪日外国人観光客のインバウンド需要で賑わう「黒門市場」や電気・サブカル街「日本橋でんでんタウン」に隣接しており、高島屋の関西旗艦店である「高島屋大阪店」や心斎橋筋商店街も徒歩圏内にあることから、周辺施設との相乗効果も期待される。
追記:1階には2020年中に「コミュニティフードホール大阪日本橋」が開業する予定となっている。
高島屋東別館
住所:大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目5-25
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