新駅名は「高輪ゲートウェイ」ー山手線新駅、2020年春開業

 JR東日本は、山手線・京浜東北線の田町~品川間(東京都港区)に開設する品川新駅(仮称)の名称を「高輪ゲートウェイ」に決定したことを2018年12月4日に発表した。

建設中の高輪ゲートウェイ駅。

田町ー品川間、2020年春に開業

新駅は田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近に建設されており、2020年春に暫定開業予定。2024年の街開きに全面開業することになる。開業後は山手線、京浜東北線が停車する。
山手線の新駅開業は1971年に開業した西日暮里駅以来となる。

総投票数6万4000票、「高輪ゲートウェイ」は36票

今回の新駅開設に際し、駅名公募が6月5日から約1ヶ月間実施され、全国から64,052件、13,228種類の応募が寄せられた。なお、駅名公募の1位は「高輪」で、以下「芝浦」「芝浜」だったという。高輪ゲートウェイは130位(36票)だった。

高輪ゲートウェイ駅の完成イメージ。

新駅の建築デザインは建築家の隈研吾氏で、折り紙をモチーフにした大屋根を設ける。また、照明デザインは、照明デザイナー「面出薫氏」が手掛け、コンセプトに「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」を掲げ、照明により柔らかな光に包まれたコンコースをつくるという。
新駅周辺では、国家戦略特別区域の特定事業として、国際ビジネス交流拠点の整備を目的とした品川開発プロジェクト「グローバルゲートウェイ品川」が進められており、新たな「玄関口」としての役割が期待される。

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