1998年に再建されたサヨンの鐘・サヨン紀念公園。
鳥居を模した入口。
昭和13年、警察官で教師だった田北巡査の荷物運びを手伝っていたタイヤル族の17歳少女・サヨンが川に転落し命を落とした。
鐘はサヨンの冥福を祈るべく設けられたもの。戦後は撤去されていた。
遭難現場附近にある「愛國乙女サヨン遭難之碑」。
国民党により碑文が一部消されて投棄されたが、のちに地元民に引き上げられて再建されたという。
碑文は正面からも読みづらい。
所在地 | 宜蘭縣南澳鄉武塔村 |
旧地名 | 台北州蘇澳郡蕃地リヘヨン社(鐘ヶ丘) |
最寄駅 | 武塔站から徒歩10分 |
鎮座年 | 昭和14年ごろ(1939年ごろ) |
旧社格 | |
主祭神 | サヨン |
現跡地 | 莎韻之鐘(莎韻紀念公園) |
現存物 | 愛國乙女サヨン遭難の碑 |
復元物 | 鐘など |
移設物 | |
其の他 | 恩師を見送る途中に川に流されたサヨンを記念した鐘と碑。鐘は復元したもの。 |