東京都渋谷区のパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系商業施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」にある同社系ディスカウント新業態「ドン・キホーテ ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店」が2024年4月7日24時をもって閉店する。
道玄坂通 dogenzaka-dori。
ドンキ系再開発ビルの核となる驚きの新業態だった
ドン・キホーテ ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店は、2017年5月に閉店した旧ドンキ渋谷店跡地を再開発し、2023年8月に開業した複合商業施設「道玄坂通」の核店舗として開店。営業フロアは1階で店舗面積は671㎡。
ドン・キホーテ ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店。
ドミセは志として「『驚きのニュース』がない商品は、発売しない。」を掲げたドンキのPB商品「情熱価格」を中心とした新業態として、コンセプトに「おドろき専門店」を掲げ、店内には担当者の反省文・言い訳を掲示する「ドすべり」を始め、「ドップ10」「ドこたえ」「ド試し」などユニークなコーナーを展開。
ほかにも、ドミセでしか買えない限定焼き芋お菓子や焼き芋専門コーナーを設けるなど、同社が“進化型旗艦店”と位置づける店舗至近距離の「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」との差別化をめざしていた。
多言語によるアナウンスも。
MEGAドンキとの自社競合で1年未満での幕引きに
ドン・キホーテはドミセ渋谷道玄坂通ドードー店の閉店理由として「渋谷本店でもPB商品は販売しており、かつ、多くのメーカー品も取り揃えているため、流行やカルチャーの発信地として国内外から注目を集める「渋谷」という街でお買い物をされるお客様の足が渋谷本店で留まる状況」「結果的に想定していた集客を達成できない状況」であったとコメントしている。
なお、ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店に次ぎ2023年9月に開店した「ドミセアリオ八尾店」は引続き営業を継続するという。
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業務スーパーインターパーク店、2024年4月7日閉店-カトレアガーデン宇都宮南の食品核、他専門店も大半が5月までに撤退
栃木県宇都宮市の宇都宮上三川インターチェンジ近くで地場大手ホームセンター「カンセキ」(本社:宇都宮市)が展開する神戸物産系食品ディスカウントストア「業務スーパーインターパーク店」が2024年4月7日をもって閉店する。
地場大手ホームセンターのカンセキが運営していた
カンセキは1975年2月に「服部」として設立、同年4月にホームセンター1号店「カンセキ宇都宮西店」を開店し、1976年12月に現社名に変更した。
同社は1984年4月にアウトドアライフ専門店1号店「WILD-1宇都宮駅東店」を開店し同業態の全国展開を開始。2024年3月現在は両業態をそれぞれ25店舗ずつ展開、神戸物産との提携による業務スーパーを19店舗展開している。
カトレアガーデンの食品核として22年4月に開店したが
業務スーパーインターパーク店は2022年4月1日に開店。売場面積は約498㎡、延床面積は約671㎡。カンセキ運営店舗としては栃木県内17店舗目、宇都宮市5店舗目だった。
同店舗は2020年4月に閉店したカジュアル衣料店「マックハウス宇都宮インターパーク店」跡への出店であり、大和ハウス系商業施設「アクロスプラザカトレアガーデン宇都宮南」の食品核としての役割を担っていた。

業務スーパーインターパーク店。(同社公式より)
専門店撤退相次いでいたカトレアガーデン
アクロスプラザカトレアガーデン宇都宮南は、隣接する福田屋百貨店の旗艦店「FKDインターパーク」「IPSビレッジ」「IPSスタジアム」とともに高い集客力を誇る専門店を有していたが、2024年3月31日には「ブックオフ・ホビーオフ宇都宮インターパーク店」が閉店。4月14日には100円ショップ「ダイソー」が閉店、4月21日にはリユースショップ「ハードオフ・オフハウス宇都宮インターパーク店」、5月7日には大型玩具・子供用品店「トイザらス・ベビーザらス宇都宮店」、5月10日には衣料スーパー「サンキ宇都宮店」が閉店を予定するなど、専門店の撤退が顕著となっていた。
一部専門店では閉店の理由として「契約期間満了」を挙げており、商業施設全体のリニューアルもしくは閉鎖の可能性も考えられる。
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バロー大和ストアー、2024年4月6日開店-大和リバーサイドタウンRioの食品核を承継、ブランド・実績活かし全面刷新
岐阜県郡上市大和町の長良川鉄道徳永駅近くにある地場系商業施設「大和リバーサイドタウンPio」に、バローの大型食品スーパー「スーパーマーケットバロー大和ストアー」が2024年4月6日に開店する。
地域密着路線掲げる旧郡上郡大和町最大の商業施設
大和リバーサイドタウンPioは2000年11月に開業。建物は平屋建(一部地上2階建)で敷地面積は約7,333㎡、延床面積は約3,331㎡。地元出資による「郡上商業開発」が運営を担う。
同施設は「郡上地域最大級のショッピングセンター」を掲げ、旧大和町に本店を置いていた地場食品スーパー「大和ストアーPio店」を核に地元個人経営店が多数入居している。2020年3月の全面リニューアル時には施設運営会社による直営飲食店「yamato cafe」の開店と「ベーカリーひろーず」の事業承継を行うなど、競合との差別化に向けた独自の試みを打ち出している。
大和ストアーとバローの強み活かした新店舗に
スーパーマーケットバロー大和ストアーの店舗面積は1,319㎡。
バロー大和ストアーは2024年3月26日をもって閉店した「旧大和ストアーPio店」をバローが引継ぎ「新大和ストアー」として新装開店するもの。
バローは「今までお客様に支持を頂いておりました「当店自慢の鮮魚」「飛騨高山からの産地直送野菜・果物」「地域の皆様に愛されてきた地元商品」を大切に引継ぐ」としており、旧店舗のブランド・実績とバローの調達・製造・加工機能という両社の強みを活かした店舗として生まれ変わることとなった。

スーパーマーケットバロー大和ストアー。
大和リバーサイドタウンRio隣接地には以前よりバローグループの「ホームセンターバロー大和店」が営業しており、両業態間の連携による集客力の向上も期待される。
スーパーマーケットバロー大和ストアー
住所:岐阜県郡上市大和町德永268
営業時間:午前9時30分~午後7時
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