キッチンストアー、2022年9月24日全店閉店-栃木・足利地場中堅スーパー、近日中破産手続開始へ

栃木県足利市のJR両毛線足利駅近くに本社・本店を置く地場中堅食品スーパー「キッチンストアー」が、2022年9月24日をもって全店閉店した。

リニューアル相次ぎ打ち出した両毛の中堅スーパー

キッチンストアーは、1961年に青果商「八百金」として創業。両毛地方(栃木・群馬県内)に5店舗を展開していた。(2022年9月時点)
同社は2017年9月に西本町店(群馬県太田市)を閉店するなど店舗整理を進めつつ、2019年12月には日本政策金融公庫と東和銀行による協調融資を受け新山店(栃木県足利市)の全面改装を実施、2020年3月には本店(栃木県足利市)の全面改装を実施するなど、店舗への投資により集客力強化を図っていた。
その一方、キッチンストアーの代理人を務める弁護士法人中央法律事務所(栃木県足利市)によると、同社は「最近の厳しい経済情勢のもと、業績の低迷著しい中業務を行ってきましたが、事業を継続することが困難となった」としており、2022年9月24日をもって全店閉店していた。
中央法律事務所は同社について「近日中に、準備が整い次第、宇都宮地方裁判所足利支部に破産申立てを行なう予定」としており、同社商品券を持つ買物客は「キッチンストアーに対する債務者」になるとしている。(ポイントカードは対象外)
栃木・群馬両県にまたがる地場中堅スーパーは60年を超える歴史に幕をおろすこととなった。

9月24日をもって閉店したキッチンストアーの店舗
  • キッチンストアー本店(栃木県足利市伊勢町2-9-30)
  • キッチンストアー新山店(栃木県足利市新山町2261)
  • キッチンストアー宮北店(栃木県足利市宮北町10-1)
  • キッチンストアー五十部店(栃木県足利市五十部町650-1-4)
  • キッチンストアー太田飯塚店(群馬県太田市飯塚町1545-2)
9月24日までに閉店したキッチンストアーの店舗
  • キッチンストアー堀込店(栃木県足利市堀込町2810-6)
  • キッチンストアー東別所店(群馬県太田市東別所町106)
  • キッチンストアー太田西本町店(群馬県太田市西本町44-5)

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スーパーアークス平岸店、2022年9月23日新装開店-ラルズ旧本社お膝元、主力業態に刷新

北海道札幌市豊平区の札幌市営地下鉄南北線平岸駅近くにある「平岸イーストセンタービル(平岸ショッピングセンター)」に、アークスグループの大型食品スーパー「スーパーアークス平岸店」が2022年9月23日に新装開店した。

本社お膝元の大型店として開店したラルズストア

スーパーアークス平岸店の前身となる「ラルズストア平岸店」は1993年10月に開店。同店が入居する「平岸イーストセンタービル」の建物は地上11階建で店舗面積は3,155㎡。
運営会社のラルズは、1989年3月の「大丸スーパー(フレッティ大丸)」「丸友産業(金市舘)」経営統合により発足、経営統合にあわせてグループ各社(地域子会社除く)の本社機能を平岸に移転(2008年9月札幌市中央区に再移転)しており、同店は本社のお膝元に相応しい大型店として開店したものであった。

ラルズストア平岸店。

ラルズストア平岸店は、開店後も同社初となる深夜営業実施店舗に指定、2022年9月現在もグループの会社紹介・業態紹介写真に用いられる看板店舗であったが、旧来の郊外型スーパースーパーマーケット業態「ラルズストア」(標準売場面積400坪~600坪)から、郊外型ディスカウントストア(ビッグハウス)を母体とする主力業態「スーパーアークス」(標準売場面積1,000坪~1,400坪)への転換のため2022年9月4日をもって閉店となった。

小規模ながらグループの主力業態に刷新

スーパーアークス平岸店の売場面積は1,695㎡。
同業態の店舗としては比較的小型な部類となるが、青果部門では発芽野菜コーナーの新設や少量パックを拡充、水産部門では骨抜き商品・簡便調理商を拡充、食肉部門では「和豚もち豚」「北海道産桜姫鶏」など味・産地にこだわった商品を拡充、デリカ部門では専用機器による鉄板調理商品(ラルズ流広島風お好み焼き、玉子焼きなど)や洋風惣菜を拡充。インストアベーカリー「グランシャリオ」を新設するなど、「お買い求めいただきやすい価格で「美味しい」・「新鮮」・「安心」な商品を従来よりも豊富に取り揃え、引き続き地域のお客様からご支持いただける店舗を目指してまいります。」としている。

スーパーアークス平岸店。

スーパーアークス平岸店

住所:北海道札幌市豊平区平岸5条8丁目1-1
営業時間(平日):10時~24時
営業時間(土日):9時~24時

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東急ハンズ、「ハンズ」に2022年10月1日社名変更-ベイシア・カインズ傘下で「脱東急」、屋号・ロゴも変更へ

ベイシアグループ傘下の大手生活雑貨店「東急ハンズ」(本社:新宿区)は、社名を「ハンズ」に2022年10月1日付で変更する。

東急不動産系の都市型雑貨店・ホームセンターとして創業

東急ハンズは1976年8月に設立。同年11月に1号店を神奈川県藤沢市に開店。
同社は東急不動産が渋谷の社有地活用策の一環として創業した経緯もあり、長年東急不動産傘下として都市型インテリア雑貨・ホームセンターを展開していたが、新型コロナウイルス感染拡大により客足が減少。
2020年12月からは旗艦店(池袋・三宮)を含む店舗の相次ぐ閉鎖を打ち出すなど、経営基盤の再構築に取組んだが、2021年3月期の売上高は前の期に比べて35%減少の631億円、71億円の最終赤字であった。
東急ハンズ三宮店(閉店済)。

そのため、東急不動産HDは東急ハンズの売却を決定し入札を実施。2022年3月31日付でベイシア系ホームセンター「カインズ」の完全子会社となった
カインズ福岡新宮店。

東急ハンズは2022年9月現在も“東急”を冠する主力業態「東急ハンズ」63店舗を始め、小型専門店業態「ハンズビー」20店舗、協業FC業態「プラグスマーケット」5店舗を日本・台湾・シンガポールに88店舗展開するほか、催事業態「東急ハンズトラックマーケット」の展開、東急ハンズ楽天市場店といったECサイトの展開もおこなう。

店舗の屋号も「東急ハンズ」から変更へ

東急ハンズは2022年9月26日の商号変更(社名変更)発表にあわせて、改めて「東急等を含む商標その他の標章につきましては、一定の移行期間の経過後に、その使用を全て終了する」という方針を明確化した。
店舗の新屋号・ロゴに関しては「決定次第あらためてお知らせいたします」としており、東急ハンズの店頭から東急の文字が消える日も近いとみられる。
また、同社は「新たな商号のもと、カインズと共にグループの強みを生かし、お客様の「より良い暮らし」「生活文化の創造」の 実現に向けて取り組んでまいります。」とコメントしており、カインズを含むベイシアグループ各社(ベイシア・ワークマンなど)との連携強化も想定される。

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