イトーヨーカドー函館店、2022年7月3日閉店-新たなテナントを誘致へ

北海道函館市の産業道路沿いにあるショッピングセンター「イチイビル」の核店舗「イトーヨーカドー函館店」が、2022年7月3日に閉店する。

イトーヨーカドー函館店。

函館郊外随一の商業集積地にあるヨーカドー

イトーヨーカドー函館店は1980年9月に開業。店舗面積は15,658㎡で、地元企業「一位物産」が所有する。テナントとしてABC-MART、マクドナルドなどが出店する。

店内のようす。

店舗周辺は函館最大の郊外商業集積地であり、隣接地には同時期の1980年8月に開業した「MEGAドン・キホーテ函館店(長崎屋が運営)」やアニメイト、コムサストアなどが出店している。

隣接地にはドン・キホーテ(長崎屋運営)が出店。

函館店の閉店により、道内の札幌都市圏外にあるイトーヨーカドーは帯広店、北見店のみとなる。

新規テナントを誘致へ

イトーヨーカドーが出店するイチイビルは2021年に耐震補強工事をおこなっており、今後も新たな核テナントを入居させて営業を続けるとみられる。
地元メディアの報道でも新規テナントの誘致方針が伝えられているが、12月時点では後継テナントなどの詳細は発表されていない。
(撮影:アイビスさん

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アンスリー、京阪沿線から2023年度中までに全店撤退-多くは京阪ストア「もより市」に転換

関西地方の電鉄系中堅コンビニ「アンスリー」の店舗のうち、半分以上に当たる京阪ザ・ストア系のアンスリー全店(大阪府・京都府)が2023年度中までに閉店し、そのうち19店舗を京阪ストアのミニ食品スーパー「もより市」に転換する。

京阪のアンスリー(八幡市)。

「京阪」「南海」「阪神」のコンビニだったアンスリー

アンスリーは1997年に「京阪」「南海」「阪神」の「AN」が付く3社系列による共同ブランドのコンビニとして発足。
3社のエキナカ・駅構内・駅チカで展開していたが、阪急阪神の経営統合により2009年に阪神グループの店舗が離脱し、阪急系のアズナス(現在はブランド消滅、ローソン)に屋号を変更した。
そのため、2021年現在は京阪・南海沿線の店舗のみとなっていた。

京阪アンスリー、京阪のミニスーパー「もより市」に

京阪沿線のアンスリーは「京阪ザ・ストア」(大阪府大阪市)運営であった。
京阪ザ・ストアによると、これらの店舗を2023年度までに順次同社が展開する食の商店(ミニスーパー)「もより市」に転換する。

「もより市」イメージ。

もより市は2018年12月に枚方市駅に1号店を出店。「即食」を商品テーマとした食料品を多数品揃えしている。
京阪ザ・ストアは「もより市」への転換を新型コロナで食需要が高まったことにより「同社にて展開しているスーパーマーケット事業における厨房機能を活用した“高品質”かつ“独自性”の高い“食”を提供する駅ナカ新業態店舗」にするためだとしており、これまでよりも食品スーパー色が強い店舗になるとみられる。
これにより、アンスリーの店舗は南海沿線のみとなる。

南海アンスリー最新店舗(和歌山市駅改札、2020年開店)。

なお、アンスリーの店舗のうち「もより市」に転換するのは19店舗。残る13店舗は完全閉店し、他社に賃借するなどするとしている。

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ラオックス BEAUTY AIRPORT自由が丘店、2021年12月3日開店-LaOX「アジアコスメ専門」新業態

東京都世田谷区の九品仏川緑道沿い、東急東横線・大井町線自由が丘駅(目黒区)近くに、ラオックスのアジアコスメ専門店「LAOX BEAUTY AIRPORT自由が丘店」が2021年12月3日に開店する。LAOX BEAUTY AIRPORT自由が丘店。

ラオックスの新業態1号店、自由が丘に

店舗は自由が丘南口徒歩1分に立地するビルの1階に入居。売場面積は約112㎡。韓国コスメ83ブランドを中心に、中国コスメ9ブランド・タイコスメ5ブランド・台湾コスメ3ブランドの計100ブランド、1200アイテムを品揃えする。
店舗のコンセプトは「空港」で、「アジアコスメとの新しい出会いがあり、美への旅立ちがある場所」を表現。内装は韓国のデザインハウスに依頼したという。店内の様子。空港をイメージした内装となっている。

客層は若い女性だけではなく、10代から50代以上の幅広い層を想定。「関心はあるけど店頭のつくりや客層、雰囲気が若者向けで入りにくい」という中高年の顧客でも気軽に入れるような店舗づくりを目指した。
実店舗では日本初上陸となる商品として、タイの「4U2(フォーユーツー)」のアイシャドー・チークなど、韓国の「beplain(ビープレイン)」のスキンケア商品、中国の「joocyee(ジューシー)」の夏禅シリーズ・遊染シリーズ、韓国の「keenonics(キノ二クス)」の美容液・ファンデーションなど、韓国の「Matier(マティエ)」のマルチパレットを揃えている。入ってすぐに、左からbeplain、joocyee、4U2の商品を品揃え。

実店舗でコスメ専門店を開いた理由について、ラオックスは「コスメは使ってみないとわからない。いろいろ発色や使い心地を試して使えるのが実店舗の利点」(広報担当者)と語り、店内には座って試せるタッチアップスペースが設けられている。タッチアップスペースはコックピットをイメージしたという。

ラオックスの2つの新業態、成長なるか

ラオックスは2009年より外国人向けの免税店を展開、中国人観光客の「爆買い」などにより業績を伸ばしていたが、コロナ禍で外国人観光客が激減し苦しい経営状態となっている。打開策として吉祥寺にアジアン食品専門店を2021年11月に開店しており、このアジアコスメ専門店は2つ目の新業態となる。アジアコスメ専門店については「2号店の場所はほぼ決まっている」(ラオックス社長)と言い、順調に進めば2022年1月末から2月あたりに開店するとしている。
2つの新業態でラオックスは再び成長することができるか、この店舗はラオックスの将来を占う試金石となるであろう。取材に応じるラオックス飯田健作社長。

LAOX BEAUTY AIRPORT自由が丘店

住所:東京都世田谷区奥沢5丁目26番12号
営業時間:11時~19時30分

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