大阪府豊中市の阪急宝塚線庄内駅近くに、イオングループのショッピングセンター「イオンタウン豊中庄内」が2022年冬に開業する。
阪急バス本社跡地にイオンタウン
イオンタウン豊中庄内予定地には長らく、阪急阪神HD系のバス事業者「阪急バス」が本社兼豊中営業所を置いていたが、大阪府が主導する「都市計画道路三国塚口線街路整備事業」に伴い、2020年12月に豊中営業所(現大阪営業所)を大阪市淀川区十三本町に移転、2021年3月に本社を豊中市岡上の町(阪急宝塚線豊中駅・岡町駅間高架下)に移転していた。
ワンストップ型ショッピングセンターに
イオンタウン豊中庄内の建物は地上2階建で敷地面積は約8,827㎡、総賃貸面積は約5,769㎡、延床面積は約9,661㎡。駐車場台数は188台、駐輪場台数は約300台。同社施設は大阪府内では2021年3月開業の茨木太田に次ぎ9施設目、豊中市内では2006年11月開業の豊中緑丘に次ぎ2施設目となる。
イオンタウン豊中庄内と阪急バス(2022年7月)。
イオンタウン豊中庄内はコンセプトに「食・サービスのワンストップSC(ショッピングセンター)」を掲げ、スーパーやドラッグストアを核に約15店舗を導入するなど、地域住民のデイリーユースに対応した施設となる見込み。
イオンタウン豊中庄内(完成イメージ)。
施設近隣にはエディオングループの大型複合家電量販店「エディオン豊中店」(旧MIDORI豊中/ライフ・パレット・トイザらスなど入居)やイオン系の総合スーパー「ダイエー庄内店」、阪急阪神HD(H2Oリテイリング)系の食品スーパー「デイリーカナートイズミヤ庄内店」、トーホーの業務用食品スーパー「Aプライス庄内店」、スギ薬局のディスカウントストア「豊中庄内ジャパン」といった大型小売店が多数営業しており、差別化が鍵となりそうだ。
追記:核店舗はダイエーイオンフードスタイル。
イオンタウン豊中庄内
住所:大阪府豊中市庄内西町5丁目18-2
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