アピタパワー新潟亀田店、2022年7月1日開店-8月開店の「ドン・キホーテ アピタ新潟亀田店」核に県内初「ユーストア」も

新潟県新潟市江南区の国道49号線亀田バイパス鵜ノ子ICそばに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)傘下のユニーによる大型総合スーパー「APITAパワー新潟亀田店」が2022年7月1日に一期開店した。

改装中だった「ユニー新潟旗艦店」

APITAパワー新潟亀田店の前身となる「アピタ新潟亀田店」は2000年11月に開店。建物は地上3階建で営業フロアは1~2階、売場面積は37,642㎡、直営売場面積は11,603㎡。
アピタ新潟亀田店は開店当初、県内最大の商業施設として、ユニー直営総合スーパーと系列ホームセンター「ユーホーム」を核に100店舗近い専門店が入居していた。
2007年にイオン新潟南ショッピングセンター(現イオンモール新潟南)開業の対抗策として、ユーホームに代わる新たなサブ核「ニトリ」「アカチャンホンポ」導入を目玉とする大規模リニューアルを実施。2021年夏からは直営フロアの改装売り尽くしセールや専門店の再編を段階的に進め、2022年6月28日には直営食品・生活用品フロアを一時閉店していた。

ドンキ流で初の全面刷新、専門量販店化で差別

APITAパワー新潟亀田店は、旧アピタ開店以来初の全面改装として、1階直営フロアには直営食料品専門量販店「ユーストア Produced by APITA」(同社6店舗目、県内初)に加え、住居関連用品売場「CLASHI no Marche(くらしのマルシェ)」を展開。2階直営フロアにはアウトドアウェア店「greenstage」、カバン店「VARIESH」、靴量販店「Walk Away」を展開する。

APITAパワー新潟亀田店。

1階ユーストアの青果売場では“地産地消意識”の高い立地特性を活かした道の駅風「新潟県産コーナー」を展開。鮮魚売場では屋号に「魚優」を掲げ、一般鮮魚や冷凍魚に加えて地場魚惣菜を展開。精肉売場では屋号に「亀田ミートセンター」を掲げ、従来比2倍の売場で味付肉・冷凍肉・肉惣菜やPB商品「悠健豚」のハム・ソーセージを新たに展開。そのほか、ご当地餃子や輸入食材(韓国食材など)、銘店「新潟加島屋」を導入することで、ニューファミリー層の獲得を図る。
また、くらしのマルシェでは「コスメと5つの専門量販店を展開する1階住居関連用品売場」として、全国初となる雑貨専門店「365キッチン」やバラエティコスメショップ「AtoZ」、小型家電店「雑貨倉庫」、寝具店「快眠倶楽部」、総合文具店「亀田文具店」、玩具店「クラデントイズ」を導入する。
(上記店名は殆どがユニーの直営)

8月上旬にはドンキが出店、全館開業へ

APITAパワー新潟亀田店では今後も改装をすすめ、7月15日に産直生鮮グロサリー店「わくわく広場」が開店予定、8月上旬にはUDリテール運営のディスカウントストア「(仮称)ドン・キホーテ アピタ新潟亀田店」が開店する予定となっている。

APITAパワー新潟亀田店

住所:新潟県新潟市江南区鵜ノ子4丁目466番地
営業時間:午前9時~午後9時

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